体重が全然減らない!食べてないのに太る理由とは?

女性なら、スリムボディをキープしたいとは常に思っているのではありませんか。

「ちょっと最近体重が増えてきたから食べるのを控えよう。」などと気を付ける方も多いでしょう。

でも、「食べてないのに体重が増えてる!なぜ?!」と、体重計に乗って愕然している方も少なくないのではありませんか?

食べてないのに太る理由について知り、痩せやすい体を作りませんか?

年齢とともに食べてないのに太る体質へ

「そんなに食べていないはずなのに太っていっている」という場合、基礎代謝が落ちてきているということが考えられます。

基礎代謝というのは、 “何もせずにじっとしていても、生命活動を維持するために生体で生理的に行われている活動のために必要なエネルギー” のことです。

つまり、一日にあなたが消費しているカロリー(エネルギー)というのは、基礎代謝と運動などで消費するカロリーを合計したものということです。

食事などから摂取するカロリー<基礎代謝+運動などで消費するカロリー となれば、不足するエネルギーは体に蓄積した脂肪分を消費することで補いますから、痩せていきます。

逆に、摂取カロリー>基礎代謝+運動などで消費するカロリー となれば、太っていきます。

さて、食べてない、すなわち摂取カロリーは以前と変化していないし、運動量やライフスタイルも変わっていないというのに太ってきたと感じる場合、基礎代謝が落ちてきているということが考えられます。

基礎代謝量を具体的に知っておこう

体重1kgあたりの1日あたりの基礎代謝というのは、実は、男性では15~17歳、女性では12~14歳をピークに、落ちていく一方なのです。

女性の場合、厚生労働省の示す基礎代謝標準値(1kgあたり、1日あたり)によると、12~14歳のは29.6kcal、18~29歳で22.1kcal、30~49歳では21.7kcalとなっています。

1kgあたり、1日あたりの基礎代謝量ではわかりにくいので、体重50kgの女性を例として計算してみましょう。

50kgの女性は、14歳時には何もしなくても1日に1,480kcal消費していました。この女性が30歳を過ぎると、1日に何もしなくても消費するカロリーは1,085kcalにまで減ってしまうのです。

ちなみに、14歳時の1日の基礎代謝1,480calと、30歳の基礎代謝1,085kcalの差はどれくらいなのでしょうか。

差の395calに近いカロリーの食べ物の例を挙げてみましょう。

たとえば、マクドナルドの「えびフィレオ」が1個391kcalです。

つまり、14歳と30歳の体をくらべると、運動量も食べる量も同じなら、30歳ボディは相対的には毎日えびフィレオを1つ食べ過ぎているという計算になります。

毎日バーガー1個食べ続けていると考えると、太るのも納得ですよね。

ですから、年齢とともに摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やさない限り、太っていくというわけです。

生理前、食べてないのになぜ太る?

「生理前に太る」と感じている女性は、多いのではないでしょうか。その理由はいろいろあります。

生理前というのは、何かとイライラしがちです。このイライラをお菓子のドカ食いなどで解消してしまって太ってしまうという方も多いと思います。

でも、「食べてないのに、生理前は太るのよ……。」とお悩みの方もいらっしゃいますよね。それは、女性ホルモンの影響なのです。

女性ホルモンは、二種類あります。

排卵以降にたくさん分泌される、妊娠を継続させるためのホルモンが「黄体ホルモン(プロゲステロン)」。生理が始まってから排卵までの間たくさん分泌される、女性らしさを保つホルモンが「卵胞ホルモン(エストロゲン)」です。

さて、「生理前に食べてないのに太る」という現象に係わっているのが、黄体ホルモンです。黄体ホルモンは、水分を体内に保持するはたらきがあります。

水分を保つといえば聞こえが良いですが、要するに水分を排出しにくくなるため、むくみます。

よって、生理前に「食べてないのに太る」と感じるのは、むくみが原因と考えられます。

生理が始まれば黄体ホルモンの分泌量が減り、卵胞ホルモンの分泌量が増えるため、体調が改善し、むくみも解消されていきます。

むくみと体重増加は悪循環

女性に多いお悩みのひとつに、むくみがあると思います。

立ち仕事やPCの前に座ったままの事務仕事で、毎日体がむくんで困っているという方がたくさんいらっしゃるのではないですか。

また、ダイエットをきっかけにむくみやすくなったという方も多いかもしれません。

同じ姿勢でずっといると、体の循環が悪くなります。また、食事制限によるダイエットをしていると、代謝が落ちてしまって体が冷えやすいです。

冷えると、やはり循環も悪くなります。循環が悪くなると、不要な水分や老廃物の排出も滞りがちになるため、むくむのです。

むくんでいると、体内に余分な水分が残っている状態ですので、当然体重は増えてしまいますし、ボディラインも膨らんでしまいます。

食べてないのに体重が増えているという方は、むくみが原因かもしれません。

しかし、むくんだことにより体内に蓄積された老廃物は、だんだんと贅肉に変わっていってしまいます。

脂肪細胞に老廃物や水分が付着して大きくなっていくのが、セルライトです。

ここで間違って、さらに代謝が落ちるようなダイエット方法を取り入れてしまうと、さらにむくんだり太ったりしてしまう悪循環に陥ります。

よって、むくみはセルライトになってしまう前に、速やかに解消すべきです。

ストレスはダイエットの大敵!

