新生児が母乳を飲まないのはナゼ?原因に合わせた対処法

新生児が母乳を飲まないのはナゼ?原因に合わせた対処法
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「ママになった幸せを実感したのは何時ですか?」と聞かれたら、おっぱいタイムと答える人がほとんどでしょう。

ですが、最も栄養不良が心配されるのも新生児の特長!1ヵ月検診で「良好ですよ!」と太鼓判を押されるまでは、1日に何度も授乳を繰り返さなければなりません。

もし、そんな大切な時期に赤ちゃんが母乳を飲んでくれなかったら・・思わずパニックに陥ってしまいますよね。

そんな時は、まず赤ちゃんが母乳を飲まない理由を突き止めて、その原因に合った対処法を試してみましょう。

母乳を飲まない新生児は意外と多い!

産後30分も経たずにママのおっぱいに吸い付く赤ちゃんですが、だからと言って最初から上手に母乳が飲めている訳ではありません。

お腹が空いているのに飲めない赤ちゃんや、授乳の途中で眠ってしまう赤ちゃんも多いんですよ。

事実、厚生労働省は発行している「平成27年度 乳幼児栄養調査結果」によると、飲み過ぎや仕事との両立が難しいといった悩み事を抑えて10位にランクインしているんです。

【 調査内容 】

  • 対象:0~2才児の保護者1,242名
  • 質問内容:授乳期の困った事は何ですか?
  • 母乳を飲むのをイヤがる:総数7.8%/母乳3.7%/混合11.1%/人工栄養23.3%

上記の情報から、たとえ実の親子であっても必ずしも母乳をゴクゴク飲んでくれるとは限らない!という事が分かりますね。

理由その1:飲みたいのに上手に飲めない

新生児の頃に行う授乳は1日あたり8~12回ほどが平均的ですが、下記のような理由から20回に及ぶというケースも珍しくありません。

【 頻回授乳の要因 】

  • 母乳は消化速度が速く、90分~2時間ほどでお腹が空く
  • 胃の容量が小さく、一度にたくさん飲めない

上記の情報から、新生児は少なくとも2時間も経たずにお腹が空く!という事が分かりますね。

ところが、どんなに赤ちゃんのお腹が空いていても授乳のやり方が適切でなければ、母乳を飲む事が出来ません。

特に、1ヵ月検診までの期間は今後の発育にも影響する特別な時期!出産した産院で母乳外来やプレママ教室を開催しているなら、参加してみるのもオススメですよ。

【 上手に飲めない要因 】

  • ラッチオンが上手く出来ていない
  • 口が乳房に届きにくい姿勢になっている
  • 抱かれ心地が悪く、痛いところがある
  • 長時間、同じ姿勢でいることが苦痛
特に重要なのがラッチオン!乳首だけを咥えてさせても母乳は出てきませんので、根負けした赤ちゃんが授乳を放棄してしまう事も珍しくありません。

【 対処法 】

  • 乳輪部分までしっかりと深く口に含ませて、赤ちゃんの舌の上に乳首を乗せる
  • 赤ちゃんの首と体を同じ方向に向ける
  • 呼吸がしやすいように、おっぱいで鼻を圧迫しない
  • 色々なポジショニングを試してみる

理由その2:授乳のタイミングが合っていない

新米ママにありがちなのが、授乳のタイミングを逃して飲んでくれなくなるケースでしょう。

なぜなら、赤ちゃんはお腹が空き過ぎても飲んでくれなくなる事があるからなんです。

ほとんどのママは赤ちゃんが泣いてから授乳しますが、本来は泣き出す前に飲ませるのが正解!空腹をママに気付いて貰えないと待ちきれず眠ってしまい、ちょっとやそっとの刺激では飲んでくれません。

下記のような空腹サインをキャッチして、泣き出す前におっぱいを飲ませてあげましょう。

【 空腹サイン 】

  • 乳首を吸うように口を動かしたり、おっぱいを吸うような音を立てる
  • 手を口にもっていったり、おっぱいを探すように素早く目を動かす
  • 「くー」「はー」といった、ため息のような優しい声を出す

