生理が最短3日で終わる?!いますぐできる生理期間の短縮方法
大人の女性には必ずある、毎月の生理。赤ちゃんを産むために必要なこととはいえ、わずらわしいと感じている方は多いのではないでしょうか?
おなかは痛くなるし、気分が沈むこともあるでしょう。ナプキンを持ち歩いて取り替えるのも手間ですし、そのナプキンの感触も良いとはいえません。
旅行にあたりでもしたら最悪です。温泉や共同のお風呂には入れない、海やプールも駄目。おまけにホテルの布団を汚してしまうかも、という不安まで付きまといます。
旅行の数日前にきてしまって、「ああ、あと2日でもいいから早くきてくれたらよかったのに!」なんて思ってしまったこと、誰にでもあるのでは?
そんな生理期間を短くする方法がある、と聞いたらどうですか?試してみたくならないでしょうか。
紹介する方法を実践して、最短で生理が3日間になった人もいるんだとか。
実は方法はひとつだけでなく、いくつもあるんです。簡単にできるものもあるので、「これならできそう!」と、気になるものがあったら、ぜひ一度試してみてください。
生理中に出血しているのはたった3日?
実は生理による出血自体は、生理のはじまった日から3日間から4日間で終わってしまうのです。
でも4日から7日という、生理期間の平均を見るからに、4日で終わってしまう人は少ないほうですよね。
では、4日目以降の出血はなんでしょうか?
なので、出血が終わったと同時にすべての血を出してしまえば、それで生理はおしまいになってしまうというわけです。
生理を早く終わらせるための方法の多くが、膣内に残った経血を早く排出してしまう方法。
『生理を早く終わらせる』と聞くと、なにやら魔法のような気がするかもしれませんが、実は理にかなった方法なのですね。
昔の女性は生理が3日?生理周期の変化について
昔の女性は生理が短かったという話はご存知でしょうか?
それほど昔の話ではありません。昭和30年くらいまでの女性はそうだったといわれています。
いったいどうして現代の女性は、生理期間がこんなに長くなってしまったのでしょうか?
- 食生活の変化
- トイレが和式から洋式になった
- 生理用品が普及した
おおまかにはこのような理由があるといわれています。
昔は生理をどうしていたの?
当たり前の話ですが、昔は便利な生理用品がありませんでした。タンポンはもちろん、ナプキンでさえ。
では、その頃の女性はどうやって経血を受けとめていたのでしょう?
実は、膣をしめて経血を溜めて、トイレに行ったときに、用を足すように経血を排出していたのです。
どうしてこんなことができたのでしょうか?それは和式トイレにあるという一説があります。
昔はすべてのトイレが和式でしたよね。あの和式トイレ、実は経血を排出するために非常にすぐれたものだったのです。
ちょっと汚い話になりますが、用を足すためにトイレで踏ん張ることは誰でもあると思います。
このように、昔の人がおこなっていた方法が、トレーニングをすれば現代の女性もできるのです。
現代でも実行可能?!経血コントロールの方法
最初は自宅でトレーニングするようにしましょう。万一のことを考えて、汚れても良いような服装でいるといいですね。
膣を引き締めるようにして、普段よりこまめにトイレに行くようにしましょう。
でも、経血のコントロールができるようになれば、生理が早く終わるだけでなく、骨盤のゆがみの矯正、姿勢が良くなるなどといった嬉しい効果があります。
根本的な体質の改善にもなります。
経血コントロールのためには、単に膣を締めるだけでなく、骨盤のエクササイズが効果的です。
そのあと、今度は息を吐きながら力をゆるめていきます。
これを一日に数回繰り返すことで、膣を締める感覚が身につくといわれています。
姿勢の悪さが生理を長くしていることもあります
骨盤のゆがみに関係しますが、現代の女性は昔の女性に比べて姿勢が悪いといわれています。
昔の女性は和服を着ていましたし、家の中では畳の生活でしたよね。着物はだらしない姿勢を取ると、洋服に比べて簡単に着崩れてしまいます。
よって、常にピンと背すじを張ることができていたようです。そして、畳に座るときは正座です。正座をすると、嫌でも背すじが伸びますよね。
猫背になると、骨盤がゆがんでしまいます。骨盤のゆがみは、子宮にも悪影響を及ぼします。
普段から良い姿勢でいることを心がけることで、生理のコントロールだけでなく、体質改善に繋がります。
食べ物で生理が短くなる?
生理前の食事によって、生理が短くなったり逆に長引いたりすることがあります。
つまり、生理期間を短くしたいのであれば、砂糖や油を控えたものを摂取するのが良いということになりますね。
野菜を中心に、鉄分やミネラルを多く含んだ食材をとりましょう。
また、生理期間には便秘になったり、逆にお腹をくだしたりと、お腹の調子が悪くなる方もいると思います。
消化がよく、胃腸に優しい食べ物をとることで、お腹の具合も改善できることがあります。
冷えも子宮やお腹にとって悪影響を及ぼしますし、アイスや冷たいジュースなど、体を冷やす食べ物は控えたほうが良さそうです。
和食は特におすすめです。日本人の体質に一番合った食事ですし、生理前は特に積極的に食べたいですね。
生理グッズを使って、期間を短くする
経血を溜める方法ができたらとっても便利でしょうが、一朝一夕でできるものではないですし、多少の訓練は必要ですよね。
それより手軽に、手っ取り早く生理を短くしたい!という方もいるでしょう。その場合は、生理グッズを使用しましょう。
中には、使うことで生理期間が短くなったという報告があるものもあります。
順番に紹介していきますね。
経血を膣内で吸収する、タンポン
あなたはタンポンを使ったことがありますか?