ストレス社会に生きる皆さんにとって、ストレスを溜めないというのは難しいかもしれません。

でも、ストレスにより、食べてないのに太るというトラブルが発生していることを知れば、何としてでもストレスを解消しようと思うことでしょう。

そうです、ストレスがたまると、食べてなくても太るんですよ。

ストレス=睡眠不足=太る

ストレスが溜まるときのひとつとして、忙しくて睡眠不足になっているというときが挙げられると思います。

睡眠不足が続くと、体が危険を察知します。すると、生命維持のためにできるだけ脂肪を蓄えておこうと考え、太りやすい体質になると考えられています。

ストレス=睡眠不足=理性低下=つい食べてしまっているかも?!

また、夜遅くまで起きていると、おなかがすいたり口が寂しくなって、ついついいろいろと食べてしまうというのも、太る原因ではありますが、ダイエットを志す皆さんならそんなことはしていないかもしれません。

それでも、睡眠不足になると脳の理性をつかさどる前頭前野の働きが低下してしまうので、太りやすいと知っていてもついつい脂っこいものや甘いものなど、カロリーの高いものを選んで食べてしまいがちになります。

量を食べていないから大丈夫と思っていたり、忙しく頑張っているから大丈夫と思っていても、つい太りやすいものを食べていると、太ってしまいますね。

妊娠中に、食べてないのに太ったら?

妊娠中に、食べてないのに太ってくることがあります。

もちろん、おなかのあかちゃんは日々大きくなっていっていますから、その分、ママの体重が増えていくのは問題ありません。

ですが、体重が増えすぎるのは問題です。

妊娠中に増えて良い体重は、標準体重の人で7~12kg、やせ気味の人で9~12kgが目安とされています。

9か月を過ぎた頃からぐんと体重が増えやすくなったりもしますので、検診に通っている産婦人科の先生と相談しながら、体重コントロールをしないといけません。

とはいえ、妊婦さんが摂取カロリーをコントロールして栄養不足になってしまうと、おなかのあかちゃんに悪影響を及ぼしますから、増えすぎた後に断食をするなどという無茶な体重コントロールは避けましょう。

さて、妊娠中の体重コントロールに際し、「食べてないのに体重が増えてきた!」と焦る方もいらっしゃるでしょう。

妊婦さんの体というのは、もともと、あかちゃんのために栄養を確保しようとするので、栄養を吸収しやすくなっています。ですから、妊娠前より太りやすいと感じることはあるでしょう。

でも、適正な増加量以上に体重が増えるなら、まずはむくんでいないかボディをチェックしてみましょう。

おなかが大きくなるにつれて、どんな健康な妊婦さんでも、むくみやすくなります。

むくみが体重増加の原因なら、適度な運動や加圧ソックスなどでむくみ解消を心がけましょう。

さらに、体重が増えすぎているのは妊娠中毒症(妊娠高血圧症)や妊娠糖尿病のせいかもしれません。心配なときは、産婦人科の先生に速やかに相談しましょう。

食べてないのに太るのは、病気が原因かも?

「食べてないのに太る」「食べてないのに異常に体重が増えていく」という状態が続くようであれば、病気の可能性を考えてみましょう。

食べていないのに太る病気には以下のようなものがあります。

婦人科系の病気

卵巣腫瘍や子宮内膜症といった婦人科系の病気の場合、下腹部が太ってくることがあります。

たとえば、卵巣腫瘍は、初期では自覚症状が無いことも多いのですが、腫瘍が20cm以上の大きさになることもあります。

時に直径20cm以上と巨大になることもあります。

腫瘍が大きくなると、膀胱が圧迫されてトイレが近くなったり、直腸が圧迫されて便秘がちになる他、リンパ管が圧迫されて下半身にむくみが出てきたりします。

更に症状が進んでくると、腹水がたまってお腹が膨らんできてしまいます。

特に食べ過ぎたりしていないのにウエストがきつくなってきたという場合は、婦人科に相談すると安心ですよ。

甲状腺機能の低下

食べてない・食欲がないのに太ってくる原因として、甲状腺機能の低下が考えられます。甲状腺というのはのどぼとけのところにある器官です。

血液中にホルモンを分泌して、代謝を正常に保つという、大切な働きをしています。

甲状腺の病気で、食べているのに太ることがあるものとしては、バセドウ病や橋本病が挙げられます。

気になる症状がありましたら、専門は内分泌科になりますが、近くになければ、まずはかかりつけの内科に相談してみると良いでしょう。

肝機能障害

肝臓が悪くなっても、食べてないのに太るという症状が現れます。これはなぜかをご説明しましょう。

肝臓の働きというとアルコール分解が一番に思い浮かぶかもしれませんが、分解しているのはアルコールだけではありません。

肝臓は、腸で吸収されたさまざまな栄養素を代謝したり貯蔵したりするほか、胆汁の生成や分泌も行なっていますし、体に有害な物質を摂取した際には解毒や排泄なども行います。

つまり、生命の維持に必要な多くのはたらきをしているといえます。

肝臓が悪くなると代謝が悪くなるため、ひどくなってくると腹水がたまって、おなかまわりが太ってきてしまいます。

肝機能障害かどうかは、血液検査である程度わかりますから、心配だなと思ったらかかりつけの病院で検査してもらいましょう。

食べてないのに太るのは、体のSOSサイン

食べてないのにウェストサイズが大きくなったり体重が増えたりする原因としては、

  • 加齢による基礎代謝の低下
  • ホルモンバランス
  • むくみ
  • ストレス
  • 妊娠中毒症
  • 婦人科系の病気
  • 甲状腺の病気
  • 肝臓の病気

などが考えられます。

いずれにせよ、食べてないのに太るというのは、体のSOSサインであることが多いです。

まずは現在のライフスタイルを見直し、心配な場合は早めに病院に相談し、改善していきましょう。

この記事をシェア

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る