理由その3:授乳環境が気に入らない

意外と見落としながのが授乳する時の環境づくりでしょう。

新生児の五感は大人並もしくは大人以上とも言われていますが、不満があってもママに知らせる手段がありません。

その為、下記のように心地悪い状況では安心しておっぱいが飲めなくて、泣き出してしまう赤ちゃんも多いんですよ。

【 授乳環境の注意点 】

  • 寒すぎ・暑すぎ:体温調節が上手にできない
  • 匂い:いつもと違う石鹸やローションなどの匂いに戸惑う
  • 大きな音:上の子が周りで騒ぐ/外出中の騒音/来客のチャイム

特に、新生児の聴力は驚異的!大人でも難しい英語のRとLの違いが聞き分けられるほど優れていると報告されているんです。

赤ちゃんに授乳する時は、適切な飲ませ方だけでなく集中しておっぱいを飲める環境を作ってあげましょう。

【 対処法 】

  • 室温:夏のエアコン設定=26~28度/冬の暖房設定=18~20度
  • 匂い:匂いのキツい香水やマニキュアを避ける/いつも同じ石鹸やクリーム類を使う
  • 騒音:授乳中に上の子を近づけない
  • 明るさ:カーテンを閉める/照明を落とす

そのままお昼寝できるくらい静かな環境で、ママと二人きりで授乳するのが理想的ですよ。

理由その4:乳房のコンディション

新生児が上手に授乳できないように、ママの乳房コンディションも最初から順調とはいきません。

母乳の出が悪くても良すぎても、赤ちゃんにとっては飲みにくい原因になってしまいます。

【 乳房コンディションの影響 】

  • 母乳の出が悪い:飲みたいのに飲めなくて癇癪(かんしゃく)を起す
  • 母乳が出過ぎてしまう:噴射した母乳でむせる/張りが強すぎて吸い付けない

特に新生児の頃にありがちなのが、赤ちゃんに必要な母乳量が足りないというケースです。

例えるなら、空のお皿を舐めているようなモノ!そんな状態が続けば、赤ちゃんがイラついて授乳を放棄してしまうのも当然でしょう。

ですが群馬県にある利根中央病院によると、出産直後の母乳分泌量は必要量より少ないのが普通で、下記のように増えていくと解説されています。

【 1日あたりの母乳の分泌量 】

  • 出産当日:37ml
  • 出産2日目:84ml
  • 6日目:576ml
  • 約1ヵ月後:750ml

上記の目安よりも母乳の出が悪い、もしくは出過ぎる場合は下記の対処法が助けになりますよ。

【 対処法 】

  • 出が悪い:頻回授乳で刺激を増やす/授乳体操/入浴やホットタオルで温める
  • 出過ぎる:授乳前に搾乳しておく/分泌を抑制するハーブティーを飲む

理由その5:授乳の途中で寝てしまう

新生児の場合、授乳の途中で眠ってしまうのは決して珍しい事ではありません。

特に、下記のような条件が重なっている場合に多くみられるケースと言われています。

【 授乳中に眠ってしまう要因 】

  • 母乳の分泌が極めて良好で、短時間で満腹になる
  • 赤ちゃんの哺乳力が弱く、長時間の授乳に耐えられない

途中で飲むのを止めて眠ってしまうと「飲むのがイヤなのかな?」と連想してしまいますが、厳密に言うと哺乳ストライキには含まれません。

満腹中枢が機能するのは、生後3ヵ月頃からと言われています。

つまり、生後3ヵ月未満の赤ちゃんが授乳を終了する理由は満腹感ではなく、「疲れ」や「眠気」によるものなんです。

体重が確実に増えていて排便もたっぷりしているようなら心配はいりません。

但し、赤ちゃんは哺乳量が足りない時ほどよく眠り、消費エネルギーを節約する傾向があると指摘されています。

病理的な要因がないと診断された場合は赤ちゃんが起きていられるように、もしくは短時間でも効率的に飲めるように授乳方法を工夫してみましょう。

【 対処法 】

  • 「縦抱き」や「フットボール抱き」など抱き方を変えて、深く咥えやすくする
  • 前搾りによって乳首と乳輪を柔らかくして射乳を早めておく
  • 左右の交代時間を5分くらいに短縮し、赤ちゃんの目覚めを促す

