赤ちゃんの鼻水には鼻水吸引器がおすすめ!使い方と注意点

赤ちゃんの鼻水には鼻水吸引器がおすすめ!使い方と注意点
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赤ちゃんから幼児期はまだ鼻がうまくかめない子も多く、ふき取るだけでは鼻水が治まらないことも多いですね。

耳鼻咽喉科で吸引してもらうと一時的には良くなるものの、毎日通うのは大変だし…こんなとき自宅に鼻水吸引器があると便利です!

手動や電動、性能、大きさによって種類も価格もいろいろあります。そのメリットデメリットとどんな鼻水のときに使いやすいかをご紹介します。

取り除かないといけない鼻水には吸引器が便利!

赤ちゃんから幼児期の鼻水の大きな原因は大きく2つ、以下のものがほとんどのようです。

  1. 「風邪の初期症状」
  2. 「アレルギー性鼻炎鼻(花粉症や、ハウスダストアレルギーなど)」

鼻にはもともと分泌物があるのが普通で鼻の中は適度に湿っています。鼻水のなどの分泌物が外に出ないような、湿っている状態が快調な印です。

鼻水が出ているというのは以下の状態を示しているとも言えます。

鼻水が出る
鼻の働きをスムーズに行う以上に分泌物が多くなって、外に出さなければいけない状態

鼻水は「溜めない」ことが最重要!出てきた鼻水をこまめに取ることが基本処置になります。

赤ちゃんは大人よりよく鼻水が出るものです

赤ちゃんは鼻の粘膜が大人と比べて弱いこともあって、もともと分泌物が多いのでちょっとくしゃみをしただけで鼻水が出たりします。

鼻水が出ると「風邪を引いたのかも?!」と大人はすぐ心配になりますが、食欲があり、機嫌よくしていれば問題ない鼻水です。

  1. 不機嫌ではないか
  2. ちゃんと熟睡できているか
  3. 鼻に何か詰まっていることはなさそうか

この3点を中心に確認し、更に熱や下痢など見てわかる不調があればお医者さんに行くと安心です。

風邪であっても、アレルギーであっても、鼻水が出続けている状態が長く続くと赤ちゃんならず大人でも機嫌が悪くなってしまいますね。

基本的には出てきた鼻水は取り除くしかありません。大人なら鼻がかめますが子どもだとそうもいかないことも。

そこで、ふき取るだけでは取り除きが追いつかないときは吸引器を使ってみるのも一案です。

鼻は乾燥せず適度なうるおいがあり、空気が通っているときが「調子がよい」状態です。この状態を作るのに役に立つ鼻水吸引器をいくつかご紹介します。

吸引器いろいろ!電動式とそうでないものがあります

鼻水吸引器には様々な種類があり、それぞれのメリットとデメリットがありますので見ていきましょう。

電動式でないもののメリット

  • 薬局で売っていることが多いのですぐ手に入る
  • 価格が1000円程度のものが多くリーズナブル
  • 親が自分で吸引力をコントロールできる
  • 軽いので持ち運びに便利
  • 鼻への差し込み口が奥まで差し込みにくい形状で粘膜を傷つける心配が少ない
  • 準備が簡単なのですぐ取り掛かかることができる
  • ブンブン音が鳴らないので怖がられることが少ない