ナプキンと同じ、生理用品の一種だということは知っていても、使ったことのない女性は実は多いのです。
統計によると、ナプキン派の女性が9割。タンポン派の女性はたったの1割、もしくはそれ以下ということになっています。
膣内に挿入して使うものなので、性経験のない女性ですとその使用方法自体に抵抗があるという理由もあるでしょう。
でも、実はタンポンは生理期間を短くするのに向いているアイテムなのです。
つまり、体内に経血が残りにくいのです。
ただし、タンポンにはデメリットもあります。
長時間使用すると、膣内で雑菌が繁殖してしまいます。最長で8時間ほどの使用が可能なタンポンですが、あまりに長時間の使用は避けましょう。
また、多い日が終わったらナプキンに切り替えて、うまく使い分けるといいですね。
膣内に装着して使う、月経カップ
主に海外で使われている生理用品ですが、『月経カップ』というものがあります。少し前にネットで話題になったので、名前を聞いたことのある方もいるかもしれません。
そのような月経カップを使うと、どうして生理が早く終わるのか…。
実は、はっきりとはわかっていないのです。現段階では、このような説があります。
- カップをつぶして膣内に挿入するので、内部でカップが開いたときに、内部の気圧が低くなる →そのことで子宮から経血を引っ張り出していることになる
- ナプキンやタンポンと違い、経血を吸収しない →「血が出ている」という感覚がある
- カップを取り出すときに、膣圧がかかる →経血の排出が促進される
メカニズムははっきりしないものの、「生理が早く終わった!」という声が多いのは本当です。
一度試してみるのも良いかもしれませんね。
体に優しい、布ナプキン
一時期『体に優しい、新しいナプキン』として話題になったので、知っている方も多いと思います。
現在広く普及している、使い捨てナプキンは便利ですよね。経血の吸収率が高く、経血を吸ってもさらさらの感触のものもあります。
おまけに最近のものは随分薄型になりました。持ち歩く手間があるとはいえ、ポーチひとつくらいで済みます。
石油素材は、体にとっては毒物です。生理痛や不妊を引き起こす原因のひとつであるという説があるのです。
また、経血を吸収するために使われているポリマーが、体を冷やしてしまうという一面もあります。
通気性の悪さから、ニオイや蒸れの原因になることも……。
布ナプキンは、天然素材
体に優しい素材で、毒物など含まれていません。つけることで逆に体をあたためてくれます。
通気性も良い上に、経血が化学物質と反応することもないので、ニオイも蒸れも少なくなるのです。
生理の期間を左右するのは、これらのメリットの中でも『冷えの改善』の部分。
子宮をあたためることで、生理の根本的な改善となり、これにより生理期間が短くなったという報告があります。
布ナプキンも最近では、かわいらしいものがネットショップなどでたくさん売られています。
おまけにお手入れも意外と簡単なのです。
- 軽くもみ洗いする
- バケツなどで、半日ほどつけ置きする
- 乾かす
これだけです!
ショップの店員さんによると、布ナプキンを自分で洗い、お手入れして何度も繰り返し使うことで、生理に対する気持ちも「わずらわしいもの」から、「体に必要なこと」と、変わってくるそうです。
汚れたナプキンは、嫌なニオイもしますし、できれば見たくない、早くゴミとして捨ててしまいたいですよね。
そのことで、自分のことをもっと思いやれるようになるんだとか。
生理期間の短縮のためだけでなく、体のためにも良さそうですね。
膣内を洗浄。膣内専用専用ビデ
『ビデ』と聞くと、トイレのウォシュレットについているものを想像する方が多いと思いますが、あれではありません。
購入しようと思ったら、ドラッグストアやネットショップなどで取り扱っています。
使い方は簡単。
膣内に挿入して、精製水で洗浄します。
メリットとして、生理が早く終わる以外に、生理の終わりかけにあるニオイがなくなるという方もいるようです。
これは絶対やっちゃダメ!ビデ使用の注意点
体に溜まった経血を綺麗に洗い流せる便利な膣内ビデですが、使用方法をきちんと守らないことによって感染症になってしまうこともあります。
使用方法をしっかりと守りましょう。
- 1.洗浄過ぎない
- 洗いすぎて膣内の常在菌まで洗い流してしまうと、感染症にかかる可能性があります。
- 2.使い捨てビデを再度利用するのは止めましょう
- 使い終わった使い捨てビデに自分で精製水を入れて再利用するのもいけません。市販の精製水を使ったとしても、使用後のボトルに雑菌がついている可能性があるので再利用は止めましょう。
- 3.水道水の使用は言語道断です
- 子宮内の子宮内膜が剥がれ、体の外に排出されるのが生理の仕組みですね。そのため、子宮の内部は普段よりも抵抗力が落ちています。そこに水道水を流し込んでしまうと、最悪の場合、雑菌によって炎症を起こしてしまう危険性があります。絶対に止めましょう。
使い捨てビデは、その名のとおり一回だけの使用を前提として作られています。体のためにも、毎回新しいものを使うようにしましょう。
生理は女性にとって大切なもの!快適に過ごすためには
生理はどうしても手間がかかるし憂鬱なもの。
- 「生理を短くしたい!」
- 「早く終わって!」
そう思ったときに実行できる方法は、実はたくさんあるのですね。
生理期間短縮のためだけでなく、体にも優しい生理グッズや生活の改善方法もたくさんあることがわかりましたし、毎月の生理をもっと快適に過ごせればいいですね。