妊娠しにくい時期を知っておこう!安全日と危険日のはなし

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『安全日』または『危険日』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

俗な言葉ですが、『妊娠しづらい時期』または『妊娠しやすい時期』のことですね。この時期を参考にしている方も結構多いのでは?

でも、安全日も危険日も、安易に信用していいものではないのです。100%妊娠する、またはしない時期はありません。

現在、子どもを望んでいる人も、望んでいない人も、この安全日と危険日について、今一度考えてみてはいかがでしょうか。

子どもを望んでいる人にとっては、妊活の手助けになりますし、子どもを望んでいない人にとっては、不用意な妊娠を避けることに繋がります。

赤ちゃんは素敵なさずかりものですから、こちらがきちんと迎えられる準備のできたときにやってきて欲しいですよね。

生理と女性の体の周期について知ろう

まずは女性の体には周期があることを考えてみましょう。

生理のことを俗に『お月様』というように、月の満ち欠けの周期に似た巡りを、女性の体は持っています。

一般的な成人女性の場合、生理期間は4日から7日程度、生理周期は28日前後といわれています。

でも、これはあくまでも目安。もともと個人差がある上に、そのときの体調や、ストレスを感じているなどの精神状態によっても左右されてしまいます。

「予測日より早くきちゃった!」「今月はなかなか来ないなぁ……」なんて、思ったことのない女性はほとんどいないのでは?

女性の体はそれほど繊細で、デリケートなものなのです。

なので妊娠しやすい時期と、しにくい時期があるとはいえ、それは確実に保証されたものではないということを覚えておいてください。

生理周期について理解しても、その間に体の中でなにが起こっているのかよくわからない方もいると思います。

妊娠しやすい、またはしにくい時期を決めるのは『排卵日』です。

よって、妊娠を望む場合もそうでない場合も、排卵日についてよく理解することが必要といえます。

それぞれいつ頃が、安全日と危険日なの?

一般的には、このようにいわれていることが多いです。

【 安全日 】

  • 妊娠しにくい時期
  • 生理の前、または生理が終わったあとの時期

【 危険日 】

  • 妊娠しやすい時期
  • 排卵日から数日、排卵期間中、排卵が終わった時期

安全日は、目に見えるバイオリズムである生理が基準であるため、比較的わかりやすいですね。

しかし、危険日は排卵日を基準としているため、自分の排卵日がいつなのかを知っていなければ把握することができません。

その危険日と排卵日について、次で詳しく解説します。

危険日を計算で割り出そう

ここではひとまず、生理の周期が安定している大人の女性で、生理周期を30日であると仮定します。

排卵が起こってから、次の生理がくるまでの日数のめやすは14日間です。

すると、30日-14日=16日という計算ができ、生理開始日から16日後が次の排卵日の目安ということになります。

危険日は、排卵日から数日、排卵期間中、排卵が終わった時期を指すのでしたね。
排卵日から数日、というのは、具体的には3日間ほどです。

そして、少しふんわりとした表現の、『排卵期間中』は約5日間です。

最後に、排卵が終わった時期は1日。

すべて合わせますと、

(排卵日から数日)+(排卵期間中)+(排卵が終わった時期)
3日+5日+1日=9日

よって、大体9日~10日目あたりが妊娠しやすい危険日ということになります。
生理後から計算すると、9日~19日目あたりということになります。

ちなみに、生理中は基本的に妊娠しないといわれていますが、女性の体はとっても繊細。

ストレスや体調で、排卵日が早まったりすることもありますので、絶対に妊娠しないとは限りません。

基礎体温を測ろう

女性には毎月のバイオリズムによって、体温の変化があることをご存知でしたでしょうか?

体温が高い時期である『高温期』と、低い時期である『低温期』に分かれます。このふたつは、それぞれこのような時期になります。

  • 高温期になる→排卵がはじまる
  • 低温期になる→生理がはじまる

つまり、この体温の変化を知ることで、排卵日と生理開始日を予測することができるのです。

基礎体温を測るには、風邪を引いたときなどに使う一般的な体温計よりも、専用の婦人用体温計を使うのが理想的です。

一般的な体温計と同じような形をした、使いやすいものもドラッグストアやネットショップで簡単に手に入れることができます。

値段も、安いものですと2,000円くらいから販売しています。

基礎体温を測るときは、朝、目が覚めたらその場から動かずに、体温を測りましょう。

起き上がったりトイレに立ったり体を動かしてしまう、または水を飲んだりしてしまうと、体温はすぐに変化します。

なので、体温が変化する前に寝たまま測りましょう。

体温が測れたら、基礎体温表に記入しましょう。

測っても、毎日のぶんを覚えておくことは不可能ですよね。目に見える形で残しておくことが大切です。

基礎体温表もドラッグストアなどで販売していますし、最近ではアプリなどもたくさん出ています。

【 アプリの紹介 】

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ラルーン:生理/排卵日予測アプリ、無料で生理日管理・妊活も