電動でないものは鼻水をためる小瓶のようなものを挟んで、左右にホースがついている形状が多く、鼻水は逆流しないようになっています。

親が自分の口で吸う仕組みなのでゆるゆると吸えばゆるゆるとしか取れません。奥のほうまでがっちり取りたい場合はかなりの肺活量が必要になります。

赤ちゃんの鼻を口で直接吸うことには、鼻水からの感染の心配がありおすすめされていませんが、これは間接的に鼻を吸ってあげることを実現してくれます。

ちなみに私が自分で使っていたときは毎回ゼイゼイしながら吸っていました。自分の吸う力頼みなので5秒でもきついです。

鼻水がたまっているところが分かって、うまくそこへ向けて吸引を最大にし、小分けで何回か吸うと結構気持ちよく取れることもあります。

自分で吸うタイプのデメリットはかなり疲れるということです。吸う人の肺活量が弱いと取れにくいうえ、ソフトな形状の差込口は鼻の奥深くまでは入りません。

電動式でない吸引器のデメリット

  • 吸引するのが結構疲れる
  • 2,3秒吸うだけで一呼吸置きたくなるので連続吸引が難しい
  • 赤ちゃんに暴れられると自分が吸っているだけに外れやすい

ただし、「赤ちゃんから大人まで使えます」とパッケージに書いてあるものもありますし、コントロールしているのが自分なのは、安全性が高いと言えるでしょう。

口で吸うタイプもありますが、スポイト式もあり、吸うのもスポイトで使うのも両方できる方式のものもあります。

一般的によく使われていて、薬局で見かけるものは丹平製薬の「ママ鼻水トッテ」です。値段は1000円程度です。

電動式で吸うと結構イタイ?!電動式吸引器のメリット・デメリット

電動式は口吸引やスポイト式と比べるとパワーが何倍にもなり、一呼吸置く必要もないため連続吸引が可能です。

あともう少しで取れたのに、と悔しい思いをすることもほとんどなくなるほどパワフルに鼻水が取れます。

電動式のメリット

  • 粘度の高い鼻水でもよく取れる
  • 鼻への差込口がスリムで奥まで入る別売り品もあり、付け替えが可能

電動のメリットはちょっと粘度の高い鼻水もよく取れるほどパワフルだということです。

粘度の高いねばねばした鼻水は口で吸引するのは相当な肺活量が必要でなかなか取れませんが、電動ならば無理なく気持ちよく取ることができます。

ただよく取れるだけデメリットがあるのも事実です。
デメリット

  • 電動ならではの機械音が結構うるさく、振動もある
  • セッティングが電動でないものより面倒なことが多い
  • 鼻の中で間違った方向を吸わせるとかなり痛い
  • 口で吸うものと比べると高く1万円以上~

電動式の鼻吸い器で自分の鼻水をすってみたところ、大人の鼻も気持ちよく通るほど奥から吸ってきているという実感がありました。

ただ、ちょっと場所を間違えるとかなり痛いです。鼻水が出ているところが最初からわかれば泣かさずに済むのですが…

最初は見当違いのところに方向を定めてしまいグリグリ探すことになるのことが多いので子どもが痛がる場合も多いです。でもよく取れます。

電動なのでブンブンする音が赤ちゃんには怖いかもしれません。でも一瞬にしてよく吸えるので長く体勢を固定する必要がありません。

時間がかからないという意味では口で吸うより「おとなしくさせている」という負担がかからないことにもなります。

電動式の2つのタイプ

  • 持ち運びのできる乾電池型
  • 自宅でコンセント差して置いて使う据え置き型

どちらも人気があり時と場所によって使い分けてもいいですが、乾電池式のほうは据え置き型よりも吸えない印象です。

吸い方がマイルドなので、口吸引でうまくいくときのほうが鼻水を吸えることがあるかもしれません。

乾電池式で人気があるのが小型ハンディタイプの電動鼻吸い器「ベビースマイルS-302」です。価格は4000円程度です。

こちらを例に説明すると思ったより重く、電池2本を抜いた状態で170gコーヒー缶1本分くらいはあるので、外出先に持ち歩くには重すぎかなという感じがあります。

奥のほうまで取りたい人には向かないかもしれません。ただ、スタンバイは電池を入れるだけ!

