【生後4ヶ月】自我の出現で「抱き癖」や「夜泣き」がスタート!

【生後4ヶ月】自我の出現で「抱き癖」や「夜泣き」がスタート!
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生後4ヶ月と言えば、健診や予防接種などをクリアしたママにとってちょっぴり育児に自信が持てるようになってきた時期でしょう。

ですが、そんなママを待ち受けているのが次の試練!自我が出現する生後4ヶ月頃からは、抱き癖や夜泣きなど厄介なハードルに振り回される時期でもあるんです。

そこで今回は、生後4ヶ月の赤ちゃんにはどんなサポートが必要なのか、日々の育児に役立つお世話ポイントについてまとめてみました。

身長・体重・胸囲・頭囲の目安は?

厚生労働省が公開している「平成22年 乳幼児身体発育調査」によると、生後4~5ヶ月の身体的成長について下記のような結果が報告されています。

【 男女別の測定結果 】

男の子 女の子
身長 59.9~68.5cm 58.2~66.8cm
中央値 64.3cm 63.0cm
体重 5.67~8.72kg 5.35~8.18kg
中央値 7.22kg 6.71kg
胸囲 39.0~46.8cm 37.9~45.4cm
中央値 42.9cm 41.6cm
頭囲 39.7~44.7cm 38.5~43.4cm
中央値 42.3cm 41.2cm

上記の情報から、産まれた頃は胸囲より頭囲の方が大きかった赤ちゃんも生後4ヶ月頃にはだいぶバランスが取れてくる!という事が分かりますね。

もう一つの特長は体重の増え方!山口県にある「くらしげ小児科」によると、生後4ヶ月を境に体重の増え方が緩やかになってくると解説されています。

【 体重の増え方 】

  • 生後3ヶ月まで:1日あたり30g/1ヶ月あたり900g~1,100g
  • 生後4~6ヶ月まで:1日あたり20g/1ヶ月あたり300g~700g
  • 生後7ヶ月~:1日あたり10g/1ヶ月あたり100g~300g
但し、赤ちゃんの体重は毎日コンスタントに増える訳ではありません!体重の増え方が緩やかになってきて不安が募る時期だからこそ、日々の増加量に一喜一憂するのではなく母子手帳に掲載されている成長曲線に沿って増えているかどうかが重要ですよ。

ちなみに、厚生労働省のホームページで公開されている「平成24年度 乳幼児身体発育評価マニュアル」でも、生後3~6ヶ月の赤ちゃんは1日あたり15~20gの体重増加が望ましいと指摘されています。

生後4ヶ月の「動作」や「五感」!

ここでは、生後4ヶ月でどれくらい動作や感覚器官が発達するのか、特長やチェック方法について取り上げてみました。

身体能力:首すわりが安定して縦抱っこが楽になる!

厚生労働省が10年毎に行っている一般調査によると、生後4~5ヶ月の運動機能通過率について下記のような結果が報告されています。

【 身体能力の特長 】

  • 首のすわり:93.8%
  • 寝返り:52.7%
  • ひとり座り:0.5%
  • はいはい:0.9%

上記の情報から、ほとんどの赤ちゃんが生後4~5ヶ月で首すわりを習得し、半数以上が寝返りを始める!という事が分かりますね。

安心して縦抱っこが出来るのは、首すわりが安定してグラグラしないから!首の可動域を広げる為にも、左右や少し後方からオモチャをチラ見せしたり話し掛けたりして興味を引きつけてあげましょう。

ちなみに、ひとり座りは難しくても大人が支えながらお座り姿勢を取らせると座った状態で首を起こしていられるので、アイコンタクトが簡単になるのもこの時期の特長です。

聴力の発達:声が聞こえれば見えなくても安心する!

生後3~4ヶ月頃には音方向が分かるようになってきた赤ちゃんですが、生後4ヶ月以降はどれくらい進化するのでしょうか?

