枕の高さが体調不良の原因になる!快適な枕の選び方

1日のうち8時間寝るとすると、人生の1/3は枕と共に過ごすことになります。それなのにあなたは枕に無頓着過ぎやしませんか?

枕の良し悪しで人生のコンディションが変わってくるくらい、枕は睡眠だけでなくあなたの体調に大きな影響を及ぼします。

ぜひ今日から枕のことを真剣に考えてみてください。

枕が原因で起こる不調とは?

あなたの体調不良の原因が枕だとしたら、一刻も早く枕を改善しなければなりません。

もしかして私の体調不良もそう?とお思いの皆さん、ぜひチェックしてみてください。いくつも当てはまるようなら、今すぐバスタオルをご用意ください!

寝苦しい

人は寝ている間に約30回もの寝返りを打ちます。

しかし枕の高さが合っていなかったり、硬さや形状が合っていなかったりすると満足に寝返りを打てません。

寝返りは汗の蒸発や床に触れる体の面積をまんべんなく移動させ、睡眠時の体温を調節する重要な役割を持っています。

枕のせいで寝返りが阻害されると、「寝苦しい」と感じるようになるのです。

肩こり・首こり

枕の高さが合っていないと首や肩に負担がかかります。

すじを傷めたり、筋肉を硬くしたり、リンパの流れや血流を阻害してむくみやこりを発生させてしまうのです。

寝返りがうちにくいことも関係しています。寝返りを上手に打てる枕なら、血流・リンパの流れを邪魔せず、筋肉の硬直を防ぎ、寝ている間に体をしっかり休ませることができるのです。

いびきをかきやすくなる

枕が高すぎると顎が下がり、喉が締まります。

これがいびきの原因となり、この状態が継続すると睡眠時無呼吸症候群につながる恐れもあります。

睡眠時無呼吸症候群は放置すると脳や内臓機能に重篤な障害を起こす可能性があるので、自分や家族の症状に気づいたらすぐに睡眠外来を受診するようにしましょう。

また、いびきや睡眠時無呼吸症候群は他の重大な病気につながることもあります。

呼吸が十分にできていないので、酸素不足に陥ります。眠っているのに疲労が回復しないばかりか体にも精神にもストレスが積み重なる一方で、うつ病にもつながる恐れがあるのです。

たかがいびきと甘く見ずに、病院で適切な治療を受けることをおすすめいたします。

腰痛

枕なのに腰痛?!とびっくりされるかもしれませんが、首と腰は背骨、またその周辺の筋肉で直接(また間接的にも)つながっているのです。

最近猫背やスマホの過度な使用によって「ストレートネック」という本来なくてはならない自然な弯曲が首の骨に見られなくなるという症状が問題になっています。

首が痛いばかりではなく、腰にも痛みが出る人が多いのは上記のような理由があるからです。

寝るときにも高さの合わない枕で首に負担をかけ続けていると、腰にも同様に負担が行くことを忘れないでください。

頭痛

首や肩周辺の血流が阻害されると、頭部に十分な血液・酸素が回らなくなり頭痛の原因となります。

いわゆる肩こりからくる頭痛と言えるでしょう。

これも枕の良し悪しで改善もするし悪化もします。頭痛に悩んでいる人は、ぜひ一度枕を見直してみませんか?

睡眠の質の低下

正しい寝返りが打てない、いびきをかく、肩・首・腰への負担、頭痛など、身体に不調を生じさせる枕を使っていると、明らかに「睡眠の質」を落としていることになります。

睡眠の質が低下すると、不眠症やうつ病などの病気を誘発するので早急な枕改善が必要なのです。

では次項からあなたにピッタリの枕を見つける方法について学んでいきましょう。

枕の高さを調節して快適に寝よう!

―枕の高さ、そして高さ以外にも「材質」や「硬さ」、「材質」にも気を配るべきです。さっそくあなたの快眠に必要な理想の枕を探っていきましょ。

理想の高さとは?