吸い口も鼻腔内が傷つかないように工夫されているのと据え置き型に比べて価格が半分以下なのが魅力です。

据え置き型の鼻吸い器は本当によく取れる

こちらはコンセントが必要なので携帯したり持ち歩くには不向きですが、非常によく吸い取れます。

電動なので途中で疲れることもなく、気が済むまでどんどん吸い取れます。ただこちらの気が済むまでやってしまうと子どもが嫌になってしまうかもしれません。

利用者が多く検索でまず上位に挙がってくるのは、ベビースマイル電動鼻水吸引器「メルシーポット」です。最新型はS-503という型式で価格は15,000円程度です。

こちらを例に説明すると、B5ノート一冊分くらいのスペースに収納できる程度でなので置き場所に困ることはありません。

子ども用なのですが、大人の自分でも試してみた結果、鼻奥からきっちり引っ張られる感じがあって、透明の鼻水がスーと取れていく実感がありました。

子どもの鼻水はもちろんよく取れます。粘度の高い緑や黄色の鼻水もグングン吸い込むので気持ちがいいくらいです。

パーツごとにわけて洗浄しますが、電動部分・ホース部分・鼻水ポット部分程度で細かく分かれてはいないので洗ったり管理するのは難しくありません。

ただ例えば朝忙しいときに鼻水がたれたり鼻が詰まったりしているのをこれで解消しようとするとちょっと手間がかかります。

「出してくる、プラグをコンセントに入れる、吸い込みをよくするための水通し」などの諸作業がちょっと面倒だとなるかもしれません。

すぐに!さっと!という急ぎの希望には応えにくいかもしれませんが、吸い取りの実力は高い器械です。

お風呂の後や、朝起きたときなど、定期的に一定量を吸い出すことができるので、だんだんと鼻水が治まっていくことも多いです。

耳鼻科の鼻吸いのように瞬時にとはいきませんが、30秒程度でこれだけ取れれば十分と思うくらいは取れます。

ただしハイパワーなので鼻水の出所でない方向へ入れてしまうと非常に痛い!しかも電動のゴゴゴという音が割と迫力あります。

赤ちゃん~2歳程度だと怖がって鼻に入れたがらないかもしれません。ただ、しっかり吸い取るので鼻がかめるようになっても利用価値はありそうです。

奥にまだ何か詰まっている感じ…という場合に使え、意外と長く使えることは考えられます。

値段は1万以上はしますので軽く買えるものではないのですが、鼻が上手にかめるようになるには意外と時間がかかります。

最近は子どもも花粉症などで年中鼻が詰まっていることもあるので、定期的に家でケアしようと考えるなら最初からこのタイプを買うことを検討してもいいでしょう。

吸引よりも保湿が大切なときもある!

赤ちゃんや幼児の場合鼻水が出ると「うまくかめないんだからスッキリ取ってあげなくちゃ」と思いがちですが、鼻づまりの場合はでケアが違ってきます。

  • 鼻詰まりの対処:詰まっている原因(炎症を引かせるなど)を取り除いて鼻を通す
  • 鼻水の対処:流れてくる鼻水をためないようにする(鼻水とともに細菌や炎症物質などを鼻にとどめない)

基本的に鼻水はウイルスなどを外に出そうとして出てくるもので、吸引器も鼻をかむことも有効でどんどん体外に排出することが必要です。

ただし鼻水はアレルギー反応で出ることもあり、体を冷やすと出ることもあります。

鼻詰まりの場合は鼻水をじゃんじゃん出すよりは、詰まりの原因であるアレルゲンや、鼻腔内の腫れを取り除くことが治療になることを覚えておきましょう。

鼻詰まりのときは「温めて保湿して、炎症を引かせる」ことが先にすべきことになります。

どんどん出てくる鼻水は奥から吸い込んであげたいところですが、鼻づまりもしている場合は鼻の中に炎症が起きており鼻の中がパンパンに腫れています。

その粘膜の炎症のせいで鼻の中が狭くなり、空気の通りが悪くなっている状態です。
詰まりがひどいと、鼻をかむ、吸引両方ともますます腫れを悪化させてしまうかも!

出てきた鼻水をふき取るにとどめ、炎症をひかせるべく温めて保湿して鼻の通りを良くすることを優先しましょう。

  • お風呂に入る
  • 鼻の付け根にホットタオルをあてる

などの対策が鼻づまりには有効です。風邪など「吸い取るべき鼻水」か「鼻づまりを先に解消、保湿ケア優先」かを見分けるといいでしょう。

最初から鼻が詰まる人もいれて鼻づまりに移行する人も。飲食のとき苦しそうにしているとか、いつも口で息をしているなどが鼻づまりに気づく目安になります。

ひどくてホームケアでは間に合わず、本人が苦しそうに見えるときは小児科で点鼻薬などを処方してもらい改善を目指すと安心ですね。

黄色の鼻水は副鼻腔炎のサイン?鼻水の色が病院へ行く目安にも!

