眠くてたまらない人必見!生理中どうしても眠い時の対処法

生理の時は、痛み・だるさ・イライラなど不快な症状が多く現れます。その中には「ひどく眠くなる」といった状態になってしまう方も多くいます。

一日寝ていられれば身体も楽なのですが、仕事・家事・子育てなどゆっくりする時間がなかなか取れないのが女性の現実ですね。

「眠いくらい」と軽く考えず、女性の身体の仕組みを知りながら快適に過ごせるテクニックを学びましょう。

生理で眠くなる理由

一言で「生理で眠くなる」と言ってもその裏には様々な原因が隠れています。

  • 生理中黄体ホルモンが増える
  • 栄養不足になる(低血糖)
  • 貧血になる
  • ストレスで夜に眠れず昼に眠くなる
  • 痛み止めの薬に眠くなる成分がある
  • 日常生活の乱れ 

自分の眠気の原因を探りながら、生理について学んでいきましょう。

女性の体とホルモンについて知ろう

女性ホルモンは数種類ありそれぞれが大切な働きをしています。生理に関係するホルモンは主に2つ挙げられます。

ホルモン 分泌場所 働き
エストロゲン(卵胞ホルモン) 卵巣 排卵を促す・自律神経を整える・脳細胞の活性化・他のホルモンの分泌を促す・骨の密度の維持
プロゲステロン(黄体ホルモン) 卵巣 基礎体温を上げる・子宮内膜の厚さを維持する・受精卵を着床しやすくする・胎盤を安定させる
エストロゲンが最大に分泌されるのは排卵期の直前です。その後一度減りますが黄体期に再び増えてきます。

プロゲステロンは排卵後に多く分泌されます。妊娠をしていなければ不要になるため減少します。

プロゲステロンには睡眠薬に匹敵する催眠効果があります。生理の3日目くらいまではプロゲストロンが増え続けるため眠気が強くなるのです。

生理周期と体温

  • 月経期・・・子宮内膜が剥がれ落ちて血液と共に排出
  • 卵胞期・・・卵胞が発育して子宮内膜が厚くなる
  • 排卵期・・・卵胞から卵子が放出される
  • 黄体期・・・卵胞が黄体に変わり受精卵着床の準備ができる

基礎体温は周期の中で低温期と高温期に分かれます。ポイントは排卵日です。この日を境にして月経期と卵胞期は低体温期、黄体期は高温期になります。

人は体温が下がる時に眠気を感じます。低温期となる月経期・卵胞期が眠い一つの要因であります。

生理中に急激に眠くなるのは低血糖が原因

生理前はインシュリン(血糖値を下げる働きをするホルモン)の働きが低下するので、より多くのインシュリンが必要になります。そのために低血糖を起こしやすくなり、ぼーっとしたり体の動きが鈍くなったりするのです。

また、子宮に栄養が集まるために脳の栄養も不足しがちになります。

脳は全体の18%ものエネルギーを消費するため、眠気を起こして睡眠をとることで脳を休ませようとして眠くなるのです。

また栄養と同様に血液も子宮に集まるので、脳へ行く血液が減り十分な酸素が運ばれなくなります。

これを虚血性貧血と呼びます。脳の酸素不足でぼーっとしてしまい眠くなるのです。

夜の睡眠の質の悪さが、昼間の眠気を呼んでいる?

生理中は様々なことが原因で睡眠の質が悪くなりがちです。対処法と共に見ていきましょう。

▼生理痛がひどくて眠れない
痛み止めを服用したり、お腹や腰を温めましょう。
▼PMSでイライラする
アロマを焚いたり、お気に入りの音楽をかけたりしてリラックスしましょう。寝る前のスマホは強い光がストレスになるのでできるだけ控えましょう。
▼生理中、眠っても浅い眠りになる
栄養ドリンンクはノンカフェインのものを飲みましょう。「風邪薬と飲めます」と書いてあるものは大体がノンカフェインです。ハーブティーもおすすめですね。

痛み止めは成分に注意!中には眠気を促すものも

夜の睡眠時に痛み止めをお勧めしましたが、日中の服用には注意が必要です。日中に服用する痛み止めは眠気成分がないものを選びましょう。

【 注意する成分 】

▶ アリルイソプロビルアセチル尿素
これが眠気の原因になる成分です。尿素という名がついた成分は鎮静作用があり、気持ちも落ち着きますが眠気も強くなります。

薬を日中に服用する時は尿素と書いてあったら気をつけましょう。逆に言うと寝る前に飲むのに向いている薬となりますね。

漢方薬をうまく取り入れよう

痛み止めは速攻で効いてほしくて服用しますが、漢方薬は少し違ってきます。生理の様々な不調を漢方で改善することによって眠気も起こりづらくなります。

漢方薬名 こんな症状に 効果
当帰芍薬湯(トウキシャクヤクトウ) 栄養が不足気味、生理後も不調が続くとき  栄養を補う
桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン) 生理前に不調を感じる 血の巡りをよくする
加味逍遙散(カミショウヨウサン) イライラする、カッとなるような症状に 気持ちを落ち着けてくれる

漢方薬は痛み止めではなく体の不調を治すものです。

そのために続けて服用する方が効果が出やすいのですが、費用もかかるので生理前後1週間でも良いでしょう。

日常生活を見直して生理の不調を緩和しよう

痛みでストレスがかかったり栄養不足で脳の血液や酸素が足りなくなったりと、生理中に眠くなる原因がわかってきましたね。

眠気が体の不調やだるさが原因であるならば、生理ではない時の普段の生活も関係してくるはずです。ここで日常生活も見直してみましょう。

自分はどうかな?と当てはめながら見てください。

体力がない場合

  • ビタミンB1・ビタミンE摂取しましょう
  • 栄養剤などはカフェインに注意して飲みましょう
  • 食事からも意識してビタミンB1・ビタミンEを摂リましょう(豚肉・卵・納豆・ごま等)

生活が不規則でホルモンバランスが悪い場合

  • 早寝早起きのリズムが、質の良い睡眠に必要です。夜更かしは悪循環の始まりです
  • お酒は適度に飲むようにし、寝酒は控えるようにしましょう。
  • 大豆製品を一日1つ取るようにしましょう。

【 それでもやっぱり眠い時は・・・ 】

  • 手の親指と人差し指の付け根間の合谷(ごうこく)をツボ押ししましょう
  • 冷たい水で手を洗ったり顔を拭いたりして、軽い刺激を与えましょう
  • 背伸びをしたり軽い体操をしたりして、身体に酸素を取り入れましょう
  • ちょっとでいいから目をつぶりましょう。15分ほどの仮眠が一番効果があります

身体の声に耳を傾けていきましょう

「生理だから眠くても仕方ない」と思っていた方は、ぜひ自分の身体の声に耳を傾けてください。

  • 今どんなホルモンの影響を受けているのかな?
  • 間違った薬の飲み方をしていないかな?
  • そもそも普段の生活はどうだろうか?
身体の声が聞こえてきたら自分にあった方法で答えてあげてましょう。無理は禁物です。「こういう風にしなくっちゃ!」ではなく、「こうしたら楽になるかな?」とゆったりした気持ちでいてください。

長く付き合っていく生理です。できれば仲良く付き合いたいですね。今日からあなたが笑顔で過ごせるように、私も応援しています。

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