耳の下もみで肩こり解消!体に嬉しい効果だらけの耳マッサージ

ダイエットにリンパマッサージがいいとか、リラックスできるツボがあるとか、頭をもむとこりがとれるとか、そういう「○○にいいこと」はよく聞きます。

しかし、1か所で「いたるところにに効く!」なんて虫のいい話があるとしたら、にわかには信じられなくてもちょっと気になっちゃいますよね?

そんな夢のような場所が、そう、耳の下なんです!

これを読めば、今日から耳の下をもみたくて仕方なくなりますよ。

耳の下って実はとっても健康に良い!

いろんな体の悩みに効果があるとひそかに話題の「耳の下もみ」。耳の下?そこにはいったい何があるのでしょうか。耳の下の秘密に迫ります!

唾液を作る耳下腺

人間は口内に唾液を分泌しますよね。

その唾液を作っている場所はいくつかあって、その1つが耳の下にある「耳下腺(じかせん)」という場所です。

耳下腺は一番大きな唾液腺でもあります。また、炎症を起こしやすい唾液腺でもあります。

耳下腺リンパ節

耳たぶの下、耳の前、耳の後ろなど、耳の下周辺に多数点在しているリンパ節群を「耳下腺リンパ節」と呼びます。

唾液をつくる「耳下腺」とは別のものですが、すぐ近くに存在します。

リンパ節というのは、体内でエネルギーを生命活動に使ったあとに出る老廃物を、血管のように体中に網の目のように張り巡らされたリンパ管という管を通るリンパ液が濾される中継地点のことを言います。

リンパ液、リンパ管、リンパ節を合わせてリンパと呼んだりします。

大事な中継地点であるリンパ節は体の要所要所にいくつも存在し、特に重要なリンパ節は頭では耳の下と顎にあり、上半身では鎖骨、下半身では鼠径部にあります。

つまり耳下腺リンパ節は頭部で最も重要なリンパ節の1つであり、顔や頭の老廃物が流され濾されてゆく中継地点となるのです。

耳はツボの宝庫

まずもって耳はどこを押してもツボであるというくらいツボの宝庫なのです。

その数なんと110個!

そんな耳の周辺、耳の下にももちろんツボがたくさんあって、よく知られているものに

  • 翳風(えいふう)
  • 頬車(きょうしゃ)
  • 天容(てんよう)
  • 内分泌(ないぶんぴつ)
  • 安眠(あんみん)

などがあります。

これらの指圧方法はのちほど詳しく解説いたします!

▼「耳ツボ」についてはコチラも参考にしてください!


耳の下もみマッサージの効果

耳の下もみマッサージは、美容から健康、リラックス効果まで実に様々です。本当に耳の下をもむだけでそんな効果が得られるの?と疑いたくなるほど。

1つずつその驚きの効果の理由を解説していきます!

小顔効果

「耳の下には大事なリンパ節がある!」という説明を聞けば、小顔効果を疑う人はあまりいないでしょう。

そうです、耳の下をもんでリンパの流れをよくすることで滞っていた老廃物が流れ、顔のむくみやたるみが解消されるのです。

さらに顔回りの血行もよくなるため、肌にハリと元気が戻り、若返り効果も期待できそうです。

耳下ツボ押しダイエットの効果

ツボ押しでなぜダイエット?とお思いになることでしょう。

ツボは東洋医学では古くから実証されてきた治療法の一つで、血液の流れや気の流れ、リンパの流れなどをツボ刺激で改善することにより、体の免疫機能や内臓機能を回復させ、体調不良や肥満、代謝などを改善するというものです。

耳にはダイエットに効果的なツボがいくつも存在しますが、ここでは「耳の下」ということでのちほど「 内分泌(ないぶんぴつ)」というツボをご紹介いたします。

食欲を抑える効果が期待できるツボです。

肩こり解消効果

肩こりの原因はさまざまですが、肩がこるという状態は、肩だけでなく首のリンパが滞っている状態です。

首肩のリンパを流してあげるのに必要なのが、耳下腺リンパ節をほぐしてあげること。

耳の下をもむことが、肩こり・首こり解消には必要不可欠なのです。

若返り効果・認知症予防

耳の下に関わらず、「耳をもむ」ことは認知症予防にもつながる効果があると言われています。

さらに耳下腺をほぐすことで「さらさらした唾液」が出やすくなるのですが、このさらさら唾液にはパロチンと呼ばれる成長ホルモンが含まれており、これが身体の細胞を若々しく保ってくれます。