【 聴力の特長 】

  • 一番よく聞くママの声が認識できるようになる
  • 姿が見えないところから声をかけると、少しの間は一人で待てるようになる

上記の情報から、聴力の発達が心の発育にも役立っている!という事が分かりますね。

但し、大人しく待っていてくれるのはほんの少しだけ!ちょっと目を離した隙に寝返りしていた・・なんてアクシデントも珍しくありません。

不安になって泣き出す前に、赤ちゃんの視界に入る距離に近寄ってあげましょう。

視力の発達:遠近感がついてくる!

大阪府にある「おおしま眼科池本クリニック」によると、生後4ヶ月の視力には下記のような特長があると解説されています。

【 視力の特長 】

  • 視力:0.03~0.04くらい
  • 両眼視:両目でモノを見ながら遠近感を把握する能力が発達する
  • 立体視:生後4~6ヶ月で、3D画像などモノを立体的に捉える能力が急速に発達する
生後4ヶ月のキーワードは「遠近感」!視力としてはまだまだ未熟ですが、今まで平面的に捉えていた景色が立体的に見えてくるんですね。

左右の両目でモノを見る事で遠近感が分かるようになってきますが、この能力は運動機能とも密接な関係にあります。

【 遠近感と運動機能の関係 】

  • 首すわりが安定し視界が広がる
  • 生後2ヶ月頃から始まった「追視」が更に発達する
  • オモチャを掴もうと手を伸ばす
  • オモチャに触れて感触を確かめる
  • 自分とオモチャまでの距離が分かるようになる

上記の情報から、赤ちゃんの発育は身体能力・視力・五感の全てが連携している!という事が分かりますね。

遠近感が身についてくると、壁に掛かっている写真や窓から見える外の景色など遠くのモノに興味を示すようになってきますよ。

また、色覚が発達するのもこの時期の特長!赤や青などの比較的くっきりした色だけでなく、沢山の色や色調を認識できるようになります。

言語能力:クーイングから喃語へと進化する!

喉を鳴らすように「アー、ウー、クー」と盛んに発声していたクーイングも、生後4ヶ月を過ぎた頃には拙い喃語へと進化していきます。

中には赤ちゃんらしい声が聞けずに名残惜しいと思うママもいるようですが、決して残念に思う必要はありません!クーイングの卒業は、呼吸システムのコントロールと拙いながらも母音の発声が身についてきた証しでもあるんです。

逆にクーイングが少ない、あるいは全くなかったとしても聴覚スクリーニング検査で問題がなければ焦る必要はありません。

クーイングの頻度は赤ちゃんの個性や環境によっても大きく左右されます。

事実、クーイングや喃語が乏しかった赤ちゃんが突然話し言葉を発し始めた!というケースも報告されているんです。

生後4ヶ月の発達をチェックしてみよう!

兵庫県医師会が公開している「保育所・幼稚園における健康管理マニュアル」によると、生後4ヶ月の赤ちゃんに対して下記のようなチェック項目が設けられています。

【 チェック項目 】

  • 首すわりは安定しているか?
  • ガラガラを持たせると自分で遊べるか?
  • 洋服の袖など手に触れたモノを掴めるか?
  • あやすとよく笑うか?
  • 目の前で物を動かすと、水平方向ばかりでなく上の方へも追視できるか?
  • 仰向けから横向きに、半分ほど寝返りできるか?

但し、この時期の赤ちゃんは掴んだオモチャを振り回したり口の中に入れたりする事も!身体機能が成長した証しとは言え、突発的な事故には十分注意して下さいね。

生後4ヶ月でここまで成長する!

赤ちゃんの発育は身体機能だけでは不十分!生後4ヶ月からは目に見えない内面の発育にも注目点がいっぱいですよ。
ここからは、単純に数値では表せない内面の成長について見てみましょう。

情緒や社会性:おねだり上手になる!