理由その6:口・喉・耳・鼻の病気

昨日までしっかり飲んでいたいのに急に母乳を飲まなくなった!という場合は、下記のような体調不良が疑われます。

中でも、口・喉・耳・鼻の病気は赤ちゃんの食欲と密接な関係にありますので、注意深く観察してあげましょう。

▼口痛の病気

  • 鵞口瘡(がこうそう):舌に白いカスのようなモノが溜まる/痒みや軽い痛みを伴う
  • ヘルペス性歯肉口内炎:ピリピリとした痛み/水疱が出来る

大人にとっては軽症で済むヘルペス性歯肉口内炎ですが、赤ちゃんや小さな子供の場合は重症になる傾向が報告されています。

特に、口唇や前歯部の歯肉への痛みによって食欲が低下するのはもちろん、水疱が潰れると口臭やリンパ節の腫れへと進行するのが特徴です。

▼喉痛の病気

  • 種類:ヘルパンギーナ/プール熱/手足口病
  • 症状:喉の痛みにより食欲が落ちる/唾液を飲み込む度に痛む
  • 特長:梅雨や夏に発症しやすく、保育施設に通っている上の子からの感染率が高い

夏風邪と見分け難いため、放置して悪化する赤ちゃんも少なくありません。

▼耳痛の病気

  • 急性中耳炎:高熱/夜泣きが続く/授乳拒否
  • 滲出性中耳炎:聞こえにくくなる
  • 特長:大人より耳管が太く短いので罹り易い

赤ちゃんの中耳炎は風邪による鼻水から進行するケースが多く、母乳を飲み込む度に耳痛に悩ませる事も少なくありません。

▼鼻痛の病気

  • 種類:鼻水/鼻詰まり/急性鼻炎/急性副鼻腔炎
  • 特長:鼻呼吸が苦しく続けて授乳しにくい

鼻炎の症状は大人でも説明し辛いのですから、赤ちゃんには何が起こっているのか理解できないのも当然でしょう。

「苦しい!」「イライラする!」と訴える代わりに、泣くことや授乳拒否といった行動でアピールしているんですね。

【 対処法 】

  • 痛みが酷い時:直接授乳より力を使わないスプーンやスポイトで与える
  • 呼吸が苦しい時:数口ずつ休憩を挟みながら授乳する
ポイントは安易に哺乳瓶の人工乳首を使わない事!ゴムの人工乳首には直接授乳に比べて1/40の力で飲めるというメリットがあるものの、楽な飲み方はクセになってしまいます。

その点、スプーンやスポイトなら弱い力で飲めるのはもちろん、病気が治った後は直接授乳に戻しやすいのが特徴です。

ちなみに、新生児でも意外とすんなりスプーンから飲んでくれますし、出生直後に同じ方法を実践している産院もあるんですよ。

理由その7:先天性の要因

先天性によって母乳を飲まないケースには、ママ側の要因と赤ちゃん側の要因に分けられます。
【 種類 】

  • ママ側の要因:陥没乳頭/扁平乳頭など
  • 赤ちゃん側の要因:先天性歯/舌小帯短縮症/唇裂口蓋裂など

ここでは、赤ちゃん側の要因と対処法について詳しく見ていきましょう。

先天性歯

赤ちゃんの乳歯が生え始めるのは生後6~8ヵ月ころが一般的ですが、それより以前に生えてくる乳歯を「先天性歯」と言い、日本では昔から「鬼歯」「魔歯(まし)」とも呼ばれています。

よく、乳歯が生え始めると哺乳ストライキを起こすと言いますが、産まれた時から乳歯が生えかけている「先天性歯」の赤ちゃんは、新生児の頃から母乳を飲んでくれない事があります。

【 先天性歯の特長 】

  • 種類:早く生えてしまった本来の乳歯/乳歯より早く生えた余分な過剰歯
  • 生える時期:生まれた時から生えている/生後2ヵ月以内に生えてくる新生歯も含む
  • 見た目:薄い茶色/凹凸やザラザラした表面/エナメル質が薄くもろい
  • 発症率:1,000人に1~2人/約0.05~0.2%

