離乳食の食パン活用術。初期から後期まで使える万能食品!

離乳食の食パン活用術。初期から後期まで使える万能食品!
  • Twitter
  • hatena
  • facebook

離乳食には食パンが手軽でおススメ。

食パン以外のパンはバターなどをたっぷり使った物も多いので離乳食には不向きですが、塩分・油分の使用量が比較的少ない食パンは離乳食初期から食べられる便利な食材です。

ここではその便利な食パンの、離乳食の進み方に合わせた使い方をご紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

食パンを使った離乳食の進行

食パンはゴックン期の後半(6ヵ月頃)から食べられるようになります。お米やイモ類などの炭水化物に慣れ、2回食に入った頃を目安に始めてみましょう。

ゴックン期ではまだパンの耳は食べられないのでカットして取り除き、やわらかい白い部分のみを使用します。カミカミ期以降は耳も使えるようになります。

まずはトロトロのパン粥からスタートです。

モグモグ期に入ると舌が上下に動くようになり、食べ物が押しつぶせるようになるのでゴックン期のパン粥よりも粗めのお粥にしてみましょう。

カミカミ期は赤ちゃんが食べる意欲に目覚め、手づかみ食べが始まる頃です。型抜きなどを利用して赤ちゃんの興味を引くような工夫を凝らし、上手に食パンを活用しましょう。

パクパク期に入ると、前歯が生え揃ってくるので食品をかじり取れるようになります。この時期になるとトーストやサンドイッチなどが食べられるようになります。

食パン給与の目安量は以下の通りです。

  • 初期の1回量の目安:約10g(8枚切り1/4程度)
  • 中期の1回量の目安:約15~25g(8枚切り1/3~1/2程度)
  • 後期の1回量の目安:約35g(8枚切り1枚弱)

※すべてパンの耳を取り除いたおおよその分量です。

食パン離乳食の注意点

パンの材料である小麦は、いわゆる7大アレルゲンのひとつです。他の食材にも言える事ですが、最初はひとさじから始めて慎重にパン食を進めて行きましょう。

初めてパンを食べさせる時は不測の事態に備え、かかりつけ医の診療時間内の午前中が理想です。

食パンは様々な所で気軽に購入できますが、市販品は添加物も多く含まれている場合もあるのでパッケージに記載された成分表をよく確認してから購入しましょう。

添加物とは?