生後4~5ヶ月の赤ちゃんは、情緒や社会性の面でも劇的な変化が起こります。

その正体こそ「自我の出現」!自分の欲望を表現し始めるだけでなく、何をしたら望みが叶うのかあの手この手で試すようになるんです。

【 特長 】

  • 泣く・モノを落とす・咳など、相手の注意を引こうとする
  • 適当にあしらわれると、怒って泣き出す
  • 甘えたいという感情も芽生え、放っておかれるとご機嫌が悪くなる
  • 抱っこして欲しい、構って欲しいと泣きながら訴える
  • 欲求が満たされると、あっさりご機嫌になる

和歌山県にある生馬医院によると、生後4ヶ月頃から夜泣きや抱き癖が本格的になるのも、この「自我」が関係していると解説されています。

認知能力:赤ちゃんなのに空気が読める!?

これまでの数ヶ月間で自分の周りに誰がいるのか、居心地の良い環境なのかを把握する認知能力を学んできた赤ちゃんですが、ママにとっては良い事ばかりではないようです。

【 特長 】

  • ママの顔を識別し、目で会話できるようになる
  • 表情や仕草から、相手の気持ちを察知するようになる
  • 笑顔で話し掛けると笑い、無表情だと怒って泣く

上記の情報から、生後4ヶ月の赤ちゃんはママのちょっとしたイライラや疲れなど、機嫌の良し悪しまで驚くほど正確に見破る!という事が分かりますね。

生後3ヶ月までは目・鼻・口の区別があやふやだったはずなのに、たった1ヶ月ほどで表情認知を習得するまでに成長した事になります。

よく「子供は親の顔色を伺う!」と言いますが、たった生後4ヶ月でもママが神経質になっているのか、それともご機嫌なのかを読み取れるようになるんですね。

好奇心:自分の手に興味津々!

見えているモノが自分の意思で動くという事は、赤ちゃんにとって衝撃的な出来事です。

そのスタートラインとなるのが、自分の両手!柔らかさや舐めた時の感触、両手を合わせた時に聞こえるペチペチという音など全てが新鮮に感じられるのでしょう。

【 特長 】

  • 自分の手を不思議そうに見つめる
  • 左右の手を触れ合せたり叩いたりする
  • 身体の中心部で両手を合わせるMidlineという動作が出来るようになる

一体ナニがそんなに面白いのか大人からは不思議に思える事も、赤ちゃんにとっては楽しい遊びなんですね。

睡眠サイクル:夜の睡眠がメインになる!

岡山県にある妹尾小児科によると、生後4~5ヶ月の睡眠サイクルについて下記のように解説されています。

【 睡眠の特長 】

  • 1日あたりの睡眠時間:約14時間
  • 続けて眠れる時間:8~10時間
  • 日中に起きていられる時間:約10時間
  • 特長:日中のお昼寝よりも夜の睡眠がメインになる

生後4~5ヶ月の赤ちゃんは、睡眠と覚醒のサイクルが「こま切れ型」から「安定型」へと本格的に移行する時期。

しかも、昼と夜の逆転現象が解消されはじめて社会生活のリズムと合うようになってくるのもこの時期の特長です。

【 覚醒リズム 】

  • 午前8時~午後8時まで:お昼寝は続くものの、ほとんどの時間は起きていられる
  • 午後8時~午前8時まで:睡眠のほとんどを占める
とは言え、毎晩のように夜通し眠れるようになるのは生後1才頃が一般的!長時間まとめて眠ってみたり夜中に目を覚ましてみたり・・、2つの睡眠パターンを繰り返しながら少しずつ深い眠りにつけるようになっていくんですね。

ちなみに、英国ダラム大学の人類学講座教授ヘレン・ボール氏が主催する「the Infant Sleep Information Source(乳児の睡眠情報センター)」によると、生後5ヶ月ごろまでには約半数の赤ちゃんが数日に一度のペースではあるものの、8時間ほど長く眠れる日があると解説されています。

生後4ヶ月からのお世話ポイント!

