胸の真ん中らへんが痛い!胸の痛みに考えられる病気のサインとは

胸の真ん中が痛い07211

あなたは胸の真ん中が痛くなったことありませんか。少し痛いぐらいであれば、すぐに病院に!という気にもならないものですよね。

しかし。胸のあたりにはたくさんの臓器があることをご存じでしょうか。

気絶しそうなぐらいの痛みであればともかく、なんとなく我慢ができるようなものであれば「そのうち治るだろう・・・。」と横になって休み、そのままにしておいてしまいがちです。

しかし、この胸の真ん中あたりの痛みはもしかしたら体があなたに知らせている危険信号かもしれません。

今回はこの胸の真ん中の痛みからわかる可能性のある病気と症状、そしてその胸の真ん中が痛む場合の対処法について紹介していきますね。

その胸の真ん中の痛みに考えられる病気はなに?

胸の真ん中に痛みを感じる病気とは実に様々。

軽いものから重いものまで一つずつその症状をご説明します。

逆流性食道炎

胃酸が逆流し食道が炎症を起こして傷つくことで胸に痛みを感じます。

その痛みの症状は人それぞれで一日中激しい痛みを感じることもあれば、月に1~2回我慢できる程度の痛みで済む人もいます。

胃炎

痛みとしてはズキズキと痛んだりキリキリしたりします。

胃炎には急性胃炎と慢性胃炎があります。

急性胃炎は

  • ストレス
  • アルコールの飲みすぎ
  • 細菌やウイルスへの感染
  • 生活習慣の乱れ

などが主な原因です。

慢性胃炎ではピロリ菌の感染などが原因になります。

胃潰瘍

食後にみぞおちの辺りにキリキリと差し込むような痛みが続き、特に食事をとりすぎた後は長く痛み続けます。

背中の痛みや胸の痛みを伴ったりもします。

原因はストレスや、過度にアルコール、コーヒー、たばこなどを摂取する、ピロリ菌の感染、強い薬を長く服用するなどがあげられます。

十二指腸潰瘍

夜中やお腹がすいている時に痛みが現れ、ほとんどが食事をすると痛みがおさまります。痛み方は人それぞれ。

多くは鈍い痛みを感じるそうですが、中には強く差し込むような痛みを感じる人もいるようです。

※必ずではありませんが、たまに胸にも痛みを感じる場合があります。原因については胃潰瘍と同様、ストレスやピロリ菌への感染、強い薬の副作用、コーヒーやアルコールの摂取のしすぎなどがあげられます。