リラクゼーション効果

マッサージはどこのマッサージにしろ気持ちがいいものです。

さらに、耳下腺や耳下腺リンパ節をほぐすことによって血行がよくなり、体が次第に温まってきます。

すると副交感神経が優位になり、心身のリラックスが深まります。よい音楽を聴きながら耳の下もみをしてみてはいかがでしょうか。

睡眠の質UP

寝る前に耳下腺リンパ節から鎖骨の方へ向かってリンパを流してあげることによって、1日働いて首や肩に疲労物質や老廃物がたまっているのを解消してあげると、質の高い睡眠をとることができます。

次の朝スッキリと目覚めるためにも、その日の疲れはその日に取り除いてあげたいですね。

冷え性改善効果

リンパが滞っていたり、血液の循環が悪かったり、緊張やストレスが続いていると、体は冷えやすくなります。

手足だけでなく内臓が冷えると代謝や内臓機能が低下し、健康的にも美容的にもよくありません。

リンパを流し、体をぽかぽかと温め、リラックス効果のある耳の下もみを毎日続けることによって冷え性改善にも一役買ってくれるでしょう。

美肌効果

さきほど唾液に含まれる「パロチン」に若返り効果が期待できるとご説明しましたが、実はもう1つ、唾液には「EGF」という成分が含まれており、これが美容に効果大なのです!

EGFは肌の再生や生成を促す成分で、ターンオーバーが滞りなく行われるためには欠かせないものなのです。

耳の下をほぐすことでよい唾液がたくさん出るようになり、美容にも健康にもよい効果が期待できるというわけです。

耳の下もみマッサージのやり方

―たくさんの効果を知ってしまうと、もうさっそく試したくなりますよね!

「耳の下を揉めばいいんでしょ?簡単じゃん!」はい、確かにそうなのですが、どうせなら効果的な方法を知ってこれから毎日取り組んでみてください。

耳の下リンパマッサージのやり方

耳下腺リンパ節のマッサージの仕方にはさまざまな方法が紹介されています。

手をグーにしてリンパを流したり、人差し指と中指だけで流したり、手の側面で流したりと教える先生によって方法は違いますが、共通しているのは以下の点です。

  1. 耳の下(耳下腺リンパ節)を優しく押してもみほぐします。
  2. 次に耳の下から首筋を通って鎖骨までの線を「リンパ液を流す」イメージで手や指を使って下に撫でおろしていきます。
  3. 最後に鎖骨の周辺も優しくさすってあげると完璧です。
2.の行程のときは力を入れず、触る、なぞる、くらいの意識で優しく行いましょう。これを数回繰り返してください。

これでリンパが流れるようになりました。お風呂上りや夜寝る前に、毎日継続して行うことが大切です。

耳の下のツボ押しのやり方

耳の下の周りには、おすすめのツボがいくつかあります。ここでは特にご紹介したいツボをピックアップしてお伝えいたします!