ここからは、生後4ヶ月の赤ちゃんにはどんなサポートが必要なのか、実際の育児に役立つお世話ポイントについて見てみましょう。

生活リズム:パジャマで体内時計をサポート!

授乳と睡眠のサイクルが整い始める生後4ヶ月からの子育ては、昼と夜の逆転現象から抜け出す為のサポートを始めるべきタイミングとも言われています。

体内時計が未熟な赤ちゃんに昼と夜の違いを理解してもらうには、早寝早起きの習慣づけが大切!メリハリのある規則正しいリズムを意識的にサポートしてあげましょう。

【 生活リズムの整え方 】

  • 朝:毎日決まった時間に起こし、カーテンを開けて体内スイッチを入れる
  • 夜:部屋を暗くして、毎日決まった時間に寝かせる
  • 日光浴:1日1回、30分くらいの散歩で日差しや外の刺激に触れさせる
  • 日中:室内遊びで体力を使わせ、程よく疲れさせる
  • お風呂:毎日決まった時間、寝る1時間くらい前に入浴させる
  • 着替え:起きたら洋服、寝る前にはパジャマに着替えさせる

この時期に用意してあげたいのが「ベビーパジャマ」!寝る前に着替える習慣を付けると、ねんねの合図だとインプットされやすくなるんです。

優先すべきは赤ちゃんの生活リズム!パパの起床時間や帰宅時間に合わせてしまうと、どうしても生活リズムが乱れがちになってしまいます。

赤ちゃんの体内時計が発達するまでは、パパにもちょっとだけ我慢して貰いましょう。

ちなみに、寝る直前に入浴するとかえって目が覚めて元気いっぱいに!お風呂から上がってクールダウンさせてからの方が、比較的スムーズに眠ってくれますよ。

夜泣き:タイプ別の対処法!

赤ちゃんの夜泣きは、相手の表情や動きが読み取れるようになる生後4ヶ月頃から始まると言われていますが、その根拠となっているのが下記の2点です。

【 生後4ヶ月頃から夜泣きが始まる理由 】

  • 不安を抱くという自我が出現する
  • 脳内でメラトニンという睡眠ホルモンを作れるようになる

生後3ヶ月までの赤ちゃんが夜中に何度も目覚めるのは、脳内で十分なメラトニンが作れないから!その為、この時期の母乳にはメラトニンがたっぷり含まれているんです。

また、一度は眠った赤ちゃんが再び目覚めて泣き出すからと言って、全てが同じプロセスを辿っているとは限りません。

まずは、夜泣きを大きく分類した場合の2種類についてご説明しましょう。

【 夜泣きの種類 】
▼概日リズムのアンバランス

  • 状態:夜でも満面の笑顔/眠くなるどころか、活気に溢れている
  • 特長:夜になると自然と眠くなる・・という体内時計が未熟
  • プロセス:夜中なのに朝と勘違いして目覚める→真っ暗な部屋に戸惑って泣く

▼情緒制御のアンバランス

  • 状態:ちょっとした物音で目を覚ます/不安・興奮体験があった日に起こりやすい
  • 特長:精神的な不快に対して感情がコントロールできない
  • プロセス:睡眠が浅く一度は眠ってもすぐに目覚める→感情の制御ができずに泣く

上記の情報から、赤ちゃんの夜泣きには生活リズムの不安定さと情緒制御の未熟さが、相互に絡み合って起きている!という事が分かりますね。

生後4ヶ月からの夜泣きに悩まされているなら、タイプ別の対処法を試してみましょう。

【 対処法 】
▼概日リズムのアンバランスによる夜泣き

  • 光のメリハリ:朝と日中は日光をあびさせ、就寝時は部屋を暗くする
  • 昼寝:明るい場所や気温がやや高い部屋で寝かせて、眠りを浅く短くする
  • 夕方:ウトウトしていても寝かせないようにする
  • 起床・就寝:たとえ土日でも、規則正しいサイクルで過ごす
  • 入眠儀式:お風呂や着替えなど、寝る前に決まったルーティーンをこなす
  • 声掛け:「寝る時間だよ~」と合図をおくる
入眠儀式は毎日の習慣づけがポイント!単体での入眠誘発効果は弱いものの、「〇〇の後はねんね!」と身体で覚えさせる方法で、パブロフの犬のような効果が期待できるんです。

