低温期から基礎体温が上がらないのはなぜ?どうしたらいいの?

低温期から基礎体温が上がらないのはなぜ?どうしたらいいの?
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正常な基礎体温の場合は、月経周期に卵巣から分泌される女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが正常に働いています。

▼エストロゲン(卵胞ホルモン)とは
卵巣にある卵胞から分泌される女性ホルモンです。女性らしさを作るホルモンでその他にもさまざまな働きを持ち、心と体を元気にしてくれます。
▼プロゲステロン(黄体ホルモン)とは
排卵後、卵巣にある黄体から分泌される女性ホルモンです。妊娠・出産を助けるホルモンです。月経を引き起こす働きがあります。

エストロゲンがたくさん分泌される月経期から卵胞期は低温期になります。

体温は排卵期にいったん低くなりプロゲステロンの分泌量が増える黄体期に高温期になります。

しかし基礎体温が低温期と高温期に分かれずに低温期の低い体温のままの状態で上がらない状態であるということは、「女性ホルモンがしかるべきタイミングに働いていない」可能性が高いと言えます。

体温が上がらない排卵が無い状態または無月経が続くというのは将来的に良い状態とは言えません。

ほうっておくと卵巣が働かなくなり治療しても戻らないという可能性もあります。

なぜ低温期から基礎体温があがらないの?

いったん卵巣が働かなくなるともとに戻すのには時間がかかります。

特に無月経が続くと体がホルモン不足の状態に慣れてそれが普通になっていきます。疲れがとれない、顔色が悪いなどの様々な不調の原因となります。
1.無排卵の状態のため
基礎体温が低温期から高温期に移行する場合に起こると言われている排卵が無いために基礎体温が上がらない可能性があります。基礎体温が平らな状態が40日以上続くと無排卵を疑うことが出来ます。
2.ストレスや生活習慣の乱れ
ストレスや睡眠不足、栄養不足によりホルモンバランスに異常があったりや自律神経が乱れているために基礎体温が上がらないことがあります。
3.子宮の病気
卵巣機能不全、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)、高プロラクチン血症などの病気が原因で基礎体温が低温期から上がらない場合があります。

卵巣機能不全とはどんな病気?

卵巣の中で眠っていた卵子がホルモンの影響で成熟して排卵するという過程のどこかに問題があるために卵子が十分に育たなかったり、卵子が成熟してもきちんと排卵しなかったりする状態のことを卵巣機能不全と言います。

  • 自覚症状 月経不順、無月経
  • 検査方法 血液検査

多嚢胞性卵巣とはどんな病気?

卵巣の皮膜がかたく、卵胞がある程度の大きさでとまってしまう病気です。男性ホルモンの分泌が多い人に多く見られますが、そうでない場合もあります。

  • 自覚症状 月経不順、無月経、肥満気味、毛深い
  • 検査方法 血液検査、経腟超音波検査

高プロラクチン血症とはどんな病気?

プロラクチンには母乳が出ている間は次の妊娠はしないように月経や排卵を抑制する働きがあります。

しかし、何らかの原因で妊娠していないにもかかわらずこのホルモンがたくさん分泌されてしまうのが高プロラクチン血症です。

  • 自覚症状 ほとんどなし、乳首をつまむと乳汁がでる、胸が張る
  • 検査方法 血液検査、TRH検査

低温期から基礎体温を上げるにはどうしたらいいの?

低温期から高温期にスムーズに基礎体温が上がるということは、排卵があるということ、女性ホルモンがきちんと分泌され働いているということです。

低温期から基礎体温が上がるにはどうしたらいいでしょうか?

ストレスの緩和や生活習慣の見直し

ゆっくりお風呂に入る、アロマを利用する、運動をするなど自分が好きなことをしてリラックスできる時間をもちストレスを減らすようにすることが大切です。

毎日なるべく同じ時間に寝て起きるようにして、十分に睡眠時間をとることをして生活のリズムを整えましょう。

太りすぎやせすぎも、排卵障害の大きな要因です。体重管理も食生活や運動習慣を見直して問題があれば改善するようにしましょう。

病気の治療

体温が上がらないことは様々な病気が原因の場合があります。

病院で相談して検査を行い適切な治療を早めに行うようにしましょう。

基礎体温が上がらなくても心配しなくて大丈夫です

基礎体温が上がらなくても排卵がある場合は基礎体温が上がらなくても妊娠する可能性があります。

また基礎体温が上がらない原因が生活習慣などの理由のほかにも病気である可能性もあるので病院で相談し検査をするようにしましょう。

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