「最初から生えているなら痒みは無いのでは?」と連想するママも多いでしょう。

ですが、静岡県の「みまつ渡辺歯科医院」によると、下記のような理由から母乳だけでなくミルクの飲みも悪くなるケースがあると解説されています。

【 先天性歯のリスク 】

  • リガフェーデ病:尖った切縁で慢性的に口の中がダメージを受け、潰瘍ができて痛む
  • ママへの影響:尖った歯の先端が乳首を傷つけ、授乳に支障をきたす
  • 誤飲:歯の形成や歯根が未熟なケースが多く、誤飲を防ぐ為に抜歯が必要な場合もある

根元からしっかり生えていて授乳に影響が無ければ別ですが、いびつな形で鋭く尖っているならママの乳首にも相当な負担が掛かってしまいます。

ところが、あまりの激痛に思わず大きな声で叫んでしまうと逆効果!ママの声に驚いた赤ちゃんは、授乳を怒られたと勘違いして尚更飲まなくなってしまうんです。

【 対処法 】

  • 歯科医での対処法:抜歯/先端の尖った部分を削る/歯科材料で先端をカバーする
  • 家庭での対処法:直接授乳が困難な場合は、搾乳した母乳をスプーンやカップで与える

舌小帯短縮症

舌の裏側を見てみると、真ん中に口の底に向かって続いているヒダのようなモノが有りますよね。

これを「舌小帯」と言い、生まれつき短い場合は「舌小帯短縮症」と呼ばれます。

生まれつき舌小帯が短い赤ちゃんは、下記のような理由から上手に哺乳できない事があるんです。

【 舌小帯短縮症と哺乳の関係 】

  • 舌運動がぎこちなくて、短時間の授乳で疲れ果ててしまう!
  • 飲みたいのに飲めなくて癇癪(かんしゃく)を起こしやすい!
  • 一口で多くを飲み込めず、ちょこちょこ飲みになりがち!
  • 乳輪まで咥えられないので、母乳を吸い出せない!

吸啜障害の一種と位置付けている医療関係者も多く、中には体重増加不良に陥ってしまうケースもあるんですよ。

特に厄介なのが、ママへの影響!下記のような弊害から母乳育児そのものを断念するママも多いようです。

【 ママへの影響 】

  • 乳頭だけに吸い付く→乳頭損傷が酷くなりやすい!
  • 飲み残しが多い→乳房にしこりやが出来やすく、乳腺炎になりやすい

手術によって改善が見込めるものの日本小児科学会では推奨していませんし、吸啜については4,800gを超えれば概ね解決すると言われています。

そもそも、舌小帯短縮症が本格的に問題となるのは、話せるようになってからなんです。

睡眠時無呼吸症候群を併発したり、舌足らずな喋り方がコンプレックスになったりするようなら受ける価値はあるでしょう。

ですが、通常は下記のような方法で授乳期間を乗り切り、離乳食に漕ぎ着ける赤ちゃんが多いようです。

【 対処法 】

  • 短時間の頻回授乳
  • 乳房のコンディションを調整する
  • 色々なポジショニングを試してみる
  • 直母より弱い力で飲めるスプーンやベビーマグで授乳する

唇裂口蓋裂(しんがくこうがいれつ)

産まれた時から口唇が割れている状態を「唇顎口蓋裂」と言い、外表先天異常のひとつに分類されています。

薄っすらと上唇にヒビが入っている軽度から鼻の形が完全に損なわれている重度まで、症状が多肢にわたるのが特徴です。

【 唇裂口蓋裂の種類 】

  • 口唇裂:完全口唇裂/不完全口唇裂/痕跡唇裂/正中唇裂など
  • 口蓋裂(口内の天井部分):軟硬口蓋裂/軟口蓋裂/口蓋垂裂/粘膜下口蓋裂
  • 口唇裂や口蓋裂の合併症:顎裂=歯ぐき/唇顎口蓋裂=上顎・口蓋垂(のどちんこ)

では次に、全てのケースに共通した特徴を見てみましょう。

【 唇裂口蓋裂の特長 】

  • 発症頻度:400~600人に1人/東洋人の発症頻度が最も高い
  • 遺伝的要素:1人目が既往の場合、40~50人に1人の確立で2人目も患う
  • 特長:吸啜力が弱い/中耳炎になりやすい/言語トレーニングや歯科矯正の必要性

