お腹周りの隠れた脂肪!余計な脂肪が付かない身体になるためには

体重は変わらないのに、何故かお腹周りがぷっくりしてきていると感じてはいませんか?年齢だから仕方がない、誰でもそうなるのでは、と諦めてはいませんか。

体重よりもお腹だけは何とかしたい、と思う方も少なくないのではないでしょうか。お腹の脂肪について、みていきます。

ぷっくりお腹、ぽっこりお腹の正体を探ります。


そもそも脂肪の役割とは

脂肪には役割があります。悪い面ばかりではないのです。体を維持する働きを持っているので、要はバランスを保つということが大切になります。

内臓脂肪は、エネルギーとして使われる、体温を保持する、栄養をためておくという必要な役割の脂肪です。

クッションとして内臓を衝撃から守る働きもあります。増えすぎると、脂肪が内臓を圧迫するので注意が必要です。

皮下脂肪は、体の冷えを防ぐ、いざという時の栄養源となる脂肪です。

脂肪の種類

脂肪には種類があります。、「内臓脂肪」と「皮下脂肪」です。この言葉は耳にしたことがあると思います。種類により、原因や対策が異なってきます。

内臓脂肪の場合、お腹の状態はハリがあり、パンとしています。一般にリンゴ型肥満と呼ばれています。若い時は基礎代謝が高いので食事量が多くても消化され問題はないのですが、1日の代謝量が落ちると内臓脂肪として蓄積されてしまいす。

一方、皮下脂肪の場合は、たるんでハリがなく、やわらかそうなお腹です。洋ナシ型肥満と呼ばれています。さて、あなたのタイプはどちらでしょう。

どちらか一方だけではなく、両方どちらも兼ねている場合もあります。

この他に、見た目だけでは判断できない「隠れ内臓脂肪」があります。このケースは内蔵そのものが下に下がり、細身の女性に見受けられることがあります。腹筋が弱く、内臓が元々の状態より下がっています。

脂肪の種類をつまんで確認してみよう

▶内臓脂肪
内臓脂肪は、つねると痛みがある(筋肉よりも奥にある脂肪で、筋肉を刺激するので痛みを感じる)
▶皮下脂肪
皮下脂肪は、痛みをかんじない(皮膚の下にある脂肪。力を入れずに、お肉をたくさんつまめる)

脂肪のつきやすさ、落ちやすさ

内臓脂肪は、つきやすく落ちやすい(筋肉の内側、内臓の隙間につく脂肪で消化管の間にある脂肪組織)、空腹を我慢するだけでも減ると言われますが。

しかし、皮下脂肪は内臓脂肪に比べて落ちにくいという特性を持っています。

脂肪が付く原因として考えられるのは生活習慣です。

内臓脂肪は生活習慣病と関連しており、不規則な生活、バランスの悪い食事(ファーストフード、コンビニ、飲み会)、ストレス、喫煙等があげられます。

皮下脂肪は、カロリーの過剰摂取、運動不足があげられます。

健康に害が出る前に!脂肪を減らそう

内臓脂肪が増加すると、健康にも影響が出てきます。

糖尿病、血栓症、動脈硬化、高血圧症などです。内臓脂肪を減らすには、有酸素運動が効果的です。特におすすめなのがウォーキングです。

30分を目安にしましょう。効果的なウォーキングの仕方としては、早歩きで少し心拍数を上げて歩くのがポイントです。習慣になるよう、意図的に歩く機会を増やしましょう。

皮下脂肪は内臓脂肪に比べ燃えにくいため、1回あたりの運動に時間をかける必要があります。

おすすめはジョギング、自転車、水泳など負荷をかけるものが効果的です。

とは言え、全く運動をしていない人がいきなり始めても体力が続かないので、身体と相談しながら行って下さい。

長年の皮下脂肪は、セルライトの原因に

ぼこぼこしたセルライト、何とかしたいと思う女性も多いかと思います。押したり、潰したり、マッサージしてみても効果が見られず、ため息がでてしまいます。

セルライトとは、皮下脂肪のうち皮膚の凸凹の変化で主に腹部・臀部・大腿部に不均一かつブロック状に存在する組織とされています。セルライトの原因としては「冷え」や「代謝の悪化」、「ストレス」、「睡眠不足」などではなく「皮下脂肪が溜まったもの」なのです。

皮下脂肪のセルライトに対して、水分が細胞間に溜まることで生じるのがむくみです。皮下脂肪とむくみは基本的に違います。

温めたり、マッサージをしてもセルライトは消えません。皮下脂肪は男性に比べ女性につきやすいです。

セルライトは指で押すと、潰れたような感じがすることもありますが、それはセルライト自身が潰れているのではなく、組織が指で弾かれているだけなのです。

セルライトを潰すのはやめましょう。

マッサージなどをしても効果がないとしたらどうしたら良いのでしょう。

それは、「痩せること」です。セルライトは皮下脂肪なので、皮下脂肪を落とせば当然セルライトは消えます。運動や食事制限で地道にカロリーをコントロールしていきましょう。

