子供の通帳って必要?通帳を作るメリットとデメリット

子供の通帳って必要?通帳を作るメリットとデメリット
  • Twitter
  • hatena
  • facebook

誕生日やお年玉、七五三にクリスマスや入学・卒業のお祝いなどなど。子供がいると、1年を通じてお祝いなどの名目でお金をいただく機会がたくさんあります。

絵本やおもちゃ、文房具や洋服類など、買ってあげたいと思うものはたくさんあると思います。家族のお出かけやレジャーなど、使い道を考えるのも楽しいですよね。

まとまった額をいただくこともありますので、子どもの為に普段買わないような物を買ってあげたいと思う保護者も多いでしょう。

しかし、喜んだのも束の間、何となくそのままお財布に入れてしまい、気がつけばいつの間にか使ってしまっていた、というのはよくある話です。

子ども用にもらったお金なのに、気がつくと使ってしまっていた、と後悔したことがある人もいるのではないでしょうか?

子どもにとっては少なくない額でも、保護者からしてみれば、食料品などの日常の買い物に使ってしまうと、すぐになくなってしまいます。

きちんと「子ども用」として取っておこうと考えていても、日々の生活の中で完全に切り分けるのは難しいものです。

そんな時、子ども用の通帳があれば、いただいたお金を子ども名義で貯金することが可能です。

そんな子ども用の通帳ですが、作るべきどうか、作るならいつ作るべきか、迷っている人も多いのでは?子どもの通帳を作るメリットとデメリットを考えてみましょう。

子ども用の通帳を作ったときのメリットは?

まずは、子ども用の通帳を作った時のメリットを考えてみましょう。次のようなメリットがあります。

  • 習い事などの際に、子ども本人の名義で振り込みを、と言われる場合に便利
  • お年玉などを本人用として管理でき、金額が分かりやすい
  • 子ども名義なので簡単に出金できず、貯金が続く傾向がある
  • 大学資金・結婚資金などの目的の為の貯金にしやすい
  • 子どもがお金の管理を学ぶきっかけになる

習い事などの際に、子ども本人の名義で振り込みを、と言われる場合に便利

3歳くらいになると、習い事を検討するご家庭も多いと思います。スイミングスクールや英語教室、ダンスや楽器など、子ども向けの習い事はたくさんあります。

そんな中で、習い事によっては、親の名義ではなく、子ども本人の名義で支払う必要がある場合があります。

振込のたびに、子どもの名前に変更する、ということもできますが、本人名義の口座があれば、手間がかかりません。

子ども用の通帳があれば入出金も一元管理できるので、いくら使ったかなどの履歴も確認しやすいです。

お年玉などを本人用として管理でき、金額が分かりやすい

子ども用に通帳を作ると、子ども関連のお金はすべてその口座に預けてしまえば良いので、管理が楽です。

お年玉など、子どもがもらったお金を、きちんと本人のものとして扱うことができますし、誰からいくら貰ったかなどを通帳に書き込めば、備忘録にもなります。

手元に残していると、何となく使ってしまう、というタイプの人にとっては、子ども用のお金はすぐに専用口座に預けてしまうのが良いでしょう。

子ども名義なので簡単に出金できず、貯金が続く傾向がある

また、子ども専用の通帳を作ると、貯金が貯まりやすい、という傾向があります。手元のお金を一旦専用口座に入れてしまうことで、元々なかったお金として扱えるからです。

子どもの名前のお金を使うと思うと気が引けるという保護者も多いので、出金がしにくい、というのもポイント。

毎回預け入れをするたびに、子どもの分のお金を入れていると思うと、「親だなぁ」という実感が沸く楽しみも味わえます。

大学資金・結婚資金などの目的の為の貯金にしやすい

教育費や習い事費など、子どもには何かとお金がかかります。特に、教育費や結婚資金などはまとまった額のお金が必要です。

そんな時、子ども用の通帳があると、使用目的を考えた貯金がしやすいです。例えば、児童手当を全額貯金して大学の学費を準備するなど、一つの通帳で管理することができます。

