抗酸化作用UP!美肌作りを応援するビタミンC誘導体の効果について

ビタミンCは体内では作られない、なくてはならない栄養素です。健康維持のためにはもちろん、肌にも効果があるとされてきました。

しかし、肌にいいとされるビタミンCはそのまま使用すると刺激が強く、不安定で化粧品に配合することはできません。

そんなビタミンCを美容にも活かしたい、そんな思いから改良され、今ではビタミンC誘導体として、様々な化粧品に配合されるようになりました。

ビタミンC誘導体といえば美白効果が有名ですが、他にもアンチエイジング効果、抗酸化作用など美肌に多方面からアプローチすることが出来る万能成分です。

たくさんの効能を持つビタミンC誘導体を余すことなく生かし美肌力をアップしていきましょう。

▼「ビタミンCの持つ力」についてはコチラも参考にしてください!

ビタミンC誘導体の働き

ビタミンCの効果をそのまま持ったビタミンC誘導体。実際にお肌にはどんな効果があるのでしょうか。大きく分けると4つの効き目が伝えられています。

  • 抗酸化作用
  • コラーゲンの生成
  • 皮脂分泌の抑制
  • 美白効果

 などです。

肌のさびを止める抗酸化作用

肌の細胞はストレスや喫煙紫外線など刺激を受けると活性酸素が発生し、肌の細胞は傷つき老化が始まります。

すると、しわ、シミ、たるみにつながってしまうのです。

そんな肌の老化現象をビタミンC誘導体は、除去し細胞を守ってくれる効果があります。多方面に働きアンチエイジング効果が得られるのです。

ビタミンC誘導体と同様の効果があるものは

  • ビタミンE
  • フラーレン
  • アスタキサンチン
  • コエンザイムQ10

などがあります。

活性酸素の種類も沢山あるので、それぞれに適した抗酸化物質が働いてくれるのです。

コラーゲンを増加させる効果でしわを抑制してくれる

肌の上から塗られたビタミンC誘導体は真皮まで浸透します。その中にある線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンの生成を促してくれるのです。

最近ではコラーゲンを配合した化粧品が沢山出ています。

しかし、角質層を潤すことはできますが、分子が大きいため肌内部まで届くことはないのです。

また、ビタミンCは口から取り入れると、アミノ酸になり体の色々な部位で使われてしまいます。

肌のコラーゲンになるとは限らないのです。また、肌のコラーゲンを作る指令を出す女性ホルモンは、年を経るごとに減ってきます。

その結果、アミノ酸を飲んでもコラーゲンを作れません。ですからビタミンC誘導体を皮膚から取り入れるのは、とても有効なのです。

皮脂の分泌を抑え、肌トラブルを克服

ビタミンC誘導体には、過剰な皮脂を抑える働きがあります。余分な皮脂が原因でできるニキビの治療に効果があり消炎効果も併せ持っています。

ただ、ニキビは水分と皮脂のバランスが崩れ、ターンオーバーが乱れていると出来やすいもの。

ビタミンC誘導体は、肌を乾燥させることもあるので、脂肌性の方の方を除き、適度な保湿を心がけるとよいでしょう。

美白になるメカニズム

シミの元メラニンは紫外線を浴びると、皮膚へのダメージへらそうとメラノサイトの中からチロシンができ、そして酸化酵素によってメラニンができます。

通常では肌のターンオーバーで肌の外に排出されます。

しかし外部環境の刺激を受けて、うまくターンオーバーが働かなくなると、皮膚内にメラニンが残りシミそばかすの原因となります。

そのメラニンの生成をビタミンC誘導体は抑えるのです。

ビタミンC誘導体の種類とメリット・デメリット

ビタミンC誘導体には

  • 水溶性
  • 油溶性
  • 進化形

3つの種類があります。

それぞれ良い点・悪い点があり、期待できる効果も違ってきます。

それぞれ見ていきましょう。

「水溶性」のビタミンC誘導体について

もともとビタミンCは水分に溶けやすい性質を持っているので、化粧水に配合されることが多いです。

水溶性のビタミンCは、即効性があるため皮脂の分泌を正常化します。シミ改善に大きな効果を発揮し、乾燥肌の方は塗った後にツッパリ感を感じるかもしれません。

安定性が高く、持続性力は12時間ほどです。

水溶性ビタミンCじゃ誘導体の種類は大まかにわけて4つの種類があります。

・リン酸アスコビルナトリウム
浸透力が良く安価。お肌の悩みを多方面から解決してくれます。紫外線に弱いという欠点があります
・リン酸アスコビルマグネシウム
刺激が少なく比較的に肌のコンディションを問わず使用できます。
・リン酸アスコルビルアミノプロピル
安価ですが安全面に不安があり使われなくなっています。
・L‐アスコルビン酸‐2グルシド
糖を結合したもので、安全性は高いが効果があるとはいえず最近は使用がへってきています。化粧品に記載の成分表にこの成分があれば要注意です。効果を期待できません。