理想の高さは男性・女性の差や体格の差で若干違いがありますが、だいたい3~5㎝とされています。

女性は3㎝から微調整し、男性は4㎝から微調整を加えていきましょう。

また、肥満気味の場合は床から体の幅の中心までの距離が普通よりも高くなってしまうため、一般的な高さよりももう少し高く見積もる方がよいでしょう。

バスタオルを使った理想の高さの探し方

では、その微調整のやり方をご説明いたします。

完全に枕をタオルで作ってしまっても構いませんが、今ある枕が低めの場合、枕に適切な厚みのタオルを足してゆき、それを縫い付けてしまってカバーをかけて使用してもOKです!

  1. 大きなバスタオルを用意します。
  2. 枕にちょうど良い大きさに折り畳んでいきましょう。
  3. 3cmくらい重ねたら、まずは仰向けに寝てみます。

なんとなく傾いているなと思ったら、仰向けにもどってタオルを引いたり足したりながら調節してみてくださいね。

このとき地面と首の斜めの角度が15°になるのが理想なのですが、そんな細かいことはよくわからないと思います。

横を向いて寝た時に体の真ん中の線が顔の真ん中の線としっかり重なり、なおかつ地面とも平行になっているかどうか確認してください。

そうなっていればだいたい15°になっています。

顎が詰まるほど高くしたり、後頭部が落ちて顎が上がってしまうほど低くすると首や肩に苦しさを感じるはずです。

自分が一番リラックスできる高さを見つけてみてから、横を向いて確認作業をしてください。

この方法で自分に合った枕の高さを見つけることができます!ご自宅にあるタオルでできるので、ぜひ今日から試してみてくださいね。

また、この方法はいつもと枕の変わる出張先や旅先で、自分に合った枕を作って寝るのにも役立ちます。

枕の材質の選び方

枕の材質にはたくさんの種類があります。

  • 低反発ウレタン(もとは緩衝材。頭にフィットする。洗えない。)
  • 羽根(ふわふわで、へたりにくいが安定性に欠ける。吸湿・放湿性は高い。)
  • プラスチックパイプ(通気性が良く丸洗い可能。吸湿性はない。変形する。)
  • ポリエステル綿(弾力と通気性あり。吸湿・放湿性に乏しい。丸洗い可能。)
  • プラスチックビーズ(通気性と感触がよい。安定性に欠ける。丸洗い可能。)
  • そばがら(吸湿・放湿性に優れ、硬さも適切。丸洗いができない。)など。

中でも睡眠時に理想的な材質は、「吸湿性・放湿性」がよく、「通気性」に優れ、形状変化が起こりにくく、管理のしやすいものです。

ですが、どんな枕も長所と短所があり、どの条件を重要視するかによって選択肢が変わってくるでしょう。

もう少し自分の求める枕がどんな条件を持つのかを知るために、枕の硬さの違いについてご説明いたします。

枕の硬さの選び方

あなたは病院の枕で寝たことがありますか?特に救急室の簡易ベッドや診察台の枕なんて驚くほど硬いですよね。

最初は戸惑いますが、寝てみると結構楽に眠れて起きたらスッキリしていた……なんて経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私たちはなんでも柔らかいものを好みがちですが、実は枕はある程度硬さのあるものを選んだ方が頭が埋まり寝返りが打ちづらくなる事態を避けることができるのです。

もし普段柔らかい素材の枕を使っていて「合わないな」と思っているのであれば、次の購入は硬めの枕を選んでみてはいかがでしょうか。

枕の高さを見直して、体を楽にする眠りを手に入れよう!

せっかく寝たのに寝る前より疲れてしまうのではがっかりですよね。

ぜひ今日から自分に合った枕を研究し、あなたにぴったりの枕ですこやかな眠りを楽しんでください。

人生の1/3にも及ぶ睡眠時間を、もっと大切にして生きましょう!

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