知っておきたい!セックスで血が出た時に焦らないための知識

セックスが怖い、嫌い、という女性はセックスで痛い思いをしたり、出血がトラウマになった経験があるのでしょう。

ではセックスで血が出るとはいったいどんなシチュエーションや理由があってのことでしょうか。

いざ血が出てきたときに慌てないために、セックス時の出血についての予備知識を持っておきましょう!

また、痛くないセックス、血を出さないセックスのための予防法や対処法についてもご紹介いたします。

ぜひパートナーにも伝えて一緒にセックスストレスから解放されましょう!

セックスで血が出る時ってどんなとき?

―セックス中に血が出てきたら、女性も男性もびっくりしてまいますよね。

いったい何が起こったの?!とおろおろしてしまった経験、ありませんか?セックスで血が出る原因を知って、今後は慌てず対処しましょう。

生理の経血だった場合

生理中にセックスを強行した人でない限りは、「たまたま生理の開始とセックスが重なってしまった」という不運なタイミングでの出来事である場合は十分にありえます。

どんなに生理の日を計算していても、旅行先など環境が変わると生理が来やすくなってしまうのは仕方のないことです。

いつもと違う環境下での出血であれば、取り乱すほど心配する必要はないかもしれませんが、ほかにいつもと違う痛みがあったり出血の仕方が生理と違うようであれば大事をとって婦人科を受診しましょう。

不正出血の場合

思春期の女性や強いストレスにさらされている若い女性、また更年期の女性に多い不正出血はホルモンバランスの乱れでよく起こります。

ですがよくあることと甘く見ずに不正出血が確認されたら一度婦人科を受診することをおすすめいたします。

不正出血には「ホルモンバランスの乱れ」「病気」「問題のない不正出血」の3種類があります。自己判断はできないので、必ず病院で検査しましょう。

初めてのセックスだった場合

初めてのセックスは処女膜という膣の入り口の肉のひだが裂けるために若干の出血が起こる場合があります。

しかしもともと処女膜には血管も痛覚もあまりないため、出ても少量、痛くても3秒と言ったところです。

もし初めてのセックスで強烈に痛み続けたり、大量に出血するようであれば処女膜が生まれつき硬く厚い場合が考えられます。

「処女膜強靭症(しょじょまくきょうじんしょう)」という症状で、普通は男性器が入ってくると自然に押し広げられ、若干裂けたあと問題なく受け入れられるようになるところを、処女膜強靭症の場合は入ってくる隙間が狭く、膜が厚いためかなりの痛みを覚えたり、無理やり挿入しようとすると粘膜が傷つき、出血したりします。婦人科で簡単な切開手術で治すことができるので、ぜひ恥ずかしがらずに一度受診して相談してみてください。

また初体験という緊張から膣の入り口付近の筋肉が収縮している可能性もあります。

のちほど初めてのセックスや、セックスは痛いと思い込んでいて苦痛な時間をすごしている女性とそのパートナーのために、対処法をご紹介するのでぜひ試してみてください。

セックス初心者の場合

初体験は済ませたもののまだ緊張が解けない女性や、男性側が初めてのセックスだという場合、力んでしまったりむやみやたらに突いてしまったりして、膣や外陰を傷つけてしまう恐れがあります。

性器はデリケートなので経験が足りない時期こそ慌てず焦らず丁寧にことを進めるよう、男女ともによく話し合って協力体制を作っておくことが大切です。

ご無沙汰だったあと、久しぶりのセックスの場合

久々にセックスをする場合にも緊張によって膣が狭くなったり、長い間使わなかったため、「セカンドバージン」という言葉が生まれるほど痛みや出血を伴うことがあります。

狭い入り口を無理やりこじ開けようとするために起こる傷が原因です。久しぶりの場合には、新しくできたパートナーにその旨を伝え、緊張をほぐしてもらうことが大切です。

乱暴なセックスによって傷ができた場合

清潔・安全が保たれた専用の玩具ならまだしも、そこらへんにあるものを面白半分に挿入するアブノーマルなセックスや女性を思いやらない明らかに乱暴なセックスはデリケートな女性器に傷をつけてしまいます。

