赤ちゃんのお座りはいつから?時期の目安と練習の注意点

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赤ちゃんにおすわりの練習は必要なのでしょうか。

実は、赤ちゃんが自主的におすわりをする前に練習をさせると、体に余分な負担をかけ、体の発達に影響を及ぼすこともあるのです。

赤ちゃんの発達過程とおすわりをする時期、練習が不要な理由を詳しくご紹介します。

お座りができるのは、体の準備ができた時です。

お座りは、赤ちゃんの発達過程の中でひとつのキーポイントです。

赤ちゃんがおすわりをするということは、筋肉と骨格ができあがり体を支える準備ができた時で、神経の伝達が脳の最下部にある延髄から脊椎を通って腰までつながるとできる動きです。

しかし、赤ちゃんが自主的におすわりをする前に大人が練習をさせることは、体に負担をかけることになりよくありません。

赤ちゃんの体の発達過程には、それらが必要な理由があるのです。

まず、月齢ごとの発達状態をみてみましょう。

お座りができる時期

赤ちゃんは、いつ頃になるとお座りができるようになるのでしょうか。
月齢ごとの成長過程をみてみましょう。

4~5ヶ月頃 首がすわり下半身を動かすことを覚えます。
5~6ヶ月頃 あおむけで下半身を持ち上げたり、寝返りができるようになります。
6~7ヶ月頃 寝返りでゴロゴロ移動し、手で体を支えてお座りができます。
7~8ヶ月頃 手で支えなくてもお座りができるようになり、ずりばいを始める子もいます。

8~9ヶ月頃  手で物を持つなど手指の機能が発達し、はいはいを始めます。
9~10ヶ月頃 手の動きをコントロールできるようになり、つかまり立ちができる子もいます。

お座りの練習は必要ありません。焦らないで!

赤ちゃんが自分でおすわりをする前から、ベビーチェアを利用したり、練習をさせるお母さんは少なくありません。
では、お座りの練習は必要なのでしょうか。
答えはNoです。

赤ちゃんの成長過程には、それぞれ体の発達に必要な理由があります。
赤ちゃんが自分の意思でおすわりをするということは、筋肉と骨格が体を支える準備ができたからです。

しかし、体の準備が出来上がる前に、大人の力でお座りをさせてしまうと、本来、使うはずのない部分に力を入れて体を支えることになり、負担をかけてしまいます。

おすわりをする時期というのは、あくまでも目安と考え、赤ちゃんの成長をじっくりと見守ってあげましょう。

お座りの練習は体を歪ませる原因にもなります。

うつぶせ状態や床を這う時、赤ちゃんの体には水平の力がかかっていますが、お座りには垂直の力がかかります。

早い段階で座らせてしまうと、水平の力で体を支えることが獲得できていない未熟な時期に “垂直の力”を入れることになり、体を歪ませる原因にもなります。
また、お座りは目線が高くなり赤ちゃんにとっては楽しいため、成長過程に大切なずりばいやはいはいを嫌がることも少なくありません。

ずりばいやはいはいが大切な理由

ずりばいやはいはいは、赤ちゃんの体と心の発達過程において大切な通過点です。
このステップをふまない赤ちゃんも多くいますが、大切とされる理由を詳しくみていきましょう。

ずりばい

ずりばいは、うつぶせのまま、お腹を床につけた状態で腕や足の力を使って体を引きずるように這って進むこと言い、頭と肩から指先までの運動神経の伝達がつながればできる動きです。
ほふく前進をするようなイメージをするとわかりやすいでしょう。

胴体を持ち上げることがまだ出来ないため、上半身の筋肉を主に使って移動するので、胸、背中、腹筋、腕の筋肉などが鍛えられます。

手指への刺激が増え握力も鍛えられるため、手で物をつかんだり指先でつまむといった細かな動きもできるようになります。

ずりばいのこれらの動作は、ハイハイをする練習にもなります。

ハイハイ

ハイハイは、お腹を床から持ち上げ、手の平とひざを床について四つん這いの状態で進むことをいいます。

人間は身体の重さに対して頭がとても重くできているため、それを持ち上げ支えるハイハイは、首や肩、背筋など、さまざまな部分を総合的に使えるようになった時にできる動きなのです。

胴体を床から持ち上げて動くため、腕や脚の筋肉を鍛えバランス感覚も養われる為、歩き出した時にこけにくいと言われています。

行動範囲が増えることでたくさんの刺激を受け、赤ちゃんの精神的発達を促します。

赤ちゃんのペースに合わせて見守ってあげましょう。

赤ちゃんが月齢期になっていつまでもお座りをしないと、お母さんは周囲の赤ちゃんと比べて焦ってしまうこともしばしばあります。

赤ちゃんの発達は個人差が大きく、月齢ごとの発達はあくまでも目安です。
成長は十人十色で、育児書に載っているように順番通りスムーズにいかないことの方が多くあります。

赤ちゃんの発達ペースを見守り、心配な時は小児科で相談してみましょう。

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