新生児なのに寝てばかり。我が子はどうして泣かないの?

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赤ちゃんは泣くのが仕事とよく言われます。出産前にいろいろと話を聞いたり、本を読んだりしてきたママは、出産後の睡眠不足を覚悟していたことでしょう。ところが、新生児の中には、寝てばかりの子もいます。

赤ちゃんのお世話でなかなか眠れないママからしたら羨ましい限りですが、あまり寝てばかりでも、それはそれで不安になってしまいますよね。もしかしたら、自閉症なのでは?と心配するママも多いようです。

そこで今回は、寝てばかりの新生児の睡眠時間や対処が必要かどうか、また、みんなが気にする自閉症との関係について情報を集めてみました。

そもそもどのくらい寝ると寝てばかりというの?

出産を終えたばかりのママにとって、赤ちゃんが寝ているときがママも休めるときになりますよね。できることなら長く寝て欲しい・・・でも、寝過ぎも心配・・・と心の中で小さな葛藤があるママも多いかもしれません。

では、そもそも新生児はどのくらい寝るのでしょうか?一般的に“寝てばかり”と感じるのはどのくらいなのでしょう?

新生児の平均睡眠時間は?

生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜の区別はなく、短い睡眠サイクルを繰り返します。泣いて起きたと思っても、おっぱいを飲むとまた寝てしまうということがほとんどです。合計すると平均で一日16~18時間も寝ているそうです。

ただし、こちらは個人差も大きく、15時間しか寝ない赤ちゃんもいれば、20時間寝る赤ちゃんもいます。どちらにせよ、新生児は一日の大半を寝て過ごしています。

一回の睡眠の長さは?

トータルで寝ている長さは同じでもその間隔によっては、“寝ない”または“寝過ぎ”と感じることがありますよね。新生児はお腹が空いて起きることも多く、大体2~3時間毎に目を覚まします。

病院でも3時間毎の授乳を指導されるので、この時間を大幅に過ぎると“寝過ぎ”と感じ、不安になるママも多いようですが、こちらも個人差が大きく、一概に何時間以上続けて眠ると寝過ぎ、というものはありません。

実際、4~5時間続けて寝る新生児も多くいますし、更にそれ以上寝続ける赤ちゃんもいます。ただ、おっぱいも十分に飲めて体重増加もあり、健康な赤ちゃんであれば問題ないのですが、低出生体重児や早産児など、体力がなくて寝続けてしまう場合もあるので、赤ちゃんの様子を注意深く見る必要があります。

こんな時は対処が必要!?

それでは、赤ちゃんの様子を見ていてどんな時に対処が必要なのでしょうか?もし、あなたの赤ちゃんが“寝てばかり”と感じるようであれば、以下の点をチェックしてみてください。

おしっこが出ていない

ミルクの場合は飲んだ量を目で見ることができますが、母乳の場合はおしっこが目安になります。新生児は少量の薄い色の尿を一日に15~20回程します。

成長とともに一回の量が増えて、回数は減っていくのですが、母乳が足りているかの目安としては、オムツを替えるくらいのおしっこが少なくとも一日6回以上出ているかです。

出ていない場合、母乳不足の可能性があります。脱水や体重増加不良にもつながりますので、寝ていてもなるべく起こして授乳をさせましょう。

体重が増えていない

赤ちゃんは生まれてすぐ体重が減ってしまうことがありますが、これは生理的体重減少といって、異常なことではなく、ほとんどの赤ちゃんに起こる自然現象です。この体重減少は数日で安定し、生後一週間~二週間くらいで出生体重に戻ります。

もし、数日たっても体重が減り続けている、または、体重が増え始めてから、1週間に125g以上、1カ月に500g以上の増加がみられないというときは、母乳が足りていない可能性があります。ママの母乳量を安定させるためにもなるべく3時間以上空けないように授乳をした方がいいでしょう。

また、母乳やミルクは足りているのに体重が増えないという場合は、クレチン症などの病気が原因で寝がちになっていることもあります。何か他にも気になる症状があるときは、小児科の医師に相談しましょう。

黄疸が出ている

肝臓の機能が未熟な新生児は黄疸が出ることは決して珍しいことではありませんが、その数値が高いために寝てばかりになっている可能性もあります。母乳やミルクをたくさん飲むことで数値を下げる効果が期待できるので、なるべく起こしてでも授乳させてあげましょう。

また、赤ちゃんの状態や黄疸の数値によっては、光線療法などの治療が必要になってきますので、医師の判断に従い、適切な処置をするようにしてください。

寝てばかりは自閉症の兆候?

赤ちゃんが寝てばかりいると自閉症なのでは?と心配するママも多いようですが、本当にそうなのでしょうか?

自閉症とは生まれつき脳機能の一部に障害のある発達障害の一つで、厚生労働省によると最近では100人に1~2人存在するといわれています。また、1歳を過ぎた頃から、人の目を見ることが少ない、指差しをしない、他の子どもに関心がないなどのサインが現れ、気付かれることが多いようです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、そもそも、言語、認知、学習などの発達領域が未発達なため、発達障害の特徴である症状がわかりにくく、その時点で自閉症と診断されることはありません。

また、実際に自閉症の子供を持つ人の中には、寝てばかりいたという人もいれば、寝なくて困ったという人など様々で、一概に寝てばかりだから自閉症ということもないようです。

ただし、自閉症などの発達障害は早期に診断され、療育を受けることでコミュニケーションの発達を促し、適応力を伸ばすことが期待できます。

赤ちゃんの成長過程で他にも何か違和感が出てくるようであれば、地域の保健センターや子育て支援センターなどの専門機関で話を聞いてみたり、健診時に医師に相談するなど、赤ちゃんのためにもママのためにも、一人で抱え込まないようにすることが大切です。

寝ていてもこまめにチェック

いかがでしたか?基本的に新生児は一日のほとんどを寝ているものです。また、寝る時間の長さや間隔も個々の個性によるとところが大きく、順調に成長しているようであれば、寝てばかりと感じても特に問題ありません。

ただし、どの赤ちゃんにも乳幼児突然死症候群の可能性はゼロではありません。また、自分の意思で体を自由に動かすことのできない新生児にとって、何が窒息などの事故につながるかわかりません。

寝ているからといってそのまま長時間放っておいたりはせず、こまめに赤ちゃんの様子を見るようにしましょう。

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