≪翳風(えいふう)≫

翳風は耳たぶのすぐ後ろの骨の、少しくぼんだところにあります。

押してみると奥に重い痛みを感じるところです。ここをゆっくり優しい力で5秒ほど指圧します。

数回繰り返しましょう。めまいや耳鳴り、車酔い、首のこり、三叉神経痛などに効果が期待できます。

≪頬車(きょうしゃ)≫

耳たぶの下をすーっと下りていくとエラにぶつかります。

エラから若干頬よりの部分に、歯を噛みしめた時にボコッと膨れる部分があるので、そこを少し押してみて、口を開いたときにこんどは少しへこむ部分が頬車というツボです。

ここを5秒ほど優しく指圧し、数回繰り返しましょう。

顔のむくみやたるみ、二重顎の解消、ニキビの改善、歯痛にも効果が期待できます。

≪天容(てんよう)≫

耳の付け根を下がっていくと、顎の骨の角にぶつかります。角のすぐ後ろに天容はあります。

また、そこに指を置いたまま反対側の横を向いてください。すると指が骨と首の筋の間にあることが分かると思います。

そのくぼみに指を押し込むように指圧します。5秒ほどかけて指圧し、それを数回繰り返しましょう。

自律神経を整えるほか、片頭痛や扁桃炎、首こりなどにも効果を期待できるツボです。ストレス解消につながるおすすめのツボでもあります。

≪内分泌(ないぶんぴつ)≫

耳の穴(耳のくぼみ)の一番下の部分に奥まで人差し指を入れます。

そこが「内分泌」というツボです。

耳の裏に親指を置いて両側から挟み込み、1分ほどもみます。気持ちがいい程度にもんでください。

食べ過ぎ防止効果の他に、ホルモン系統を整え、代謝を促進し、体を温める効果も期待できます。食前に行えば過食を防ぐことができるでしょう。

≪安眠(あんみん)≫

耳の付け根の後ろ、ごりっとした骨の指一本分外側にあるツボです。寝不足だとこの部分が凝っていたり、押すと痛みを感じたりします。

反対側の手を首の後ろから回して指圧します。

夜寝る前に5秒ほどゆっくり指圧したりもんだりを、心地いい程度に続けてください。自律神経を整え、深く質の良い睡眠に導いてくれます。

イライラしたり緊張したりしてなかなか眠りにつけないときなどに、この「安眠」をもんであげるとリラックスできるでしょう。

耳の下もみをする際に効果的な方法

耳の下をマッサージしたり指圧したりする前に、手や耳の周りを温めるとより効果的です。

お風呂で湯船につかりながらやるとベストですが、そうでないときにもホットタオルで温めたり、手を強くこすり合わせてからやると良いでしょう。

指先が冷たいままではリラックスどころか、神経がびっくりして過敏になってしまいます。

いつするのが効果的?

基本的に気づいたときにいつでも簡単にできるのが耳の下もみの良いところです。

しかし、特ににおすすめしたいのが、夜ベッドについてからの時間。

足や体が冷える、脚がむずむずする、なんだかイライラして眠れないという時に耳の下もみをすることで、血行がよくなって体が温まると同時に、副交感神経が優位に作用し、リラックスして眠りにつくことができます。

寝る前のお風呂で湯船につかりながらやっても気持ちがよさそうですね。

耳の下が痛い。それって病気?

今回耳の下のマッサージやツボ押しについてご紹介しました。これらを実践すると、耳の下を触る機会がこれから増えていくと思います。

触るということは異変にも気づきやすくなります。

耳の下が腫れている、しこりがあるなど、何か異変に気付いた際に以下の病気ではないかどうか、参考にしてみてください。

リンパ節炎

耳の下の耳下腺リンパ節が腫れている場合、リンパ節が炎症を起こしている場合があります。似た症状に「おたふくかぜ」や「風疹 」があるので、腫れていると思ったら迷わず病院を受診しましょう。

おたふくかぜ

子どもの頃によくかかる「おたふくかぜ」も耳の下のリンパ節が腫れることで有名です。

発熱や嘔吐、頭痛や腹痛などを伴うこともあり、飛沫感染や接触感染をするムンプスウイルスによるしわざです。

この場合潜伏期間がリンパ節が腫れる前後5日間がウイルスが一番強い力を持っているので、周囲でおたふくかぜが流行している環境で、腫れに気づいたらすぐに病院を受診しましょう。

風疹

冬から春先にかけて子供の間で流行りやすい「 急性発熱性発疹性疾患」のことを風疹、または「3日はしか」と呼びます。

かかると麻疹のような発疹が広がるので、判断がしやすいでしょう。

こちらも感染力が強い病気なので、リンパ節が腫れているのが分かったらすぐに病院を受診してください。

しこりがある?

耳下腺腫瘍の可能性があります。

良性の場合が多いようですが、痛みを伴う場合は悪性の可能性もあるので、気になるしこりを見つけたら大事をとって病院を受診しましょう。

ただの「粉瘤(ふんりゅう)」という老廃物だまりになっているだけの可能性もありますので、極端に心配せずに何はともあれ検査を受けてみてください。

中耳炎・内耳炎

ウイルスや細菌が入り込むことで起こる内耳炎・中耳炎でも耳の下に痛みが出る場合があります。

耳の方に痛みや耳だれ、発熱など症状があったり、めまいや吐き気、聞こえにくさなどが生じることが多いため、気づいたらすぐに耳鼻科を受診しましょう。

耳の下もみを習慣にすることで体の変化に気がつける!

耳の下をもむことは美容にも健康にも精神にも良い効果があり、さらに普段から耳の下を触ることで病気のサインをいち早くキャッチすることができます。

ダイエットでも、小顔でも、リラックスでも目的はなんでもかまいません。

毎日続けることが一番のポイントですよ!

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