貧乳の私でも母乳は出るの?おっぱいの大きさと母乳の関係

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おっぱいが小さい、貧乳だけど、赤ちゃんのための母乳はちゃんと出るのかなと心配なママは多いでしょう。

なんとなく大きいおっぱいの方が、母乳の出も良さそうな気がしますが、実際のところはどうなのでしょうか。

おっぱいの構造

そもそもおっぱいの中身はどんな構造、しくみになっているのでしょうか。

乳房の中身は、脂肪と乳腺からできています。乳腺とは、母乳を分泌する腺で、汗を分泌する汗腺から進化したものです。

母乳が出てくる乳首と乳腺をつなぐ管を乳管といいます。乳腺は、乳房それぞれに塊となって、15から20個ほどあり、乳管とつながり、ぶどうのように放射線状に乳房に広がっています。

おっぱいの大きさは何で決まる?

人それぞれ、胸の大きさは違いますが、どうしてなのでしょうか?

乳房は、脂肪と乳腺からできていますが、その割合は、約9対1です。胸が大きい人も小さい人も、産まれつき乳腺の数自体は変わりません。乳房の大きさは、乳腺の発達具合と脂肪の量で決まるのです。

思春期になると卵巣から女性ホルモンが分泌され、乳腺を発達させ、胸やお尻に脂肪を蓄積させ、女性らしい体つきを作ります。

この女性ホルモンの分泌量と脂肪の付き方は、人によってさまざまで、ホルモンの分泌量が多く、脂肪が付きやすい体質の人ほど胸が大きく成長します。

貧乳の原因

貧乳になってしまう原因として考えられるのは次の3つです。

もともと痩せ方の体質

遺伝や体質的に、小食であったり、痩せ型の人は、胸にも脂肪がつきにくく、大きくなりにくい傾向にあります。

胸を大きくしたい、もっと太りたいからといって、無理して食べることは、内蔵や心理的にもストレスになってしまうので、しないようにしましょう。

成長期の女性ホルモン不足

女性ホルモンは、8歳から11歳ごろから分泌が始まり、18歳でピークを迎えます。
この時期に女性ホルモンの分泌が少ないと、貧乳の原因となってしまうのです。

女性ホルモンの分泌が少なくなる一番の原因は、過度なストレスです。東邦大学医療センターによると、ストレスを感じると脳からストレスホルモンが出され、それが女性ホルモンの分泌を抑制します。

それによって、乳房の成長が阻害され、貧乳となってしまうのです。ストレスの原因となりやすいのは、不規則な生活、思春期の個人的な悩み事、神経質な性格、過度なダイエットなどがあげられます。

10代の成長期の時期は、できるだけ規則正しい生活をして、バランスのとれた食事をきちんととり、ストレスを溜めすぎない生活を心がけましょう。

隠れた疾患

思春期を過ぎても全く乳房が大きくならない、形が異常であるといった場合は、隠れた疾患が原因の場合があります。もし心配な場合は、医療機関に相談してください。

小乳房症、乳房発育不全
思春期を過ぎても、乳房の成長が見られず、大きくならない状態を言います。片側だけ成長がみられないという場合もこの疾患に含まれます。

原因ははっきりと分かっていませんが、卵巣や内分泌系の疾患の可能性が考えられています。

漏斗胸
この病気は、胸の肋骨の形が凹んでしまい、胸の真ん中が窪んだような状態になってしまう疾患です。原因はまだ、はっきりと分かりませんが、手術によって胸の形をきれいに形成することができます。

ターナー症候群
遺伝子異常による疾患で、成長しても思春期の第二次性徴が起こらず、身長や、生殖器、胸などの成長がみられない疾患。治療法として、成長ホルモンの補充によって、成長を促すことができます。

貧乳でも母乳は出る?

女性ホルモンは、思春期から分泌が始まりますが、妊娠時期に最も分泌量が増え、乳腺の発達を促します。

なので妊娠前に貧乳であったとしても、妊娠中に乳腺が発達するので、母乳は出るようになるのです。

乳房の成長の仕方とそれに伴う脂肪のつき方には個人差があり、この時期にとても大きくなる人、大きさが目立たない人などさまざまです。

ほとんどの女性の場合、22週ころから乳房が大きくなる人が多いようです。大きくなるときは、乳首の色が黒く変化したり、ちくちくとした痛みが伴うことがあります。

母乳をたくさん出すためには、おっぱいの大きさよりも、おっぱいマッサージをして、母乳の出口をしっかり貫通させ、頻回授乳で何回も赤ちゃんに乳首を吸わすことが大切になってきます。

そして、美味しい母乳のために、バランスのとれた食事をしっかりとり、ストレスをできるだけ溜めないことも重要です。

母乳の出方に大きさは関係ない

このように、おっぱいの大きさで母乳の出かたは変わりませんし、貧乳だからといって母乳が出ないこともありません。

反対に、おっぱいが大きい人が出ないこともあるし、小さい人がたくさん母乳が出ることもあるのです。

もし、母乳が出ない、出にくいということがあっても、粉ミルクで赤ちゃんは十分元気に育ちます。

ママの笑顔とスキンシップが、赤ちゃんにとって一番の栄養になりますから、そんなときは無理をせず、ミルクに頼ってくださいね。

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