傷がつくと感染症にもかかりやすくなるため、そのような行為を望まない旨をハッキリと伝えるべきです。

閉経後のセックスの場合

閉経後は女性ホルモンの分泌量低下によって膣が収縮し粘膜も薄くなるので、少しの刺激で傷がつき出血する場合があります。

ジェルやローションを補助的に使うことによってスムーズに行為をすることが可能です。

閉経後も性交を行うことで膣の老化を食い止め、いつまでも若々しく元気な膣でいることができます。

病気の場合

セックス時の出血で可能性が疑われる病気がいくつかあります。

セックスの行為自体が刺激となって起こる出血や、すでに感染症でただれていたり、できものができているところを傷つけて起こる出血などがあります。

「子宮膣部びらん」というただれ、「コンジローム」という感染症のイボ、「子宮頚管ポリープ」や「子宮頸がん・子宮体がん」「子宮筋腫」など、どれも症状としてセックス時に必ずしも出血を起こす病気ではありませんが、セックスの刺激が要因となって出血し、病気が発見される可能性があります。

基本的には生理以外の出血が疑われる場合には、一度婦人科を受診するべきでしょう。

「様子をみようかな」と思っている間に忙しさにかまけて忘れてしまい、早期発見を逃してしまうかもしれません。いつも何かおかしいと思ったら受診する習慣をつけましょう。

セックス中、不用意に膣や外陰部を傷つけないために

―次にセックス中に不注意で血を見ないためにも、準備しておくべきことをチェックしていきましょう!とくに初めてのセックスがまだ、という方にはぜひ読んでいただきたい項目です。

初めてのセックスに備える

まず何より、初潮が来て、お付き合いしている男性がいる女性は誰でも、いつセックスをする機会が来てもおかしくないという認識でいなくてはなりません。

恥ずかしい、考えたくないという姿勢ではいざというときに対処できません。

セックスに備えるということは、大人に一歩踏み込んだ、つまり初潮を迎え、体が大人の女性になり始めたレディのたしなみです。恥ずかしいことではありません。

必要なことなので、学校の保健体育の授業だけでなく、書籍やインターネットを利用して正しい情報を集めましょう。

ただし注意しておきたいのが「ネットの情報は正しいとは限らない」ということです。

信憑性の欠ける記事や掲示板の書き込みなどをうのみにせず、ぜひお医者さんや専門家、研究所などの資料を当たるようにしましょう。

セックスについての悩みはなかなか人には聞きにくいですよね。だからこそ、自分の力で正しい情報を集めることがとても大切になってきます。

一生に一度しかない「初めて」を、「早く処女を捨てたい」といたずらに通過するのでもなく、「血が出る?痛い?」とおびえながら通過するのでもなしに、過不足なく正しく理解し心の準備をすることで、あなたにとって大切な瞬間として記憶に残すことができるでしょう。

コンドームを使用する

初めてにしろ、経験を重ねたあとにしろ、コンドームの使用は妊娠を望まないかぎりは必ずした方がよいでしょう。

さらに、避妊を確実にするためにはコンドームだけでは心もとないので「経口避妊薬(ピル)」や「子宮内避妊用具(避妊リング)」などの併用を検討してみることも必要かもしれません 。

コンドームの使用はセックス時の感染症を予防する面でも非常に重要です。

女性側男性側問わず、コンジロームのように症状は出ていなくても3週間~8か月もの長期間にわたってウイルスが潜伏する場合もあります。

不用意にコンドームなしでセックスをすると、知らぬ間に大切な人に移してしまう・感染させれてしまう可能性があります。

感染症で膣内がただれたりイボができたりするとセックス中に患部を刺激し、そこから血が出る可能性がありますので、普段からコンドームは必ず抜け目なく装着するようにしましょう。