400万ダウンロードもされている、無料で使える人気アプリです。

基本的な基礎体温表の記録はもちろん、体や心の悩みを相談できる機能など、充実の内容です。

妊活にもおすすめです。

基礎体温を測って、知れること

排卵や生理がある以外にも、低温期と高温期には変化と特徴があります。

低温期
低温期の平均的な体温は、36度程度です。この時期には、卵胞ホルモンという物質が多く分泌されます。

卵胞ホルモンというのは、卵子を作るのに重要なはたらきをします。

また、別名エストロゲンという名前を持ち、このエストロゲンは『美容ホルモン』といわれているくらい、女性にとっては嬉しいはたらきをしてくれるのです。

具体的にはこのような効果があります。

  • 肌を綺麗にする
  • 脂肪を燃焼し、痩せやすくなる
  • 髪がつやつやになる

低温期がダイエットに最適!という話を聞いたことがある方もいるのでは?全体的に、心も体も好調に感じる方が多い時期といわれています。

高温期
高温期の平均は体温は、37度程度です。低温期と逆に、不調を感じる方が多い時期です。吐き気があったり、お腹が痛くなったりすることも……あまり快適な時期ではないですね。
高温期は、黄体ホルモンが分泌されます。この黄体ホルモンは、プロゲステロンと呼ばれています。

この黄体ホルモンに体温をあげる作用があるのです。

でも、高温期は妊娠を望む場合、受精卵が着床するための大切な期間です。
なくてはならない時期なのですね。

このように、そのときによって自分の体がどう動いているのかを、基礎体温を測ることで知ることができます。

なんだか体調が悪いな……と思っても、「高温期だからこのようになっているのかも」と思うことで、自然な体の変化なのだと思うことができます。

そうすると、少し安心できませんか?

すぐに子どもを望むわけではなくても、自分の体のバイオリズムを知るという意味で、大人の女性は測る習慣をつけてみても良いかもしれませんね。

子どもを望む方へ…妊娠の確率をあげるには

危険日、というと子どもを望む方にとっては、あまりいい印象の響きではないと思います。

子どもが欲しいのであれば最大のチャンスの日ですからね。名前はともかく、妊娠しやすい時期ですからこの時期を狙いましょう。

卵子の寿命は、たった24時間。実はとても短いのです。反対に、精子の寿命は3日から5日。女性の体内に入っても、そのくらい生き続けます。

よって卵子が排卵される前に、精子が子宮や卵管で待つことができていれば、ちょうど卵子が排卵されるタイミングでなくとも受精する可能性はあります。

よって、女性の排卵日前後に、何度か性交しておくことで妊娠の可能性は高まります。

また、妊娠しやすい時期を更に詳しく知る方法が、いくつかあります。

排卵検査薬

尿を使って測定する方法です。

黄体化ホルモンの変化を測る検査薬で、この黄体化ホルモンの濃度があがりはじめると、約36時間以内に排卵が起こります。

基礎体温の変化を見て、併用するとより効果的です。

自分でつける基礎体温表を見て、排卵日になりそうな日の4~5日ほど前から検査をはじめます。毎日同じ時間に測りましょう。

これにより、排卵日がいつごろきそうかを知ることができます。

おりものがぬるつく日を狙う

普段からある『おりもの』ですが、やたらヌルヌルしたものが出ることがないでしょうか。

これが実は、排卵が近付いているときに分泌されるものなのです。

確実な判定方法ではありませんが、ひとつのめやすとして見てみると良いかもしれません。

自分で実行できる方法を紹介してきましたが、いろいろと試してみても、なかなか妊娠しない場合もあるかもしれません。

妊娠しやすい時期に性交したとしても、妊娠の確率は20%から30%という説があります。必ず妊娠するわけではないどころか、意外と低い確率なのかもしれませんね。

妊娠しづらい場合は、お医者さんの指導を受けるのも良いかもしれません。

子どもを望まない人へ…「望まない妊娠」を避けるためには

安全日というものが一般的に認識されていますが、鵜呑みにして男性に「今日は安全日だから、避妊しなくても大丈夫だよ」と言っては絶対にいけません。

ストレスや体調の関係で、排卵日がもしかしたらずれているかもしれません。

なので、あくまでも正常な生理周期をもとにした計算上、『妊娠しづらい』ということになるだけで、『絶対妊娠しない』ではないからです。

望まない妊娠をして傷つくのは女性です。体だけではなく、心もです。自分を守るためにも、勇気をもって「避妊して!」と告げましょう。

危険日と安全日、またそれぞれの特徴などについてお話してきましたが、すべては女性の体を大切にすることに繋がります。

子どもを望んでいても、いなくても、自分の体を知っておくことは大切なこと。パートナーと幸せな関係を続けていくためにも、参考にしてみてください。

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