みぞおちを押すとどうして痛い?意外と知らないみぞおちの謎

みぞおちが痛い、なんとなく重苦しい・・・そんな風に感じた経験はありませんか?

みぞおちの付近には、たくさんの臓器や神経があるので、そこに何かしらの異常があると、痛みとして表れてくることがあります。

今回は、みぞおちの場所を確認し、みぞおちの痛みなどが、どの臓器と関連しているのかということを見ていきます。

みぞおちとは、左右の肋骨の間にある窪みのある部位のこと

みぞおちは水落ちという言葉が変化したものであるという説もあります。水落ちとは、飲んだ水が落ちるところという意味を持っています。

漢字では「鳩尾」と書き、水月(すいげつ)や心窩(しんか)とも言われます

そもそも、みぞおちそのものには特別な機能は付いていません。

しかし、みぞおちの周囲には、様々な臓器や神経が集中していますので、みぞおち付近の苦しさや痛みが、自分の心身の不調に気づくきっかけとなることがあります。

調子が悪い時に、気づいたら、なぜかみぞおち付近に手を当てていたという経験は、みなさんもっていることでしょう。

では、ここからは、みぞおち付近の臓器などについて、具体的に見ていきましょう。

どうしてみぞおちを圧迫されると苦しいの?

ボクシングなどの格闘技を観戦していると、みぞおちを殴られた選手がその場で力が抜けてしまう場面を見ることがあります。

みぞおちを圧迫されると痛みがあったり、苦しくなってしまったりする理由は、みぞおちの場所にはとても重要な神経があるからです。

みぞおちの奥には、横隔膜に張り付いた腹腔神経叢という多数の交感神経が走っているところがあるため、みぞおちを圧迫されると痛みを感じやすいのです。

言うまでもありませんが、みぞおちを殴られることは大変危険ですので、人と喧嘩をするようなことがあっても、正式な格闘技の試合以外でみぞおちを殴るようなことはしないでくださいね!

みぞおちの痛みがある時に病気に注意したい臓器

みぞおちの付近には、様々な臓器があります。

例えば、

  • 膵臓
  • 十二指腸
  • 肝臓
  • 胆のう
  • 盲腸
  • 食道
  • 心臓

などがあります。

みぞおちの痛みは、それらの臓器に不調があることを教えてくれるサインかもしれません。

緊張するとみぞおちをおさえる理由

皆さんは、緊張をした時にどのようなポーズをとっていますか?

みぞおちをおさえるという人も、多いことでしょう。

なぜ、思わずみぞおちをおさえてしまうかと言うと、みぞおちの奥には腹腔神経叢という神経の束があるので、神経を落ち着けたい時に思わず、みぞおちおさえてしまうのです。

神経の束が、太陽のように見えることから、腹腔神経叢の英語表記のひとつは、「the solar pelexus」といいます。

そのため、日本では腹腔神経叢は太陽神経叢とも呼ばれています。

医学的には太陽神経叢という言葉が使われることはありませんが、氣の世界ではよく使われています。

みぞおちにある健康に役立つツボ

みぞおちの部位には、健康に役立つツボがあります。それは、「鳩尾」です。

みぞおちの別名でもありますが、ツボの名称にもなっています。鳩尾のツボは、様々な心身の不調を改善させることに役立ちます。

代表的な効果は、次の通りです。

  • 胃痛
  • 嘔吐
  • 精神安定
  • 胸のつかえをとる
  • ぜんそくを鎮める
  • かゆみ

鳩尾のツボを押す時には、中指の腹で軽く押します。くれぐれも痛みや苦しさを感じるほどの力で押さないように注意しましょう。

皆さんは、心身の不調の時には、無意識に鳩尾を押していたことがあるかもしれませんね。

ただ、これで病気が治るというものではありませんので、不調がある時には医師の診察もきちんと受けましょう!

みぞおちの謎は解けましたか?

みぞおちに痛みなどがある場合に、気をつけた方が良い病気などについて理解出来ましたでしょうか?

痛みが続く時には、ただの食べ過ぎや疲れだと思って放置せず、医療機関で検査してもらい、必要であればきちんと治療を受けましょう。

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