パートナーともお互いのことをしっかりと話し合い、協力を得ましょう。

手や性器を清潔に保つ

あなただけでなくセックス中にはパートナーの手や性器の清潔度合いも大変重要です。

セックスの雰囲気になる前に、シャワーを済ませてしまう方が良いでしょう。手の爪は必ず短く切って爪の中まで綺麗に洗うようにしましょう。

雑菌だらけの指を膣内に入れると感染症の原因になります。長い爪はデリケートな膣壁を簡単に傷つけてしまいます。

お互いに綺麗にすることで、安心して行為を楽しむことができるでしょう。

危険な行為はしない

コンドームを装着した性器、もしくは清潔にした指やセックス専用玩具以外のものを膣内に挿入しようと試みるのはやめましょう。

滅菌処理されていないものや弱い膣壁をひっかいて傷つけてしまうものなど、アブノーマルな行為はリスクしか生みません。

膣は粘膜です。もっともデリケートで弱い部分であると理解し、危険な行為は絶対にやめましょう。

セックス中どうしても痛い女性のための対処法

―初めてのセックスでどうしても挿入がうまくいかなかったり、その後何度も挑戦するけれどやっぱり痛くて無理!という方、さらに長年セックスをしているけれど、実はいつも痛みを我慢しているという方のために、痛みを和らげる対処法をご紹介いたします。

「痛い」ということは同時に無理な刺激によって出血が起こる可能性もあります。

セックス中に血を見ないためにも、ぜひパートナーにも教えてあげて、一緒に試してみてください。

腰の下にクッションを敷く

挿入時、女性は仰向けになった状態で腰の下にクッションや枕を敷いてみてください。

すると腰が浮き、男性器を挿入する角度が「痛くない角度」になります。不慣れな男性でも膣の入り口が良く見えるこの角度なら安心して挿入できるはずです。

恥ずかしさはさておき、痛いセックス、無理やり入れて血を見るセックスをこれ以上望まないのであれば、まずはこの方法で慣らしてみることをおすすめいたします。

ローションやジェルを使う

「痛い」「無理やり入れたら血が出た」という事態が起こる時、ほとんどの場合は女性の膣内が濡れていない状態です。

緊張やホルモンバランス、体調などでも潤滑液は出にくくなります。

一番良い方法は、パートナーに頼んで前戯にたっぷり時間をかけてもらって緊張をほぐし、快感を感じられるように導いてもらうことです。

そうすれば自然と潤滑液が出て挿入がスムーズになり、痛みや出血を避けることができます。

しかしパートナーが頑張ってくれてもその日のコンディションによっていつでも都合よく濡れることができない!という方にはローションやジェルの使用をおすすめいたします。

セックス時の乾燥による摩擦はとても痛いし、続けていくと大きなストレスになりますよね。

セックスが嫌いになる前に、ローションを探してみてはいかがでしょうか。

正直に言う

あなたは実はセックスが痛くて仕方がないのに、パートナーには「気持ちがいい」という表現しかしていないのではないでしょうか。

そういった場合には男性はいつまでたっても気づいてくれません。

あなたが痛みと出血から解放される一番の近道は、パートナーに「実はすごく痛いの。一緒に協力してくれる?」という素直なお願いをすることではないでしょうか。

あなたを愛するパートナーならば、必ずあなたの痛みに寄り添って、今後はもっと二人で気持ちよくなれるように考え、勉強してくれるはずです。

ぜひ勇気をもって正直に言ってみてくださいね!

セックスで血が出たときに慌てないために

セックスの悩みごとは親しい友達にも相談しにくいデリケートな問題ですよね。

一人で悩みがちな性生活の不安や心配事は、正しい情報で解決していく必要があります。

もちろんこの記事を一つのきっかけとしてセックスについてより深く知ろうと思っていただければ幸いですが、あなたの身体を120%保護してあげられるのは、パートナーやインターネットの情報ではなく、あなた自身です。

セックスで血が出たり、痛みに悩んだりした場合には一度婦人科の先生に相談に行くことを強くおすすめいたします。

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