産後はいつから自転車に乗っていい?目安は1か月検診が終わってから

産後はいつから自転車に乗っていい?目安は1か月検診が終わってから
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出産後は、子宮が回復していったり、帝王切開や会陰切開をした方であればその傷が癒えていったりなど、出産によって変化した体が元に戻っていく大切な時期です。そのため、あまり無理ができません。出産で女性の体はかなり大きく変化していますので、それも納得できる話です。

そうなると、妊娠前と同じように生活できるようになるのはいつ頃からかというのは気になるところですよね。

いつからどのようなことをしていいのか迷われる方は多いのですが、その一つとして産後いつから自転車に乗っていいのかよくわからないという声も多く聞かれます。では、いつから乗れるのか、詳しく確認していきましょう。

産後すぐ自転車に乗らない方がいいのはなぜ?理由を確認しよう

出産後、少なくとも1か月くらいの間は無理をしないで体の回復を優先させますが、それは出産によって体に様々な変化が起こっていて、体調が安定しない時期だからです。

普段の生活でも無理をしない方がいいのですが、自転車に乗るとなると体調が安定しないことはもちろん、さらに問題となることもあります。

では、なぜ産後すぐに自転車に乗らない方がいいのか、確認しましょう。

子宮が完全に元に戻っていないので貧血が起きると危険

出産が終わると、出産時の血液の残りや胎盤の一部など子宮内に残っているものが悪露として排出されますが、この時期は貧血が起きやすい時期でもあります。

日常生活を送る中でも貧血があると辛いですが、自転車に乗っている時に貧血が原因でめまいが起きたり動悸がしたりすると、事故につながることが考えられるため、危険です。

悪露はだいたい産後1か月程度で出なくなると言いますが、それよりも短い期間で出なくなる人もいますし、1か月よりも長く続く人もいます。

会陰切開や帝王切開をしている人は特に影響が大きい!

出産の時には、会陰切開をしたり、会陰が裂けてしまったりした人もいること思います。その場合、自転車のサドルにちょうど傷が当たったり、傷がこすれたりしてしまいますので、痛みが出ますし治りも悪くなります。

帝王切開で出産をされた方の場合、出産のためとはいえ手術を受けたのと同じ状態だと言えますよね。傷口が治るまでには、かなりの時間が必要なので、産後すぐに自転車に乗ると傷に響いてしまいます。

会陰切開や帝王切開をしていない人でも、外陰部が伸びて赤ちゃんが産まれていますから、ダメージが無いわけではありません。そこにサドルが当たるのは、やはり避けたいところです。

それらの理由からも、産後すぐの自転車はお勧めできないと言えるのです。

骨盤が安定していないため自転車に乗るとゆがみ様々な症状の元に

赤ちゃんが産まれる時には、赤ちゃんが通れるようにするために骨盤がゆるみます。骨盤をゆるめるホルモンが分泌されることで骨盤はゆるんでいくのですが、出産した後もこのホルモンは分泌されています。つまり、産後も骨盤はまだゆるんだ状態だということですね。

骨盤がゆるんだ状態で自転車に乗ると、骨盤に負担がかかりやすくなって骨盤がゆがんでしまいます。

骨盤がゆがむと、以下のような症状が出ることが知られています。

  • 腰痛が起こる
  • 恥骨や尾てい骨が痛くなる
  • 生理痛が起こる
  • 尿漏れの原因になる
  • 肩こりの原因になる
  • むくみの原因になる
  • 冷えやすくなる
  • 太りやすくなる

そのため、骨盤がゆるんでいる時期に自転車に乗るのは極力避けたいところです。

産後自転車に乗れるのは少なくとも1か月健診を終えてから

ここまで確認してきたように、産後すぐに自転車に乗るとお母さんの体に様々な悪影響が出てしまいます。

それでは、どれくらいの時期になればそういったことを気にせずに自転車に乗れるのか、詳しく見ていきましょう。

自転車に乗れる目安は1か月健診が終わってから

自転車に乗ってもいいと判断できる1つの目安は、1か月健診で体調に問題が無いことが確認されることです。

1か月健診で問題が無いとわかれば徐々に普通の生活に戻すことができますので、医師の判断を仰いでからの方が安心だということですね。

ということは、逆に何らかの問題があると判断されれば、自転車にはまだ乗らない方がいいいということになります。いずれにしても自己判断は危険なので、医師に診察してもらうことが大切です。