解離性大動脈瘤

この病気は前ぶれになる症状がないことが多く、痛みの特徴としては、急に胸や背中にものすごく激しい痛みを感じます。

病気が進行していくと徐々に胸からおなか、そして足へと痛みが下に向かって移っていきます。

この病気の怖いところは、突然急性心不全を起こし、ショック状態となり突然亡くなってしまうことが少なくないというところです。

このような状態になればすぐさま手術などの治療が必要になりますのですぐに救急に連絡しましょう。

解離性大動脈瘤は高血圧などによる血管の病気ですので高血圧の方などは注意しておきましょう。

胸椎椎間関節症

急に体の姿勢を大きく変えたり、咳やくしゃみなどをしたりした後に突然痛みだす骨の病気です。

胸椎が負担を大きく感じている時にさらに大きく負担をかけるとなるといわれています。

普段胸椎に負荷をかけている姿勢の悪い人に多くみられます。

痛みの質としては耐えられないほどの激痛などではないのですが、ずっと痛んで夜になかなか眠れないなどの症状がみられます。

助骨や肩甲骨周辺の筋肉痛

運動やエクセサイズ、合わないナイトブラの突然の装着などによっておこる筋肉痛です。通常は2~3日でおさまります。

狭心症

胸全体、特に胸の真ん中や左側の胸がきゅっと締め付けられ、息が詰まるような痛みが数十秒から数分痛みつづけることが特徴です。

心臓への血液の流れが一時的に悪くなることで起きる痛みです。

糖尿病を抱えている人は痛みを感じにくいようです。病状が進行していくと痛む頻度や度合いが増えていきます。

肺気腫

肺気腫とはCOPDのひとつで肺胞の破壊による病気で呼吸がしにくくなり、胸が痛みます。

そのまま長く放置しておくと呼吸困難になることもありますので早めに受診しましょう。

胸の痛みの他に息切れや咳、タンが絡むなどの症状がみられます。また、階段や坂などを上ると息切れがひどかったりといった症状がみられます。

胸膜炎

胸膜炎とは胸に水がたまる病気です。ウイルスや細菌感染などによるものや、がん、膠原病によるものなどがあります。

胸膜に炎症が起きることでこの胸膜炎を引き起こします。痛みとしては咳や呼吸をするだけで痛みがでたりするようになります。呼吸のしづらさ、息苦しさ、発熱などの症状もこの病気の特徴です。

気胸

肺に穴があき、空気が漏れ出し、肺が小さくなっている状態を気胸と呼びます。気胸には種類があり、自然気胸、外傷による気胸、月経随伴性気胸などがあります。

女性ではこの月経随伴性気胸への注意が必要です。

月経随伴性気胸とは、月経の前後に起こり、生理の際に横隔膜に穴が開き、空気が胸腔に入ることにより気胸となる病気です。

症状としては、咳や呼吸困難、胸の痛みがあげられます。痛みは突然に胸のあたりが痛くなるがあまり激しい痛みではないといった特徴がみられます。

自然に治る方もいるようですが、漏れ出した空気が心臓を圧迫する可能性もありますので楽観視はできない病気です。
 

肺血栓塞栓症

肺血栓塞栓症とはエコノミークラス症候群のことです。

同じ姿勢でいることで足の静脈の中に血栓ができ肺に到達し、肺の血管をふさいでしまう病気です。

症状としては、胸の痛み、発熱、咳、動機などがあげられます。

痛みがあった時にはどんな姿勢でいるべき?

まずボタンをはずすなどして衣類をゆるめ、静かに横になり安静にましょう。息苦しさがひどい場合は椅子に腰かけてもかまいません。

しゃがみ込む姿勢は心臓に圧をかけてしまうので絶対に避けるというのがポイントです。

横になり、深呼吸をしながら呼吸を整えます。無理に水を飲んだり立ち上がってトイレに行ったりしないでください。

激しい胸の痛みが5分以上続いているならばすぐに救急車を呼びましょう。
特に激しい痛みではない場合は放置せずに受診しましょう。

前で説明したとおり、放置していると大変なことになる病気はたくさんあります。自己判断せずに、受診をするように心がけてください。

痛みの様子を記録する時に大切なチェックポイント

いざ病院についてお医者さんに症状をきかれると「どうだったっけ?」とうまく説明できなかったという経験はありませんか。

病院に行くと痛みと不安で大切な情報を伝えることを忘れてしまいがちになるものです。

ここでは、胸の痛みで受診する為に記録しておいたほうがよいポイントについてご紹介します。
1.胸の痛み方
ズキズキ痛むのか、ズンズンと痛むのか、キリキリ痛むのか、痛み方もさまざまです。
2.胸の痛みの頻度とパターン
すぐ落ち着くのか、長く痛み続けるのか。あるいは、毎日か、たまにか、突然か、どれくらいの期間痛みがあるのか。食事や生理前後など、なにか特定のパターンが痛みにみられるかどうか。
3.痛みの範囲
特定の場所が傷むのか、他の部分にまで広がっているのか、それとも同時に別の部位も痛むのかなど。
4.背中に痛みはあるのか
胸の痛みとともに背中も痛むという病気も少なくありません。寝ていると痛いのか、安静にしていても痛いのか、それともある特定の動作をすると痛むのかなども詳しく伝えましょう。
5.他の症状
咳、めまい、動悸、発熱、呼吸困難など。

胸が痛いで片付けるのはNG!怖い病気が隠されていることも

一言で胸の痛みといっても軽いものからそのままにしていたら死にいたるものまでほんとうに様々で怖いですよね。

大変なことにならないように軽いものでもそのままにしておかずになるべく早くに一度受診をするように心がけましょう。

受診の際は痛みの特徴をきちんとお医者さんに伝えることができるようにチェックポイントにそってメモなどしていかれると良いかもしれません。

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