毎回の額が少ない場合でも、長い年月をかけるとまとまった額になります。だんだん増えていく楽しみもありますし、目的が達成された時の安心感や喜びも大きいでしょう。

おすすめは、目的に応じて目標額を設定し、どのくらいの期間でその目標額を達成させるのかを逆算することです。

例えば、子どもが小学校入学までに100万円を貯めようと決めた場合。今お子さんが2歳だとするとあと残り4年です。

とすると、1年で25万円貯める必要があります。月にすると、2万円ちょっとの額が必要です。

毎月2万円ちょっとを貯めるのが難しい場合は、お年玉などのプラス分を考慮し、貯めるべき金額を決めます。

そして、決定した金額を地道に子ども用の口座に入金していくと、預け入れる習慣がつき、目的に応じた貯金がしやすくなります。

子どもがお金の管理を学ぶきっかけになる

小さい頃はまだ分かりませんが、ある程度の年齢になると、銀行などに入出金するとはどんなことなのかを、子どもも理解します。

お散歩がてら、もらったお年玉を子どもと一緒に預けに行くなど、遊びの感覚を持ちながらも、お金のことを意識したり、金銭管理能力を身につけたりするきっかけになります。

さらに年齢が上がると、通帳の印字や残高の確認、利子の増え方なども理解し、自分のお金を自分で管理できるようになります。

その一つのツールとして、子ども専用の通帳が役に立つことがあります。子ども自身がお金の使い方を考える機会を与えることになる、と考える親は多いようです。

子ども費用を確保したい人に、子ども名義の通帳は強い味方

また、いただいたお金でなくても、子どもの将来を見据えて、定期的に貯金していきたい、と考える人も多いです。毎月一定額を子ども費用として貯金している人もいます。

子ども用の通帳があると、子ども本人の物としてのお金、という意識が芽生え、貯金も貯まりやすい傾向にあります。

親名義の口座に入金すると、子ども用のお金として貯金していたとしても、他の項目と混ざったりして、何の名目のお金なのか、合計でいくらになったのかの管理がしづらいです。

子ども名義の通帳であれば、そういった曖昧さを防ぐこともできます。子ども用の将来の為にお金を貯めたい、と思っている人にとって、子ども名義の通帳は強い味方です。

次に、子ども用の通帳を作った時のデメリットを考えてみましょう。
子ども用通帳作成のデメリットとしては、次の4つが考えられます。

  • 家計管理すべき通帳が増えるので手間が増えたと感じる場合もある
  • 子どもが成人したら、親は引き出せない
  • 贈与税が徴収される可能性がある
  • 子どもが結婚し、姓が変わると、名義変更などの手続きが必要

家計管理すべき通帳が増えるので手間が増えたと感じる場合もある

今ある通帳に加えて、子ども用の通帳を作ると、管理すべき口座がありすぎてよく分からなくなる、ということがあります。

特に、子どもの数が多い人や家計管理が得意ではない人にとって、口座数が増えるだけでストレスになる、という場合もあります。

紛失の可能性もあり、何となく今まで子ども用の通帳を作らずにきている、という方も多いのではないでしょうか。

もしあなたがそんなタイプで、でも子ども用の通帳は作りたい、と考えているなら、まずは現状の口座状況を把握しましょう。

そして、今ある手元の口座を一つ解約してから子ども用の新しい通帳を作る、などの工夫をすると良いですね。

また、多くの人が手間がかかると考えている、引っ越しなどの住所変更や各種届出が子ども用の通帳でも必要です。

親の給与振込口座と同じ銀行の口座を作る、家の近くに店舗がある所を選ぶなど、変更手続きなどの手間が複数に及ばないように気を付けましょう。

子どもが成人したら、親は引き出せない

子ども名義の口座はあくまで子ども本人の物ですので、子どもが成人したら、親は引き出すことができません。そのことを踏まえて、計画的に入金や出金をしておくようにしましょう。

また、子ども自身が通帳の存在を知らなかった場合、子どもが成人して親がその通帳を使わなくなると、休眠口座になってしまう可能性が出てきます。

子どもが成人するまで絶対に通帳を置いておく必要はありませんので、使わなくなった通帳はその都度解約するなども検討しましょう。

また、通帳を有効に使う為にも、まずは親自身が子ども用通帳の日々の管理方法や、子どもが成人した場合の引き渡し方法を考えておくようにしましょう。

贈与税が徴収される可能性がある

1年間に110万円を超える金額を、子供名義で貯金して一括で渡すと、「贈与税」として税金が徴収される可能性があります。

贈与税は、受け取ることを子ども側が知った時が課税の対象時期となります。その為、年間に110万円も貯めていないから、贈与性は関係ない、と思っている人は要注意です。

1年間に110万円以下だったら良いだろうと思って、年110万円未満に調整していたとしても、渡す時にその金額を超えていた場合は、受け取る子どもの側に贈与税がかかります。