お風呂や着替えなど身体を使った行動に加え、ぬいぐるみや毛布など安心グッズを与えてお休みの合図にするのもオススメですよ。

▼情緒制御のアンバランスによる夜泣き

  • 午前中:散歩やリズミカルな運動で体力を使わせる
  • 記憶回想:興奮や不満、不安や恐怖体験を控える
  • 前頭葉トレーニング:笑顔で接し、同じ物を見て共感する

特に難しいのが、興奮や恐怖体験の避け方!夜泣きの軽かった日と激しかった日を比較して、日中の過ごし方に違いが無かったか観察してみましょう。

抱き癖:意思表示の最初の一歩!

自我の出現が始まる生後4ヶ月は、本格的な「抱き癖」が始まる時期とも重なっています。

これは「抱っこして欲しい!」「甘えさせて!」という欲求を意識的に相手に伝えられるようになった証拠!漠然とした不安からねだっていた今までの抱っことは、全くの別モノなんです。

この違いは、これまでの数ヶ月間で習得した「認知能力」と「大脳辺縁系の発達」による影響だと考えられています。

とは言え、これといった原因がないのに抱っこしていないと「泣き止まない」「眠ってくれない」という状態が続くと、心穏やかではいられませんよね。

そんな時は、意思表示ができるようになった証拠!と自分に言い聞かせ、逆に赤ちゃんの成長を喜んであげるのがコツ!不思議とイライラした気持ちから解放されますよ。

よだれ:ママもオモチャもベトベトに!

首すわりが安定した分、一段と視野が広がった生後4ヶ月の赤ちゃんは好奇心でいっぱい。

見るモノ全てに触れたがり、手に持ったモノはすかさず口元に!あむあむと口に含んでみたりペロペロと舐めてみたり・・ママの手もオモチャもあっという間に赤ちゃんのよだれでベトベトになってしまいます。

口や舌の機能を発達させるには欠かせないプロセスですが、衛生管理や誤飲に注意を払うのはもちろん「よだれかぶれ」の予防も大切なお世話ポイントです。

ちなみに、よだれの量が増えるこの時期からスタイを使い始めるママも多いようですが、お肌の弱い赤ちゃんにとってはスタイの摩擦刺激がよだれかぶれを悪化させている!と指摘する医療関係者も少なくありません。

外用薬や内服薬が手放せなくなる前に、保湿など基本的なスキンケアを心掛けましょう。

よだれが増えてくると大人が食べているモノに興味を示すようになりますので、ふと気が付くと「よだれを垂らしながらじーっと見られていた!」なんてシーンが増えてきます。

ですが、どんなに物欲しそうに見つめられても味見させるのはNG!大人が食べている様子を見せてあげる事で切り替えがスムーズになりますが、心を鬼にして離乳食のスタート時期を待って下さいね。

生後4ヶ月の授乳サイクルは?

おっぱの哺乳量も体重も順調に増えていたのに、生後4ヶ月を過ぎた頃から急に飲みが悪くなる赤ちゃんが居ます。

その理由は、太りすぎないための生物の摂理!ほとんどの場合、しばらく待てば問題なく飲めるようになってきますよ。

完全母乳の目安

生後4ヶ月の赤ちゃんは、授乳間隔が定まってきて遊び飲みが目立ってくるのが特長です。

ママのおっぱい一つで「飲みたい・甘えたい・遊びたい」の3つの欲求を満たそうと、中々離れてくれない事も!