「油溶性」のビタミンC誘導体について

美容液やクリームに配合され、肌の刺激が少ないのが特徴です。油溶性なので角質層になじみやすく肌に浸透されやすいといわれています。

高濃度の配合も可能で、持続性は水溶性のものよりも長くなっています。油分を持っているので乾燥肌の方でも使用できますが、逆に脂性肌の方向きではありません。

例えば、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは、水溶性のものより効き目が早くありません。油溶性のためべたつくこともあるので、脂性肌の方は避けた方が良いでしょう。

進化したビタミンC誘導体(APPS)ついて

パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム(アプシエ)のことです。水溶性と油溶性の性質を持つので皮膚から取り入れやすい性質です。

従来のビタミンC誘導体よりかなり浸透力が強いといわれています。

シミ、しわの改善に効果を発揮。油溶性の性質を持っているので、乾燥肌の方も安心して使えます。持続性も従来のものより優れていますが、値段が高くまだ広範囲で使われていません。

これからいろいろなアイテムに配合されることが期待されています。

ライバル出現?!ビタミンC誘導体とピュアビタミンCの違いについて

最近よく聞かれるピュアビタミンC。効果が高そうに感じますが、一体何が違うのでしょうか。

違いは即効性にあります。

ビタミンC誘導体はビタミンCに何かを加えて、肌に浸透させる働きを持つようにし、肌の内部に入るとビタミンCに戻り、同じ働きをするというもの。

ビタミンC誘導体は、肌内で加えたものを酵素の力で切り離して初めてビタミンCとなるので、効果が出てくるまで時間がかかります。

ピュアビタミンCは肌に浸透させる技術を持っているのでそのまますぐに効果を実感できるのです。

しかし、ソラレンという成分がシミの原因になることも伝えられています。夜だけ使用する。またはUVカット剤で防御することが必要です。

そういった意味では、ビタミンC誘導体のほうが安全性は高いといえるのかもしれません。
 

より効き目を高めるには

ビタミンC誘導体の能力を最大限に発揮するために、同時に配合するとよい成分、または方法があるでしょうか。まずは成分からみてみます。

ビタミンEとのダブル配合か効く

ビタミンEは抗酸化・抗炎症作用を持つ成分です。活性酸素を取り除く抗酸化の過程で自らが酸化。効き目を失います。

しかしビタミンC誘導体がともに配合されていると再活性化し、生き返ってまた効果を発揮します。

ビタミンCは水に溶けやすくお肌の中の水分に当たる部分について、ビタミンEは油溶性の性質で肌の中の脂質に当たる部分に抗酸化の作用を起こします。

ビタミンCは水分面から、ビタミンEは油分面からアプローチしますが、その間をαリポ酸が取り持ち、再活性化して効果が持続するのです。

効果に取りこぼしがないというメリットがありそうです。

フラーレンをプラスしてさらなる抗酸化作用UP

フラーレンとはノーベル賞受賞成分です。

ビタミンC誘導体と同じく抗酸化作用が、あります。その効果は172倍。炭素でできた粉末で、活性酸素をスポンジのように吸い取る性質があります。

ビタミンC誘導体はお肌に塗られた途端から、存在する活性酸素によって少しずつ酸化していきます。

フラーレンは、その活性酸素を吸い取り続け、長い間その能力が衰えることはありません。ビタミンC誘導体はフラーレンのおかげで、浸透していきながらビタミンCの持つ抗酸化作用を発揮し続けます。

フラーレンが配合されていると、抗酸化機能は格段に高くなるといえるでしょう。

イオン導入で浸透力を上げる

ビタミンC誘導体をより浸透させるため、イオン導入という方法が使われてきました。

肌から塗った時と比べて20倍、浸透力はアップします。

肌に弱い電流を流し成分をイオン化。電気で誘導し肌のバリア機能に侵入し美容成分を肌の奥深く(真皮層)に通す技術です。美容皮膚科で受けることができます。

家庭用の場合、イオン導入に使う化粧品には防腐剤などお肌に浸透して欲しくないものまで入っているものもあります。成分を事前にチェックしてみましょう。

また、週一回と書いているのに毎日美顔器を使ってイオン導入を行うと、肌を痛める可能性も出てきています。注意が必要ですね。

様々な効力を手に入れよう

ビタミンCは、その効能の豊かさから今でも研究が重ねられています。

欠点であった紫外線、空気からの外部影響で変質しやすい不安定さ、浸透力ついても改良が進んでいます。

マルチなアンチエイジング効果は肌トラブルで悩む人、加齢により起こる肌の悩みについて救世主となってくれるでしょう。

これからもビタミンC誘導体から目が離せませんね。

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