つかみ食べは必要?メリット・デメリットと食事づくりのコツ

つかみ食べは必要?メリット・デメリットと食事づくりのコツ
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つかみ食べがはじまると、テーブルまわりが汚れて大変ですね。しかし、食べ物のつかんだ感覚を学ぶなど成長によいという話も多くきくので、つかみ食べさせなければいけないのか悩むところ。

そもそも、つかみ食べはいつからいつまでするのでしょうか?また、つかみ食べしないと成長に悪影響があるのでしょうか?

できれば子供に好きなようにさせてあげたいところですね。つかみ食べの素朴な疑問と、笑顔で乗り切るための食事づくりのコツも同時にお伝えします。

つかみ食べとは?

つかみ食べの時期が始まると「大変だな」という気持ちが先にでてきますが、その前につかみ食べについて知っておきましょう。

つかみ食べとは、食べ物を目でみて確認し、手や指でつかんで、口まで運んで口に入れるという複雑な作業です。生きていくのに必要な食べることの発達に重要な意味をもちます。

つかみ食べはいつからいつまで?

つかみ食べをする時期は、個人差がありますが、多くは離乳食に慣れた9ヶ月ごろから始まります。遅いと1歳を過ぎてから始める子もいます。

いつまでするかも個人差があり、スプーンやフォークを上手に使えるようになる2歳以降でも、つかみ食べをする場合は多くあります。

つかみ食べさせないとどうなる?

つかみ食べをするとテーブルまわりが汚れるので、あまりしてほしくないと思いますよね。つかみ食べをしなかったり、させなかったりするとどうなるでしょうか?

つかみ食べをあまりしたがらない子は、食べ物の感触が嫌だとか、手が汚れるのが嫌だという理由があることもあるので、あまり神経質になる必要はありません。

一方、つかみ食べをしたがるのに親がさせないようにするのは、子どもの発達を遅らせることにつながります。食事は最終的に子どもが自分で食べられるようにすること。はじめは力加減が難しく上手に食べられなくても、見守ることで上達していきますよ。

つかみ食べの練習は必要?

つかみ食べが始まったら、自分で食べようとする意欲がでてきた証拠。上手にできないと、親も子どももストレスになってしまいますよね。

はじめはつかみ食べしやすいボーロなどから与えてみるのも一つです。普段の遊びで、おもちゃをつかんで口にもっていくという動作を覚えていますので、積極的に練習させる必要はありません。

つかみ食べのメリット

つかみ食べは、赤ちゃんの成長にとって大切なのはわかりましたが、他にもたくさんのメリットがあります。詳しくみていきましょう。

手の使い方を覚える

食べ物をつかむことで、力の入れ具合を学ぶことができます。柔らかいものは、力強く握るとつぶれてしまいます。手でつかんで口まで運ぶという動作を繰り返すことで手の使い方を覚え、スプーンやフォークなどの食器も上手に使えるようになっていきます。

食べ物で感触を学ぶ

食べ物の固さや温度を確かめることができます。両手でもってちぎったり、こねたり、別の食べ物と混ぜてみたりすることで多くの感触を学び、脳に刺激を与えます。

自分で食べる喜びを感じる

自分で食べられると達成感を感じることができます。それが、食べ物への興味や食べることへの意欲へとつながります。

つかみ食べのデメリット

つかみ食べには多くのメリットがあることがわかりましたが、次はデメリットについてみてみましょう。

汚れがイライラにつながる

つかみ食べで上手に食べてくれるとよいのですが、べちゃべちゃとこねだしたり、投げたりしだすと、遊んでいるのか食べているのかわからない時があります。ひどくなると壁やママの服も汚されます。ここまでくると、イライラもつのって叫びたくなりますよね。

掃除に時間がかかる

ただでさえ忙しい育児なのに、つかみ食べで周囲を汚されると掃除が大変です。掃除したはずなのに落ちているごはんつぶを踏んでしまってベタベタに、という経験は育児中なら誰にでもあるでしょう。つかみ食べ時期の食べ散らかしは広範囲ですよね。

衣服が汚れる

食事中は子どもにエプロンをつけていると思いますが、つかみ食べの時期はエプロンも効果がないくらいに汚してくれます。そもそもエプロンをつけてくれないこともあります。お気に入りの服も落ちない汚れで残念なことに。途中で機嫌が悪くなって、全身汚れたままで抱っこをせがまれると大変ですよね。

つかみ食べのデメリットを最小限にするコツ

デメリットは育児の大変さを物語っています。これがなければ楽なのにと思ってしまいますが、つかみ食べのメリットを考えると、できるだけさせてあげたいと思いますよね。そこで、ここでは、つかみ食べのコツをお伝えします。

つかみ食べしやすい食材

つかみ食べの時期は、つかみ食べしやすい食材や調理法を工夫しましょう。食べやすいものなら、テーブルまわりの汚れも最小限にできます。

つかみ食べしやすいものとは、手でつかんでも簡単につぶれないもの、ある程度の大きさがあるもの、一口で食べられるものか、前歯で噛んで食べられるものです。

以下に、つかみ食べしやすいものの例をあげます。

  • 食べやすい固さにゆでたスティック野菜
  • 軽く焼きスティック状にしたパン
  • 一口サイズのおにぎり
  • じゃがいもなどのお焼き
  • 薄く切ったリンゴなどの果物

食事の前に準備すること

食後の掃除を簡単にするために、食事の前に汚れてもよい環境を作っておきましょう。

  1. 汚れてもいい服に着替えましょう。上着だけでなくズボンも汚れるので、洗いやすく乾きやすい服にするといいでしょう。食事用エプロンをつけて服まで汚れると洗濯が増えるので、あえてエプロンをつけないという選択肢もあります。全身汚れてもよいという服装なら、イライラせずに手づかみ食べを見守れます。
  2. テーブルの下に新聞紙やビニールシートを敷いておくと、食後はまるめて捨てるだけなので掃除が簡単です。もしくは、汚れても簡単に拭き取れるマットを敷いておけば、食前に新聞紙を敷くという手間も省けます。

ときどき食べるのを手伝う

手づかみ食べが始まったからといって、食事をすべて自分で食べるというのはまだ先です。

なかなか食べ終わってくれないイライラには、食べ物の感触を確かめて食べるのが止まっているときに少し手伝ってあげることか効果的。食べることを思い出してまた食べ始めてくれることがあります。

つかみ食べしてほしくないものは目の届かない所へ

なんでもかんでも手づかみで食べてもいいという寛容な気持ちの時はよいですが、心の余裕がないときは、できるだけ汚されてほしくないですよね。

納豆やお味噌汁のような汁物など、こぼされて後片付けが大変になりそうなものは目の届かないところに置いておきましょう。目が届くと触りたくて仕方がなくなります。

遊び食べが始まったら切り上げる

つかみ食べと遊び食べの違いが分かりにくいときがありますが、目安としては、食事が開始してから20分以上が経過したら切り上げてもよいでしょう。

もっと食べてほしいという気持ちもありますが、子どもが食べたくないときに無理やり食べさせてもストレスがたまるだけです。

つかみ食べの時期を笑顔で乗り切りましょう

つかみ食べは成長の証です。大変な時期ではありますが、子どもが自分の力で一生懸命食べている姿はかわいいですよ。食事の時間を楽しいものにするためにも、笑顔で上手に乗り切りましょう。

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