そんな時は、「もうおしまいにしようね!」と声掛けしてから切り上げてみましょう。

【 授乳サイクル 】

  • 1日あたりの回数:5~6回ほどが一般的
  • 授乳間隔:4~5時間おきに定まってくる
  • 1回あたりの授乳時間:20~30分以内/遊び飲みをしたら切り上げる
  • 1日に必要な母乳量:1kgあたり100ml~200ml/平均150ml
  • 1回あたりの母乳量:1kgあたり約20ml
この時期に授乳間隔が定まってくるのは、満腹中枢が発達してくるから!疲れではなく満腹感によって授乳を終了する事を学んでいる最中で、カロリー消費が少ない夜の授乳間隔が長めになる赤ちゃんもいるようです。

では次に、生後4~5ヶ月の男女別に下記の条件で算出した母乳量について見てみましょう。

【 算出条件 】

  • 平均体重:成長曲線に使われている50パーセンタイル値
  • 1日あたりの母乳量:平均体重×150ml
  • 1回あたりの母乳量:1日の必要量÷6回
  • 単位:10ml以下で四捨五入
性別 平均体重 1日あたりの母乳量 1回あたりの母乳量
男の子 7.22kg 1,080ml 180ml
女の子 6.71kg 1,010ml 170ml

授乳回数が徐々に減ってくるこの時期は、乳房トラブルが起こりやすい時期でもあります。

直接授乳の場合は実際にどれくらい飲んでいるのか確かめようもありませんが、搾乳した母乳を哺乳瓶で与える場合は上記の母乳量が目安になりますよ。

完全ミルクの目安

人工ミルクだけで育てる場合は、母乳より授乳間隔が長く1日あたりの回数も少ないのが特長です。

【 ミルクの授乳サイクル 】

  • 1日あたりの授乳回数:5回くらい
  • 授乳間隔:約5時間おき
  • 1日・1回あたりのミルク量:メーカーによって異なる

1回あたりのミルク量はメーカーによって多少の違いはあるものの、ほとんどのメーカーで1日あたり1ℓを超えないように!という注意書きが記載されているようです。

体重の増加が順調であれば、ムリに決まった量を飲ませなくても大丈夫!ミルクの必要量だけにこだわるよりも、赤ちゃんが満腹で満足しているかどうかが重要ですよ。

事実、ミルク缶に記載されている目安量の70~80%飲めていれば十分な場合が多い!と指摘する医療関係者も少なくありません。

生後4ヶ月の健診と予防接種!

健診と予防接種のスケジュール管理は、子育てに欠かせないお世話ポイントです。
住んでいる地域の方針を確認して、漏れがないように予定を立てておきましょう。

健診:自治体によっては4ヶ月もある!

義務健診に分類される3~4ヶ月健診は、市町村の公費によって生後3ヶ月を過ぎた頃に受けるのが一般的ですが、自治体によっては生後4ヶ月に行われるケースもあります。

【 4ヶ月健診を実施している自治体 】

  • 大分県中津市:生後4ヶ月を過ぎてから
  • 北海道苫小牧市:生後4~5ヶ月になるまで
  • 栃木県宇都宮市:生後4ヶ月1日~5ヶ月10日まで
  • 静岡県富士市:生後4~6ヶ月未満の乳児

などなど・・受けられる期間もそれぞれ異なりますので、自治体から届くお知らせや受診票で確認してみましょう。

予防接種:ロタウイルスワクチンの回数に要注意!

生後4ヶ月に行うワクチンは、生後3ヶ月の接種日から4週間後に下記の4種類を同時で受ける事が出来ます。

ワクチンの名称 分類 各当回数 タイプ
Hib(インフルエンザ菌b型) 定期/不活化ワクチン 3回目 注射
小児用肺炎球菌 定期/不活化ワクチン 3回目 注射
ロタウイルス1価・5価 任意/生ワクチン 3回目 経口
四種混合 定期/不活化ワクチン 2回目 注射

但し、ロタウイルスワクチンに限っては2回接種と3回接種がありますので、2回接種を選択した赤ちゃんは全部で3種類となります。

ママの健康状態もチェック!

