お雛様の飾り方。キレイに飾るコツと地域別の飾り方

お雛様の飾り方。キレイに飾るコツと地域別の飾り方
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3月3日はひなまつりの日ですよね。ひな壇を準備したのは良いけれど、どこに何を置くのか知らない人は意外と多いようです。

ひなまつりの当日までに正しい飾り方と魅せ方を知って、準備をしておきましょう。最近では、写真でもキレイに映るように飾りつけにも今風を取り入れているタイプのものも多いようです。

では、ひなまつりのメインであるお雛様の飾り方やキレイに飾るコツ・地域別の飾り方などをご紹介します。

ひなまつりの由来って?

今や3月3日になると「女の子の日」としてひなまつりが有名になってきましたが、もともとは女の子の日ではなくお雛様もはじめから家庭に飾られていたわけではありませんでした。では、ひなまつりの由来は何だったのでしょうか?

ひなまつりとは「もともとは、季節の移り変わりである節目に天災や災いから身を守り新しい幕開けに向かっていくための節句」が始まりであったと言われています。

その為、女の子の日ではなかったのですが、紙で作った人形を使って女の子がおままごとをして遊んでおり、それを飾るのではなく川に流すことで無病息災を願ったと言われています。この遊びを「ひいな遊び」と言い、そこから「ひなまつり」の名前になったと言われています。

お雛様も家庭に飾られることが多くなったのは「江戸時代」が始まりだと言われています。

ひな人形を飾る最適な「場所」と「向き」

ではここから実際にお雛様の飾り方についてご紹介していきます。ぜひお子さんと一緒に楽しみながら正しく飾っていきましょう。

ココがポイント!最適な場所

お雛様を飾るのにはまず最適な場所があります。お雛様は一度出して収納するのには重量もあり組み立てるのにも時間もかかるので、1日だけではなく長時間キレイに飾っておけるためにも正しい場所を確保しておきましょう。

直射日光が当たらない場所
お雛様は豪華な色合いが特徴的ですが、その色合いを直射日光が長時間当たってしまう場所に置いてしまうと「黒くなったり色が抜けるなど変色してしまう」恐れがあります。長く使うためにもできれば1日中日光が当たらない場所を選んでください。

湿気の多い場所は避けること
日光が当たらずとも、湿気の多い場所では「カビが発生」してしまうので要注意です。一度カビてしまうと、見栄えも悪く収納した時に虫食いが多くなってしまうので湿気を避けた明るい場所に置きましょう。

また、暖房が直接当たってしまう場所も、デリケートな人形が傷みやすくなるので注意してくださいね。

人形の正しい向き
お雛様を飾る正しい方角は「東向きか南向き」が良いと言われています。

北向きや西向きでも良いのですが、東や南の方角は昔から縁起が良い方角と言われているのでできるだけ方角に沿った場所を探しましょう。

お雛様をキレイに飾る方法

ではここからお雛様を飾っていきましょう。コツは1番上の一段目から飾っていくことで全体のバランスが取りやすいのでオススメです。

一段・二段(親王飾り)の飾り方

まず一段目には「お殿様・お姫様・ぼんぼり・橋・さくらなど」を飾ります。この時の位置が、向かってお殿様が「左」でお姫様が「右」に来るようにしましょう。

お殿様・お姫様をメインに立て、「背に屏風」・「ぼんぼりは両端」・「橋は向かって左」・「さくらは向かって右」・「お殿様とお姫様の中央に三宝」の位置で飾っていきます。

二段目は五人飾りの特徴をご紹介します。二段目には「三人官女」の配置を確認しながら並べましょう。三人官女とは「加銚子・盃(三宝)・長柄銚子」と呼ばれ、向かって左から順に飾っていきます。

それぞれの見分けとしては、加銚子は「左手を開き右手を握っている」・盃は「座っていて眉が無い」・長柄銚子は「両手を握っている」という特徴があります。

3人を並べ終わったら、加銚子の端に「橘」を置き、長柄銚子の端に桜、3人官女の間にそれぞれ高坏を並べてください。

ここで気を付けて欲しいのが、それぞれの顔を指で触らないように注意しましょう。一番映える一段目や二段目は特に、皮脂が付着してしまうとキレイに取れない場合があります。

三段・五段・七段(段飾り)の飾り方

三段目には若い男性が集まった楽団として「五人囃子」を飾ります。それぞれ持っている楽器の大きさや種類が違うので注意しましょう。

一番簡単な覚え方は「左から大きい楽器を持っている人から並べること」です。大太鼓→小太鼓→笛→謡と並べることでキレイに並べることができます。

五段目には「仕丁」という昔の貴族の雑用係の人が並べられます。この人形はひな人形の中でも一番感情豊かな人形なので並べる時には覚えやすいのではないでしょうか?

まず一番左から「怒り顔の台傘」、真ん中が「泣き顔」、右が「笑い顔の立顔」になります。右手が上がっている方が向かって右に置く人形で、左手が上がっていれば向かって左に置くようにすれば間違いなしです。

最後に七段目を並べます。七段目の特徴は、人形ではなく「貴族が持っている持ち物」と言い換えても良いですね。

まず左から「御籠」、「重箱」、「御所車」を置いていきます。人形ではありませんが少し重いものもありますので気をつけて置いてくださいね。

関西と関東の地方での違い

お雛様には一般的な飾り方がありますが、関西と関東では並べる位置が違います。一番の違いが「一段目のお殿様とお姫様の位置が違うこと」です。

関東では「向かって左にお殿様、右にお姫様」ですが、関西では「向かって左にお姫様、右にお殿様」と、並べる位置が一段目から真逆ということもあります。

地域によって右や左に置く位置が違ってくるので、もしお雛様を組み立てる時には、それぞれの地域に根付いた方法で並べることをオススメします。絶対的な法則はありませんので、キレイに楽しく並べることを優先してくださいね。

お雛様を飾るときの注意点

お雛様を飾ろうと準備する前にぜひ注意するポイントをこちらでご紹介します。

片づける時には「防虫剤」は必須アイテム!

ひなまつりでお雛様を飾る期間(2月19日~3月3日)はキレイに並べますが、意外と片付けの際に「防虫剤」を忘れてしまうことが多いようです。

人形は洋服に近い繊維なので、収納する時には必ず防虫剤を入れて片付け保管してください。1年に1度の出番なので防虫剤を入れ忘れると来年には使えなくなってしまうことも多いので注意が必要です。

とがった道具を下段に置かないこと

お雛様の中には冠や道具などでとがったものがあります。小さいお子さんの口に入ったり刺さったりすると危険なので、七段目の一番下段には置かないようにしましょう。

お雛様を正しくキレイに飾って思い出に残るひなまつりにしましょう!

いかがでしょうか?ひなまつりは1年に1度のイベントなので、ぜひ正しいお雛様のキレイな飾り方を知って、楽しく節目を祝う思い出作りをしてみてくださいね。

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