陥没乳頭を何とかしたい!切らずに治す方法と手術について

もしかして、へこんでいる乳首って私だけ?周囲と比べてふと落ち込んだことはありませんか?

でも、大丈夫!陥没乳頭で悩んでいる人は意外に多く、軽度から重度の症状がありますがそれらを全て含めると5人に1人の割合でみられる病気なのです。

陥没乳頭のコンプレックスから解消されたい!ならば今こそ、その1歩を踏みだしましょう。

陥没乳頭になってしまう原因って?

人は顔にもそれぞれ個性があるように、女性のバストも人それぞれです。

乳首のタイプも、実は8種類もあると知っていましたか?中でも陥没乳頭とは乳頭が内側に引き込まれてしまっている状態のことです。

陥没乳頭も個性の一つとして受け入れている、という人もいることでしょう。しかし、陥没乳頭はその見た目の印象からコンプレックスに感じている人も多く、また将来乳腺の病気になるリスクもあるのです。

若い女性や日本人にも多いとされているこの陥没乳頭には先天的な原因と後天的な原因があります。

先天的な原因
乳腺と乳管とは密接な関係性でつながっていますが、お互いが発育していく際、乳管だけがバスト(乳房)の成長に追い付かないケースがあります。乳房に比べ未発達の短い乳管が、乳頭を引き込んでしまい陥没乳頭になってしまう。ほとんどがこの先天的な原因といわれています。
後天的な原因
乳房の手術や乳腺の病気によって症状が現れる場合もあります。突然陥没乳頭になってしまった、という後天的な場合は乳がんの可能性もあり、注意が必要です。

陥没乳頭の種類

陥没乳頭は仮性と真正の2つの種類があります。まずは自分がどのタイプの乳頭であるのかを知りましょう。

仮性タイプ
刺激を与えたり、指で引っ張ったりするとすぐに出てくる
真正タイプ
刺激を与えても、指で引っ張り出しても出てこない。常に乳頭が埋もれている状態である。

仮性タイプの陥没乳頭はマッサージや器具などで改善可能な場合が多く比較的軽度な状態です。

しかし、真正タイプの状態は場合によって授乳が難しくなります。

セルフチェックで真正タイプが疑われる人は将来のことを見据えて早めに医者に相談しましょう。

自分で出来る治療法

マッサージや矯正器具を利用することでかなりの効果が期待できます。仮性は乳頭が出てきますので、指をつかってやさしくマッサージをしてみましょう。

マッサージを試してみよう

まずは、埋もれている乳頭をやさしく引っ張りだします。真正の場合は無理に引っ張りだしたりせずに吸引器具などを利用してみてください。

  1. 指先の腹を使って乳頭を上下につまむ。次は左右につまむ。
  2. 同様に上下、左右にスライドさせる。
  3. 「こより」を作るように左右にねじる。
いずれも乳頭の付け根(乳輪)から乳頭の先に向かってすこしずつ指をずらしながら5秒~10秒ほど行います。

慣れてきたら1分~3分を目安に続けるとよいでしょう。

マッサージを行うタイミングは入浴中がお勧めです。血行がよくなり効果もより期待できます。

マッサージで注意をしなければならないこととしては、清潔な手で行うことはもちろんですが、オイルなどを利用すると乳頭も傷つきにくく、マッサージもやりやすくなります。

妊娠初期は子宮収縮が起こる場合もありますのでマッサージは避けてください。

妊娠初期以降でも、マッサージ中にお腹が張ったり、痛みだしたりした場合はすぐにマッサージは中止してください。

陥没乳頭に効果的!豊富な器具。

陥没乳頭をさらに改善させるために、マッサージと同様にケアグッズも欠かせません。様々な用途の器具がありますのでいくつかご紹介します。

吸引器具
マッサージの時、乳頭が出てこない場合に吸引して引っ張りだすためにも使いますが、引っ張りだして乳頭が突起した状態を癖づけしておくこともできます。
ブレストシールド
乳頭の位置を矯正するために使います。使い方は簡単でブラジャーの内側に挟むだけで装着完了です。乳輪に軽く与える圧力によって乳頭を引き出します。
乳頭保護器
乳首に傷があるときなどに、被せて保護するために使われますが、陥没乳頭などの場合の困難な授乳をスムーズするためにも使用されます。保護器を利用することで赤ちゃんが上手に授乳できるようになってくると、赤ちゃんの吸いやすい乳首に近づいていくこともあります。

仮性の場合はこれらのマッサージや器具を上手に利用することで病院へ行かなくても改善するケースもありますが、放置してしまうと治りにくくなってしまいますので早めの対処が必要です。

手術で治す場合

真正の場合、自力での改善はなかなか難しいです。ほとんどの場合が手術となりますが、クリニックにより術式も異なります。

術式には乳管の温存と切断がある。

乳頭を引っ張っている乳管を切断してしまうという術式を行ってしまうと術後は授乳ができなくなってしまいます。

将来的に母乳育児を望む人は乳管の温存という術式を選択しましょう。

可能な限り乳管を傷つけずに温存し、術後にちゃんと授乳ができるようにしてあげることです。特に、これから妊娠・出産の予定のある方にとっては、大変重要なことです。

自分にあった術式をきちんと見定めてもらえるように悩みや不安も相談できることが大切になってきます。

そのためにも信頼できるクリニック、信頼できる医師を選ぶことを忘れないでください。

早期治療が理想の訳

陥没乳頭の場合、気を付けなければならない病気のリスクと、コンプレックスを抱いてしまうメンタル面での、両方で悩んでしまうという人も少なくありません。

それは具体的にはどのようなことでしょうか。

陥没乳頭のデメリット

【 身体的なデメリット 】

乳腺炎になりやすい
凹んでいる部分に雑菌がたまりやすく乳腺炎になりやすくなっています。仮性の場合も真正の場合も乳頭とその周辺は清潔に保つことが大切になってきます。
母乳育児がスムーズにいかない。
これまでにお伝えしてきた様に、陥没乳頭の場合赤ちゃんにとっては非常に吸いにくい乳頭のため、授乳が難しくなります。

【 メンタル部分のデメリット 】

見た目の問題から恋愛に積極的になれない
特に若い女性は見た目の印象を気にして、好きな人が出来てもなかなか先へ進めない、長続きしないという人も少なくありません。
修学旅行や温泉旅行などで楽しめない
せっかくの楽しい修学旅行も友達に裸を見せるのが恥ずかしく旅行が憂鬱になり、周囲と自身を比べて落ち込んでしまうというケースも多いようです。
特に乳腺炎を発症してしまうと、病気が長引いてしまう慢性乳腺炎になる可能性が高いです。

そうなると、見た目の問題だけでなく、痛みや膿の症状が出るなどやっかいなことになってしまいます。

体に支障が出る前に病院へ相談しましょう

陥没乳頭は放置していても体に支障があるというものでもなく、個性の1つと認識している人もいるでしょう。

しかし、これらの理由から、妊娠出産後に放置してしまっていた事を後悔しないためにも、自分がどのタイプの陥没乳頭なのかを正しく理解し、早期治療が望ましいでしょう。

コンプレックスを抱く人にとっても、悩みが解消されればこれまでと違った新しい自分が待っているかもしれません。

誰にも相談できずに一人で悩んでいる、という人がいれば、まずは近くの産婦人科で相談してみましょう。きっと解決法がみつかるはずです。

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