ミネラルオイルは石油由来の優秀オイル!その特性と適切な使い方とは

顔や体に使うスキンケア用品として、ミネラルオイルという種類があります。

このミネラルはビタミンやミネラルという成分とは少し違い、主に石油から抽出されているオイルのことを指します。

しかしそう聞くと、「石油から作るなんて、肌や体に悪そう……」という印象を抱いてしまうかもしれません。

でもこの印象は、すでに過去のこと。現在のミネラルオイルは、昔のものとはまったく違っているのです。

ミネラルオイルには、確かに注意して使うべき点もいくつかあります。でも使用法をきちんと守れば、肌を守ってくれる優秀な保護剤なのです。

今回は、ミネラルオイルの特性と適切な使い方について、詳しく見ていきましょう。

ミネラルオイルって?

ミネラルオイルというのは、主に石油から生成されたオイルのことを指します。このミネラルというのは鉱物のことを指します。

よく言われている、ビタミンやミネラルなどいった栄養素とは違う存在です。

そして最近のミネラルオイルといえば、主に石油が原料になっているものを指します。「石油から作られているなんて、肌に悪そう……」「石油を肌に塗るなんて……」と、心配になってしまう方もいるかもしれませんね。

でもそれは、昔の話なのです。昔は今ほど科学技術が発展していませんでしたよね。なので、石油を精製する技術も未熟だったのです。

そのために、石油を精製する際に、不純物が残ってしまっていることがありました。

ミネラルオイル=体に悪い!という印象は、この不純物が残ってしまった製品を使った悪影響により、作られてしまったものなのかもしれません。

しかし、現代においては精製技術が格段に進化しました。その精製技術は、昔とは比べ物になりません。不純物の除去も優秀になり、良い成分だけを使えるようになっているのです。

代表的なミネラルオイルはワセリン

ワセリンの名前を聞いたことがある方は多いと思います。赤ちゃんの肌に使えるほど肌に優しい!と聞いたこともあるかもしれませんね。

そのとおり、肌にとっても優しいのです。皮膚科で処方される薬にも、ワセリンが使われているものが多くあります。通常の薬にミックスして使われることがあります。

ワセリンは特に皮膚病がない方が使っても、肌を守ってくれる効果があります。肌に使うことで肌を覆ってくれて、それにより皮膚の水分を守ってくれるのです。

ワセリンは優秀な皮膚保護剤ですが、普通の保湿クリームなどと違う点は、皮膚への浸透がないということが挙げられます。なので、保湿剤というよりは保護剤と呼ぶのが適切かもしれませんね。

なので皮膚に浸透することで皮膚を潤してくれるわけではありませんが、ワセリンを使うことで水分を守り、肌の自然治癒力を高めるという方法がひとつあります。

肌を根本的に改善するということが見込めるのです。

ただし、肌の性質や状態はすぐには変化しませんよね。

ワセリンを使って自然治癒力を高める効果を出すのは、個人差はありますが多くの時間が必要になることがあります。

ワセリンについて詳しくは「ワセリンは乾燥肌・保湿・ケガにも効く!ワセリンの5つの使い方」でご紹介しています。

適切な方法で使おう

このように、ミネラルオイルの安全性は、現代では確立されていると思って良いでしょう。それなら積極的に使いたい!と思っていただけるかもしれません。

でも少し待ってください。どんなに優秀な化粧品でも、適切な使い方をしなければ、きちんと効果を発揮することはできませんよね。

ミネラルオイルもそれと同じなのです。それどころか、使い方を誤れば肌トラブルを起こしてしまうこともあるのです。

これもミネラルオイルは、肌に悪いと言われてしまう原因かもしれませんね。

ミネラルオイルの特性を理解して、正しく使うよう心がけましょう。

しっかり落とす

ミネラルオイルは、皮膚の保護剤のような役目を持つのでしたね。たとえば例に挙げたワセリンですが、ワセリンはベタベタしていますよね。

肌に塗るとなかなか落ちない、という一面があります。これは皮膚をコーティングしてくれているからです。

そして、皮膚に吸収されることもないのでした。つまり、時間が経っても皮膚の上にそのまま残っているのです。

なので、使ったあとはしっかり落とすということが必要になってくるのです。皮膚に残ってしまうと、このような弊害が出てくる懸念があります。

  • 毛穴を詰まらせる
  • 汚れを吸着してしまう

皮膚に残っていると、毛穴の詰まりの原因になりかねません。毛穴の詰まりは、さまざまな肌トラブルを招いてしまいますよね。

もしくは、べたべたしていているために、汚れを吸着してしまうことがあります。汚れが付きっぱなしになっていることも、やはり肌トラブルを招きます。

主に、この2点のために、しっかり落とすというプロセスは欠かせないのです。

お風呂に入ったら、しっかり石鹸で落としましょう。ごしごしこする必要はありませんが、たっぷりの泡を使って洗うことはとても大切です。

お風呂に入ってしっかり落としたら、すぐに保湿ケアをすることは大切です。ミネラルオイルもそれと同じです。お風呂から出たあとすぐに使って、水分を守ってあげましょう。

日光と相性が悪い

ミネラルオイルは、日光と相性が良くありません。たとえば油焼けなどを起こしてしまうことがあるからです。

日光は部屋の中へも降り注いでいますし、少しの時間でも確かに日光に当たってしまいますよね。外出をしない場合でも、カーテンを開けるのは注意が必要です。

また、洗濯物を干す間だけだから曇りや雨だからと使用するのもあまりおすすめできません。

ミネラルオイルを使うタイミングとしておすすめなのは、夜、お風呂のあとです。昼間外出するときはなるべく避けておきましょう。

使い方を守って、良い効果を手に入れよう

ミネラルオイルとはどんなものであるか、そして使うときに気を付けたいことについて見てきました。

ミネラルオイルは、過度に恐れる必要のあるスキンケア用品ではありません。適切な使い方をすることで、デメリットはほとんど解消できるためです。

でもどんな化粧品だって同じことです。使い方を誤れば、かえって肌トラブルを起こしてしまいます。

大人にも赤ちゃんにも、肌にとっても優しいミネラルオイル。ミネラルオイルの特性をしっかり理解して、肌への保護剤として取り入れてみてはいかがでしょうか?

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