【イーストフード】
発酵を補助する添加剤で、パン生地を膨らませる、ボリュームを出すなどの効果があります。天然素材であるイースト菌(パン酵母)とは全くの別物です。

【乳化剤】
水と油を均一に混ぜ合わせるために使用するものです。食品劣化を防ぐ目的のために老化防止剤として使用されている場合があります。

市販品でも乳化剤・イーストフード不使用を謳っている商品も沢山あるので探してみて下さい。手に入りやすいところではPascoの『超熟』などがあります。

その他注意したいもの

【油脂類】
バター・ショートニング・マーガリン・サラダ油などが食パンには使用されています。油脂分が多く含まれていると赤ちゃんの胃に負担がかかってしまいます。

なるべく油分の少ない食パンを選んであげて下さい。

【卵】
小麦同様主要アレルゲンである卵も食パンの原材料に含まれている場合があります。卵デビュー前の離乳食には適さないので注意しましょう。

白身を含む全卵が使用されているので、卵成分が入った食パンを口にするのは離乳食後期からの方が安心です。

【ライ麦・全粒粉】
ライ麦や全粒粉を使用した食パンは体に良い印象を受けますが、それはあくまで大人が食べる場合の話。

栄養価が非常に高い分、消化器官が未熟な赤ちゃんの胃には負担がかかってしまいます。離乳食に使用するのは避けましょう。

【ハチミツ】
甘みを謳ってハチミツを使用している食パンが売られていますが、生後1年未満の乳児にハチミツが含まれた食品を与えてはいけません。

1歳未満の赤ちゃんはハチミツに含まれるボツリヌス菌に耐性がありません。例え少量であっても大変危険なので注意が必要です。

成分表にハチミツが記載されていないか十分に確認して下さい。

食パン離乳食の良いところ

食パンは冷凍保存する事によって風味が落ちずに保存出来るのでとっても便利。

保存方法は耳を切り落としたパンを1枚づつラップにくるみ、フリーザーバックに入れて冷凍するだけです(※保存期間は1~2週間程度。解凍後は加熱して使用して下さい)。

パン粥にする時は冷凍食パンをすり下ろして使うと楽チン。

離乳食後期は軽くトーストするだけでカンタン手づかみメニューになります。

食パンの調理方法イロイロ

【基本のパン粥(ゴックン期)】
8枚切りの食パン1/4程度を細かく千切って(冷凍してあるものはすり下ろして)鍋に入れ、粉ミルク・水を各25mlを加え弱火で5分煮る(冷凍すり下ろしは1分)。裏ごししてトロトロに。

アレンジで野菜スープや野菜のすり潰し・コーンクリームなどを加えるのも◎BFのかぼちゃペーストなどを使用するとやわらかい甘みで風味もUP。

モグモグ期に入ってからはミルク→牛乳に変えてもOK

【リゾット風パン粥(モグモグ期)】

    • 食パン(8枚切り):¼
    • ミルク(牛乳):45ml
    • にんじん:10g
    • 粉チーズ:適量

    茹でたにんじんを4mm角程度に刻み、細かくちぎった食パン、ミルクと共に鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。粉チーズをふりかけ出来上がり。

    混ぜ合わせる野菜はお好みで。ミックスベジタブルなどを活用するのも便利。

    【パンプティング(カミカミ期)】

    • ミルク:40ml
    • 卵(全卵):⅓
    • 食パン(8枚切):½

    耐熱皿に食べやすい大きさにカットした食パンを並べ、混ぜ合わせた卵とミルクを流し込む。オーブントースターで焼き目がつくまで焼く。熱いのでよく冷まして下さい。

    刻んだバナナ(10g)などを散らして焼くのもおススメ。

    【フレンチトースト(カミカミ期)】

    • 卵(全卵):⅓
    • 牛乳(またはミルク):大さじ2
    • 食パン(8枚切り):½
    • かぼちゃペースト:大さじ2

    食パンは1cm角に切る。溶き卵と牛乳を混ぜ合わせ、耐熱容器に入れた食パンを浸しておく。かぼちゃペーストを加えてざっくりと混ぜ、トースターで約4分。

    よく冷ましてから食べさせて下さい。かぼちゃ以外にさつまいもペーストなども相性抜群。手づかみ食べにもおススメです。

    【ヨーグルトサンド(パクパク期)】

    • 食パン(8枚切りorサンドイッチ用):1枚
    • ベビーヨーグルト:大さじ1

    水抜きしたヨーグルトをパンに塗り、クルクル巻いてひとくち大に切る。

    ヨーグルトはそのまま使用しても差し支えありませんが、水っぽい仕上がりになるので時間があれば水抜きヨーグルトにしてみましょう(ヨーグルトの水抜きは1時間程度でOK)。

    ※切り落として余ったパン耳はシュガーラスクやパン耳フレンチトーストなどにして大人が美味しく食べましょう。

    食パンはエネルギーの素

    いかがでしたでしょうか。食パンという手軽な食材が赤ちゃんの離乳食に活用できるのはとても便利ですよね。

    市販の食パンが不安であれば、ママの気分転換も兼ねてホームベーカリーなどで自家製食パンを作って楽しむのも良いかもしれません。イチからママの手作りなんて素敵ですね。

    体を作るうえで炭水化物は欠かせません。主食として大活躍出来る食パンを使って赤ちゃんに美味しいゴハンを食べさせてあげて下さいね。

    SNSでシェア
    • Twitter
    • hatena
    • facebook

こちらの記事もオススメです

ページ先頭に戻る