アレルギー性鼻炎と最初は風邪などから始まって移行することの多い副鼻腔炎は鼻水の色が違います。

よく青っぱなが続くときは病院へと聞きますが、連れていく目安は3つあります。注意してみましょう。

  1. 年齢
  2. 鼻水が出ている期間

2歳程度までは鼻の構造上子どもはよく鼻水が出てしまうようで、2歳までの間で鼻水が出るときは大抵は自然に治まります。

鼻水が出ていても機嫌がよい場合は様子を見て大丈夫のようです。ただ、鼻の構造が整ってきた2歳以上で2週間以上何らかの鼻水が続くときは要注意です。

原因を特定したり、薬で対処する必要もあるので耳鼻科で診てもらうといいですね。

2歳以下であっても長い間何らかの鼻水が続いて苦しそうな場合は耳鼻科に行けば効果的な処方をしてもらえるかもしれません。

鼻に直接薬を噴霧するネブライザーのように小児科ではなく耳鼻科でしかできないこともあります。一度受診してみましょう。

アレルギー性鼻炎の鼻水は透明でサラサラ

何かのアレルゲンに反応して起こる「アレルギー性鼻炎」の鼻水は透明でさらっとしています。

花粉が飛ばないときは出ないなどすぐに治まるときもありますが、何週間も続くと見ている方も苦しいものです。

2歳以上になって鼻の内側も広がってくるのにずっと詰まっていたり、鼻づまりでいつも鼻をかんでいる場合は、うまく集中できない、イライラするなどなりがちです。

鼻づまりで生活の質が落ちてしまいます。アレルゲンの特定をして、詰まらせる原因物質を極力近づけない対策を打ちましょう。

耳鼻科ですぐに血液検査をしてくれます。子どもはいやでしょうが、血液検査をすると鼻が詰まる原因が特定できます。

結果を見て効果的な対策を打てることがあるので鼻炎が続くようなら一度検査してみるといいでしょう。

アレルギー検査で判定できる原因物質

  • ホコリ、ダニなどのハウスダスト
  • 杉、ヒノキなどの有名どころ
  • ヨモギ、ブタクサなど木ではないもの

細かく原因特定できるので日常野中で原因に近づかないように気をつけられるようになります。

ちなみに食物アレルギーの検査はこれとはまた別になりますので注意しましょう。ハウスダストには様々な原因物質があり、ダニ、ダニの死骸、フケやカビなどです。

これらがホコリと一緒に舞い上がったところを吸い込んでしまい鼻の粘膜につけば鼻炎を引き起こします。

すべてを避けることは難しいのですが、軽減させる方法はたくさんあります。原因物質が特定できれば避ける手段が見えてきます。

  • 花粉が飛んでいる日に布団を干さない
  • ハウスダストが原因なら布団に掃除機をかける
  • ダニが出てきにくい高密度繊維のカバーをかける
  • ぬいぐるみを多く置かないようにする

現在は季節が限られる花粉症のほか、ハウスダストアレルギーに代表される通年アレルギーのお子さんも多いです。

アレルギー性鼻炎も副鼻腔炎も体力が落ちたときに発症しやすいものです。免疫力が落ちないように、季節の変わり目には特に気をつけましょう。

規則正しい生活や食生活などの普段の毎日を大事にしていくことが鼻水・鼻詰まりを防ぐ第一歩です。

副鼻腔炎は青っぱな

漫画やアニメでも青っぱなはネバっとしたイメージの黄色や緑のイメージですね。こういう鼻水が出ると、すぐ医者へ行って抗生剤をもらわなくては!と感じがちです。

でも青っぱなが出ている期間によっては抗生剤は必要ないようです。鼻水に色をつけているのは細菌ではなく白血球です。

黄色や緑の鼻水
鼻の中で細菌やウイルスなどからの炎症が長く続き、それと戦う白血球が多く出てくるときに起こる

何らかの炎症が起きていたのは間違いないですが、通常は風邪のあとに戦った白血球が体外に排出されるケースが多く数日間で自然に治ります。

ただし、膿である鼻水がたまりすぎて排出しきれなくなると、炎症ではなく「たまる」ことが原因でさらなる膿をためてしまうことになります。

この点からも「鼻水はためないことが重要」と言えます。かんで自分で排出できない場合は鼻水吸引器による排出も有効な手段になります。

医者にかかったほうがよい場合はやはり2週間が目安

青っぱなが自然に治まらないケースもあります。「ベストないつもの状態と何か違う」となってきた場合は注意してください。

全身状態でのどがイガイガしているなどの鼻以外の症状が出た、熱が出た
眠れない、元気がない、機嫌が悪い、だるそう、食欲がない
色付きの鼻水が1、2週間続いている

などの症状が見られたらそのうち治るから放っておこうと思わずに受診しましょう。放っておくと入院が必要な症状に続いていくことがあります。

また、小児では少ないようですが膿がたまりすぎると顔面が痛くなったり、歯が痛いと感じたりすることがあります。

虫歯でもないのに歯が痛い場合は副鼻腔炎のひどいもののことがありますので気を付けましょう。

出てくる鼻水を都度取り除いて鼻の内部を適度な湿度と清潔さで保つこと、ゆっくり休養して体力で細菌やウイルスと戦えることが大切です。

家に鼻水吸引器があれば、継続的に鼻のなかをきれいにしていけます

鼻水吸引は11回だけだと、すぐにたまってしまい無意味に思えますが、鼻水吸引器が家にあれば鼻水がたまっている期間は決まったときにこまめに吸い出せます。

鼻をかめないことでたまる鼻水をきっちり取っていけることは健康管理の面でもメリットがあります。

だんだんと鼻水量が減っていけばその後は自分の体力で治す手助けにもなっていきます。

ゴゴゴと音がなったりするので使うのに抵抗があるかもしれませんが、鼻がかめないことで症状が悪化しそうなときには大変便利です。

取り除けさえすれば楽になりそうなのに…と思うときは鼻水吸引器も試してみてくださいね!
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