寝る間も惜しんで育児に専念していたママですが、ようやく育児にも慣れてきて少しだけ余裕が出てくる産後4ヶ月目。

ふと気づいたら、鏡に映った自分の体型に愕然とした!なんてママも多いようです。

では、実際に妊娠前の体重に戻るには何ヶ月くらいかかるのか、大手育児雑誌によるアンケート調査の結果を見てみましょう。

【 妊娠前の体重に戻った時期 】

  • 産後3ヶ月まで:33%
  • 産後4~6ヶ月まで:18%
  • 産後7~9ヶ月:7%
  • 産後10~11ヶ月:5%
  • 産後1年まで:10%
  • 戻っていない:27%

上記の情報から、産後3ヶ月までに妊娠前の体重に戻るママは3人に1人!という事が分かりますね。

産後4ヶ月を過ぎたママが「そろそろ体重が戻っても良い時期なのに一向に減らない!」と焦るのも当然でしょう。

しかも、体重と身体のラインは別モノ!体重は妊娠前に戻っても、ぽっこり突き出たお腹や弛んだウエストライン、抱っこで鍛えられた二の腕などの変化に自信を消失してしまうママも多いようです。

幸い、赤ちゃんの生活リズムが整い始める時期ですから、そろそろ自分のケアに目を向けても良い頃かもしれませんね。

生後4ヶ月の遊び方!

しっかりと首がすわってきた赤ちゃんには、今までよりダイナミックな遊びがオススメ。

手先や顔の表情など、特定の部位だけを使った遊びから全身運動へとアップグレードする分、夜もぐっすり眠れるかもしれませんね。

【 お座りシーソー 】

  • ステップ1:座っているママの太ももに赤ちゃんをまたがせる
  • ステップ2:赤ちゃんの背中と腰に手を当てて支える
  • ステップ3:シーソーのように「ぎっこんばったん」と、前後に傾ける

【 起き上がりこぼし 】

  • ステップ1:赤ちゃんを仰向けで寝かせ、向かい合わせに座る
  • ステップ2:左右の二の腕を持って、上半身をゆっくり引き起こす
  • ステップ3:お座りの状態から、ゆっくりと仰向け寝に戻す

どちらも、自然と体幹が鍛えられるのがメリット!次に待っている「寝返り」や「お座り」にも役立つ筋肉を、遊びながら鍛えてあげましょう。

但し、寝る前に行うのはNG!ねんねの前に興奮させてしまうと、せっかく整い始めた体内時計が台無しになってしまいます。

おすすめのオモチャは?

赤ちゃんにオモチャを選ぶ時は、生後4ヶ月の特長に合わせたモノを選んであげましょう。

【 おもちゃの種類 】

  • ガラガラ:振ると音が出て聴覚を刺激する!
  • 歯固め:安心して口の中に入れられ、舐めても噛んでも壊れない!
  • 布製のオモチャ:小さな手でも握りやすく、感触を楽しめる!
ポイントは「大きさ」と「素材」!口の中にスッポリ入って誤飲してしまう小さ過ぎるオモチャを避け、よだれまみれになっても手軽に洗ったり拭いたりできる素材が鉄則ですよ。

今こそパパの協力が必要!

よだれの増加に抱き癖、夜泣きまで加わる生後4ヶ月の育児は試練の連続!あまりのストレスに「泣きたいのはママの方よ!」なんてセリフを、ついつい口走りそうになりますよね。

中には、疲れのあまり無性にジャンクフードが食べたくなる!なんてママも多いようです。

そんな時こそパパの出番!泣きたいほど切ない気持ちを吐き出してグチを聞いてもらったり、日曜日の午後だけ一人になれる時間を作ってもらったり、パパに協力してもらいましょう。

もちろん、ワガママかも?なんて自己嫌悪に陥る必要もありません!笑顔で赤ちゃんに向き合えるのは、心のバランスが整っていてこそですよ。

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