部分的に痩せるのは難しいので、全身としてとらえましょう。

腹筋をすればお腹が痩せたり、下半身の運動をしたら足が痩せたり、部分的に痩せることは不可能です。

運動でカロリー消費をしたとしても、落ちるのは全身の脂肪が関係してきます。セルライト撃退法は、カロリーコントロールと運動がカギになります。

内臓脂肪の健康リスク

脂肪の中でも健康に気を付けなくてはならないのは、内臓脂肪です。

お腹周りの内臓脂肪を放置しておくと、高血圧、糖尿病、高脂血症などを引き起こす可能性があります。

また、心臓周辺に内臓脂肪が増加すると心筋梗塞のリスクも出てきます。体内のインスリン作用の低下により糖尿病になる可能性もあります。

単に見た目で、ポッコリお腹はカッコ悪いというだけではなく、健康に関わってくるものなのです。

内臓脂肪は、衝撃から内臓を守るという働きがありますが、必要以上に増加すると生活習慣病など、病気の原因になりますので注意しましょう。

内臓脂肪が気になる時

生活習慣病にもつながる内臓脂肪をためこまないよう、さまざまな点からみていきます。

まずは、基本である食習慣を見直しましょう何を食べるかというだけではなく、どのように食べるかという事も大切なところです。

よく噛んでゆっくり食べましょう。

よく噛むことで満腹中枢が刺激されます。1口で20~30回噛むのを目標にしましょう。唾液の分泌を促し、たくさんの嬉しい効果も期待できます。免疫力アップ、虫歯・歯周病の予防、病気の予防、美容等。

早食いをすると、血糖値が上がります。体内で分泌されるインシュリンの量が多くなり、体内に脂肪がつきやすくなります。

食事をしてから、脳が満腹を感じるのは15~20分はかかると言われています。ゆっくりとした食事をとることで血糖値の上昇を抑えることにつながります。

丼物や麺類は手軽にさっと食べられるので、ついつい食べてしまいがちですが短時間で食べられる食事は血糖値が急上昇します。血液中の糖質が脂肪になりますので、サラダを組み合せたり、味噌汁もつけるなど、よく噛んで食べましょう。

炭水化物は冷ましてから食べましょう

炭水化物の代表であるお米、麺類は常温まで冷まして食べると内臓脂肪が付きにくくなるのです。

でんぷん質が変化するからです。あつあつ炊き立てのごはんは美味しいですが、常温ご飯も意識的に摂りましょう。

朝食をとろう

朝食をとることでメリットがあります。

体がめざめ基礎代謝があがります。内臓脂肪を減らすため食事制限をしている方もいると思いますが、極端に食事量が減ると体が飢餓状態だと認識しエネルギーを保持しようと、痩せにくくなります。

食事で食べる量を減らしたとしても、基礎代謝が下がり消化エネルギーが低下し内臓脂肪が増えることもあります。食事と運動でバランスをはかります。

一汁三菜のすすめ

昔ながらの日本の伝統的な食事スタイルの一汁三菜。

汁と飯とおかず3品のエネルギー源である炭水化物、汁物の水分、主菜となる魚や肉、副菜となる煮物、野菜サラダ等で構成されます。

一汁三菜は栄養バランスに優れ、肥満予防にもなります。

難しいと思われがちですが、主菜となる魚や肉は焼くだけ、副菜は豆腐やトマトをきるだけでも良いのです。

豊かな食生活、バランスの良い一汁三菜は先人の知恵がつまった素晴らしい献立です。

手軽な出来あい弁当ではなく、この機会に日本の食生活に目を向けてみるのも良いかもしれません。

食べる順番にも秘訣あり

食事を摂る順番により、内臓脂肪を付きにくくすることが出来ます。

「汁物」がある場合は最初に食べます。空腹感を和らげてくれます。次に「野菜」を食べます。

野菜の中でも特に食物繊維の多いものは、糖質の吸収を穏やかにし、血糖値の上昇を抑え、余分な脂肪の吸収を抑えてくれます。

その後に、「主菜」であるお肉やお魚、「炭水化物」を食べます。ここでも満腹中枢を刺激するため、よく噛むことがポイントになります。

内蔵脂肪が付きにくい食事時間

夜9時以降は、エネルギーをためこみ内臓脂肪を蓄積させる働きがあります。食事は夜9時まで済ませたいです。

内臓脂肪が付きにくい食事のタイミング

空腹を感じてから30分~1時間後に運動をすると脂肪燃焼されやすいと言われています。食べたい衝動から、すぐに食事をせず一呼吸おいて体を動かすと燃焼率アップします。

女性に嬉しいローズヒップティーに注目

血糖値、中性脂肪、コレステロール、内蔵脂肪も減少させます。そして、ローズヒップにはビタミンCがレモンの20倍も含まれています。

美白など美容面でも後押ししてくれ、女性にとっては注目のハーブティーです。

呼吸法で内臓脂肪を燃焼させよう

腹式呼吸を利用し、お腹を出したり引っ込めたりします。

横隔膜を動かす運動になるので内臓脂肪を落とす効果があります。

両手をお腹にあて、鼻から息を吸いお腹を膨らませます。口からゆっくり長く息を吐き、お腹をへこませます。

吐いたり吸ったり、呼吸を20~30回繰り返します。

お腹周りから健康状態を知る

最後に、お腹周りから健康状態をみてみると気付かなかった生活習慣が見えてくる場合があります。

太っただけ、お腹が出てきただけではなく、生活習慣病のリスクが含まれていることもありますので、食生活や運動、カロリー消費に目を向ける機会にして下さい。

自分の身体は自分でコントロールしたいものです。

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