体の回復の速さは人によって違う!こんな時は自転車に乗るのは避けて

1か月健診で大丈夫だと判断されても、以下のようなことがある場合は自転車に乗るのは避けたいところです。

  • 足腰に痛みを感じる場合
  • 悪露が増える場合
  • 傷口が痛む場合
  • 自転車に乗るとふらつく場合

自転車に乗ると足腰に痛みを感じる場合、骨盤がゆがんでいる可能性が高いと言えます。

実は、骨盤が元に戻るのには半年程度かかりますので、産後1か月くらいから自転車に乗れるとはいえ、可能なら半年くらいは自転車を控えたいというのが実際のところです。そこで、自転車に乗るなら骨盤ベルトを着用するなどの工夫をすると、ずれが起こりにくくまた足腰の痛みも感じにくくなります。

自転車に乗って悪露が増える場合は、まだ子宮の回復が十分ではないと考えられるので、その場合ももう少し待ってみましょう。傷口が痛んだりふらついたりする場合も、まだ体の回復が十分ではないと言えます。

お子さんと一緒に自転車に乗れるのはいつから?

お母さんは産後の1か月健診で問題が無いと判断されれば自転車に乗ることができるようになりますが、お子さんも一緒に、となると話は違います。

では、お子さんを自転車に乗せられるのはどれくらいからなのか、確認しましょう。

お子さんはおんぶまたはチャイルドシートに乗せることがルール

赤ちゃんを自転車に乗せるなら、以下のいずれかの方法を取る必要があります。

  • 子守帯を使っておんぶする
  • チャイルドシートに乗せる

本来は、お子さんを自転車に乗せる時には取り付けたチャイルドシートに乗せる必要があるのですが、例外的に子守帯を使って4歳未満のお子さんをおんぶをして自転車に乗せることが認められています。その際は、確実に子守帯を使って固定することが求められます。

ただし、子守帯を使っていても抱っこで自転車に乗ることは認められていません。

子守帯やチャイルドシートが使える年齢になれば自転車に乗れます

お子さんを乗せる方法から考えると、お子さんと一緒に自転車に乗れるのはおんぶ紐またはチャイルドシートが使える年齢になってからということになります。

自転車用のチャイルドシートは、前に取り付けるタイプと後ろに取り付けるタイプとがあり、商品によって1歳から乗れるものもあれば2歳から乗れるものもあるといった感じなので、早くから自転車に乗せることを考えているなら1歳から乗れる商品を選ぶようにする必要があります。

一方、子守帯は首がすわった生後4か月くらいから使えるものもあり、チャイルドシートに乗せるよりも早いうちから使えそうです。

とはいえ、子守帯を使ってお子さんをおんぶして自転車に乗っていると、お子さんの様子が見えないので危険に気づかないこともあります。そこで、以下のようなことに気をつけながら使うようにしましょう。
  • 正しく子守帯を装着する
  • 古い子守帯は使わない
  • 時々子どもの様子を確認する
  • 自転車に乗るのはできるだけ短時間にする

子守帯の装着の仕方を間違えているとお子さんが落ちることもあり、とても危険です。また、子守帯はいつまでも使えるものではなく古くなると劣化するものですので、古くなったものは使わないようにする必要があります。

それから、お子さんが大丈夫か、時々様子を見ることも必要です。あまり長い時間自転車に乗っていると、危険も増します。そのため、自転車での移動はできる限り短時間にしておきたいところですね。

後ろに取り付けるタイプのチャイルドシートも自転車を運転しているとお子さんに目が届きませんので、時々お子さんの様子を見ることを忘れないようにしましょう。

産後に自転車に乗れるのは1か月くらいから!体調を確認して乗ろう

産後いつから自転車に乗れるのかということは、多くのお母さんが気になることでもあります。

1か月健診を受けて問題が無いと言われてからが自転車に乗れるようになる目安ですが、体調に不安がある時は危険を避けるためにも乗らないようにしておきましょう。

とはいえ、産後は骨盤がゆるんでいますので、半年くらいの間は骨盤が影響を受ける可能性があります。そこで、骨盤ベルトも活用しつつ、負担の無い形で自転車に乗るようにするといいですね。

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