まとまった額を子どもに手渡すことを考えている人は、贈与税についても事前に調べておくと良いでしょう。

子どもが結婚し、姓が変わると、名義変更などの手続きが必要

また、子どもが成人し、その通帳が名実ともに子ども本人の物になっても、結婚して姓を変えた場合は名義変更が必要です。

既に子ども本人の口座になっているので、手続きも子ども自身が行います。その際、使用された印鑑などの情報がうまく伝わっていないと、手間がかかることもあります。

可能であれば、印鑑もその子ども専用にしておくなど、通帳作成時に工夫をしていると、名義変更などの手間も少なくなります。

また、引き出す回数が少ないと、暗証番号も忘れがちになります。子ども用通帳の暗証番号を忘れないよう工夫しておくことも大事です。

いつ作るのがおすすめ?子ども用通帳を作るタイミング

子ども用通帳を作るので最も多いのが、出産後1年以内です。子ども用のお祝いとして初めていただくのが出産祝いですし、0歳で作ると後が楽、という理由もあります。

子ども用の通帳を作成する時に、子ども本人の同席が必要ないことが多いので、パパやママ、祖父母が子どもの面倒を見ている間に、子ども名義の通帳を作る、という人もいます。

出産後しばらくは、子育てに専念する為、時間の融通がきく人が多いのも理由の一つです。作れるタイミングで通帳を作り、将来に備えようと考える保護者が多いようです。

また、1歳の誕生日、や小学校入学と同時に、など、何かの節目のタイミングで通帳を作る人も多いようです。

ですが、子ども用の通帳を作るタイミングに決まりはありません。口座を開設しようと思い立ったその時が、一番良いタイミングです。

意外と簡単、子どもの通帳の作り方

子ども用の通帳は、意外と簡単に作ることができます。店舗に行って直接申し込む以外にも、ネット銀行であれば来店せずにネットと郵送で申し込みが完結するところもあります。

子どもの同席が必要ない場合も多く、所要時間も大人の口座を作る時間と変わりません。とは言え、手続きの時間や待ち時間を少しでも減らしたい、という人は多いでしょう。

そんな場合は開店と同時に来店したり、年金の支払いや給料日周辺の15日、23日から27日、月末を避けたりするなど、人の少なそうな日時を選ぶようにしてください。

通帳作成時の注意点ですが、開設年齢が12歳以上などの制約がある場合があります。また、ネット銀行の場合、通帳もキャッシュカードも発行しない、ということがあります。

通帳を作りたいと思っている先の条件を事前に調べておくようにしましょう。金利の違いや、子育て支援をしている銀行などもありますので、じっくり検討してください。

口座も、普通口座にするか定期口座にするかなど、いろいろな選択肢があります。子どもの数によって金利がプラスされるプランなどもあります。

親の口座から子供の口座へ、自動的に毎月一定の額を積み立てることが出来る自動積立定期預金口座は、貯まる仕組みを作りたい人にはおすすめです。

来店する場合、子ども用の通帳の作成に必要なものは、下記の通りです。

  • 子どもの保険証
  • 親の身分証明証
  • 印鑑
  • 口座を開設する時に入金する現金(特にいくら以上という決まりはありません)

作成先や条件によって必要なものが異なる場合がありますので、希望の開設先に事前に確認しておくと、忘れ物もなくスムーズに作ることができます。

思い出いっぱいの通帳に!通帳管理を楽しくする一工夫

ただ通帳を作成するだけでなく、子ども用の通帳ならではの楽しみ方もあります。

同じ銀行ならイラスト入りの通帳にする。例えば、みずほ銀行の場合は、通帳にキティちゃんのイラストが付いているものと、そうでないものが選べます。

三菱UFJ銀行の場合は、ディズニーのキャラクター通帳が選べます。各銀行、郵便局で通帳やカードに工夫をしている場合がありますので、チェックしてみてくださいね。

また、口座開設時の暗証番号を子どもの生まれた時間にする、最初の入金額を出生体重にするなど、その子にまつわることを活用して楽しむ方法もあります。一例としては、

  • 生まれた年(2018年など)
  • 生まれた日(5月20日なら520円)
  • 生まれた時間(13時31分なら1,331円)
  • 生まれた体重(2980gなら2,980円)
  • 生まれた身長(48,5cmなら485円)

その他にも、足のサイズや頭囲、胴囲(ウエスト)、胸囲などを数字にして通帳に印字させている人もいます。

将来、子どもと一緒にその通帳を見ると、なかなか面白そうですね。子どもが生まれた時の様子を話す良いきっかけにもなりそうです。

また、子ども用通帳をプレゼントにする人もいます。子どもが成人した時や、一人暮らし、大学入学など節目のタイミングが多いようです。

子ども用の通帳は、大人の通帳以上の価値を持っているのかも知れませんね。メリットデメリットを踏まえながら、作るかどうかを考えてみてください。

SNSでシェア
  • Twitter
  • hatena
  • facebook

こちらの記事もオススメです

ページ先頭に戻る