いずれのケースも外科的な治療で改善が見込めるものの、少なくとも生後3ヵ月以降に行われるのが一般的で、数回にわたって手術が必要な赤ちゃんも珍しくありません。

形成手術を受けて直接授乳が出来るようになるまでは、下記のような方法で補助してあげましょう。

【 対処法 】

  • 軽度の場合:直接授乳を試みる
  • 直接授乳が出来ない場合:口唇口蓋裂児用の哺乳瓶やニップルシード
  • 哺乳プレートの装着:哺乳改善/裂幅の拡大を防ぐ/口蓋や歯槽堤の形を整える
搾乳した母乳を哺乳瓶で与える時は、口唇口蓋裂児用を選ぶのが鉄則!逆流防止弁や流出量の調節機能など、安全におっぱいを飲む為の工夫が施されています。

また、通常の赤ちゃんと口唇口蓋裂の赤ちゃんとでは哺乳瓶からの授乳方法に下記のような違いがありますので、予め確認しておきましょう。

【 授乳時のコツ 】

  • OK:呼吸を妨げずミルクが鼻に流れ込まない「縦抱き」
  • NG:「横抱き」など仰向けの授乳姿勢は、ミルクが口蓋の穴から鼻に入り込みやすい
  • 含ませるミルク量:少量から始めて徐々に増やす

唇裂口蓋裂の赤ちゃんは口からミルクが溢れやすいだけでなく、鼻に流れ込みやすいという傾向が報告されています。

口に含ませるミルクの量が多すぎると、たとえ縦抱きでも鼻に侵入してしまい呼吸の度に気管に運ばれてむせてしまう事も珍しくありません。

ちなみに日本形成外科学会によると、鼻から挿入したチューブを介して胃に直接ミルクを送り込む経鼻胃管は、まず必要ないと解説されています。

母乳の代わりに人工ミルクを足すべき?

新生児の発育状態は1ヵ月検診で確認する事ができますが、中でも重要視されているのが体重の増え具合とされています。

大人が1kgあたり40kcal必要なのに対して、新生児の必要カロリーは3倍に相当する120kcalと格段に多く、母乳だけでは足りない事も珍しくありません。

まして、赤ちゃんの飲みっぷりが悪ければ尚更!だからこそ、母乳が最善と言われているにも関わらず人工ミルクで補う産院が多いのでしょう。

但し、哺乳瓶による授乳は搾乳した母乳であれ人工ミルクであれ乳頭混乱(ニップルコンフュージョン)のリスクを伴います。

ママの乳首とゴムの人工乳首では哺乳のメカニズムや感触の違いが大きく、たった1週間ほどでも楽に飲める人工乳首がクセになってしまい、直接授乳に戻れないケースも多いんですよ。

人工ミルクを追加する事は決して悪い事ではありませんが、先天性の要因によって専用の哺乳瓶が必要でない限り、乱用するのは避けた方が良いでしょう。

産まれて1月も経ってない新生児でも、スプーンやベビーマグからしっかり飲んでくれますよ。

母乳を飲んでくれない理由を探してみよう!

新生児が母乳を飲んでくれない時は、その原因によって対処法が違ってきます。

まずは、ナゼ赤ちゃんが飲みたがらないのか理由を探し当てるのが先決ですよ。

【 チェック項目 】

  • 乳首の含ませ方やタイミング、授乳環境は適切ですか?
  • 乳房が張りすぎたり母乳の分泌が悪すぎたりしていませんか?
  • 授乳をしている間、赤ちゃんが起きていられるように変化を付けていますか?
  • 赤ちゃんの健康状態は良好ですか?
  • 先天性の要因はありませんか?

また、母乳を飲んでくれない期間が長いと乳房が張りすぎたり刺激が少なくて分泌量が維持できなくなったりと、赤ちゃんだけでなくママへのリスクも軽視できません。

飲んでくれない状態が1~2日ほど続く場合は、意識的に搾乳して分泌量を低下させないようにして下さいね。

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