結婚しても実家から離れられない!無自覚だからこそ怖い実家依存症

「実家依存症」という言葉、聞いたことありますか? 

実家依存症は結婚した娘(時には息子)が実家や親にべったりで、物理的にも精神的にも依存心が異常に高い状態のこと。これが原因で離婚に発展することもあります。

また本人にその自覚がないことが多いのがその特徴。夫(妻)より親の意見を優先し、楽だからと何もかも頼りきってはいませんか?

ドキッとしたあなた、実家依存症に該当していないかチェックしていきましょう。

あなたは「実家依存症」という言葉を知っていますか? 

今初めて聞いたという方も、単語からだいたいの意味は想像できると思います。

古来より、結婚した子供が親を頼る姿は決して珍しいものではありませんでした。

しかし、近年注目されるのは「実家依存症」に当てはまる人の増加よりも、その依存度の深さです。

そしてついに「実家依存症」という言葉まで生まれてしまいました。

「実家依存症」とは一体どういう症状を指すのでしょうか?

結婚後、多かれ少なかれ実家に頼ることは誰しもあると思います。特に出産の際や子供が小さいうちは実家のありがたさを身に染みて感じますよね。

ましてや親が近所に住んでいればなおさらです。おんぶに抱っこという方も多いのでは?

実家につい依存してしまう理由としては、「近いから」、「ラクだから」、「孫の顔を見せると喜ぶから」等、それぞれだと思います。

確かにそれぞれの家庭に様々な事情があり、実家に頼らざるを得ない方もいると思います。

でも「実家依存症」というのは、実家に頼らざるを得ない環境や経済状態、健康状態などにないにも拘らず、実家に物理的にも精神的にも頼ってしまう状態を指します。

「物理的に」というのは、食事を実家で必ずとる、必要な食料や日用品、子供用品など自分でも買う経済力があるにも拘らずお願いをして買ってもらう、もしくは現金等そのものをお願いしてもらうことです。

「精神的に」というのは実家への過剰な依存心、何でも当然のごとく頼りきった状態をいいます。

ここで大切なのは、もちろんこれら全てがダメなわけではありません。

実家側からしてもそれを喜びに感じる場合もおり、お祝い事等も含め出産をすると特にもらうことは珍しくありません。問題なのはその頻度や金額です。

  • 自分たちで購入することができるにも拘らず、買ってくれるからと常に実家から何かを送ってもらっていませんか?
  • 「○○が欲しい」としょっちゅうリクエストしてはいませんか?

それが問題です。買ってもらうのがラク、それは当然です。

これからお金が掛かってくる子供達のためにお金を貯めないといけないから、つい親に……そういうしっかり(ちゃっかり?)した方もいると思います。

でもこれで本当に良いのでしょうか?

もしそのことについて、実家やパートナーをはじめ周囲みんなが温かな気持ちでOKというのなら問題はないのでしょう。

他人にとやかく言われる筋合いはないですよね。

でも、問題なのは実は実家(親だけでなく同居している家族も含め)がそれを負担や迷惑に感じていたり、パートナーには依存を内緒にしていたり、パートナーが実はそれを疎ましく思っていたりした場合です。

そしてそれに本人は気づいていないか、気づいていても気づかないふりをしていることです。それが「依存症」と呼ばれる所以です。

たまにちょっと頼る、それは全く実家依存症ではありません。

「実家依存症」とは実家に頼らなくても問題のない環境、経済状態、健康状態であるにも拘らず、自分が気づかずに、もしくは気づいていても気づかないふりをして、異常に実家に依存をすることで、結果として誰かに負担や迷惑かけている状態を指すのです。

2. 実家依存症になりやすい人の傾向

実家依存症になってしまう人にはいくつか共通点があります。どういった人が実家依存症に陥りやすいのでしょうか?

自分があてはまらないか、下のチェックリストでチェックしてみましょう。

  • 実家が近所にある
  • ヒマがあれば実家に行ってしまう
  • 親の意見はいつも間違えがないと思う
  • 小さい頃から親が何でもやってくれ、逆らうことができない(甘えてしまう)
  • 自分で何か考えるのが面倒だと思ってしまう(物事は決めてもらった方がラクだ)
  • 根底は自分に自信がないのだと思う

最初の2つは環境的な問題、残りの4つは思考の問題です。

チェックが多ければ多いほど「実家依存症」になる可能性が高くなります。
あなたはいくつあてはまりましたか?

基本的に、「実家依存症」になりやすいのは実家が近いといった物理的要素に加え、紺的に「自分に自信がない」人が陥りやすいと言われています。

実家の居心地の良さから一歩抜け出そう

これまで実家にいて親が盾になってくれていたところから、結婚して急に自分が家庭に責任をもたなくてはならなくなります。

誰もが初めてのことだらけで不安でしょうが、1人の人間として親として、社会的に責任をもち自立をすることが「結婚」です。

あなたはその「結婚」を果たしたのです。

不安なことはパートナーと話し合い、親にアドバイスを受けることができます。友達に相談することもできます。

世の中にたくさんの家族がある中で、デビューしたばかりの家族ですから、物理的にも精神的にも頼りたいことはたくさんあります。

実際頼ることが大事なこともあります。

しかしいつまでも、これまで実家にいた時と変わらず、もしくはそれ以上に実家に依存することイコール「家族デビューができていない状態」になってしまうのです。

親も親のその親も、隣の家族も、ショッピングモールですれ違うファミリーもみんな家族デビューを乗り越えて今があります。

そのデビューをいつか乗り越えなくてはいけない時が来ます。

それなのにラクな方になびいてその現実から目を背けてしまっている状態が「実家依存症」です。

いつかは親に頼れなくなってしまうこともあります。

子供も大きくなったら、実家にばかり頼る親を尊敬するでしょうか?

不安は誰もが持っていて当然ですが、結婚した以上、親になる覚悟を今一度しっかりと再認識してみて下さい。

3. 実家依存症になってしまった場合の対処法

一般的に「依存症」とは一度はまると抜け出すのは大変だと言われています。

実家依存症であると自覚している人の中にも、心のどこかで「こんなに頼るのはもうよそう」と思ったことが一度はあるのでは?

実家依存症になってしまった場合、他の依存症と同様にそれを一気に解消することは難しいですが、徐々に抜け出すことは可能です。

まず、「これからはこんなに頼るのはもうやめよう」――そう思えただけでも大きな第一歩です。

【 実家依存症の抜け出し方 】

  1. 今の依存の状態を100と考え、理想とする姿を0(ゼロ)とする
  2. どの位で抜け出したいかを考える(期間にはゆとりをもって!)
  3. 計画を立てる。一気に減らすのではなく、100の依存度を90にしてみる、90を80にしてみる等、②で決めた期間に応じて計画を立てる

子供の行事や病気等、その時の状況に合わせて、カツカツにではなく、1でも減らせたらと前向きに取り組み、理想とする姿0(ゼロ)を目指しましょう。

もう一度繰り返しますが、頼るのがダメなのではありません。

あくまで「1.実家依存症とは?」の末尾で挙げた条件にあてはまり、自分が「実家依存症から抜け出したい!」と少しでも思っている場合のみ実行に移して下さいね。

自分の家庭と実家の関係をもう一度考え直してみましょう

「結婚」とはパートナーと新たな家庭を築くことです。結婚前は自分の実家のことだけを考えて良かったかもしれません。

しかし、結婚後は自分の結婚後に新たにもった家庭と自分の実家、旦那さんの実家、それぞれ別々の家庭が新たな関係を築かなくてはなりません。

一体感を弱める必要はありませんが、独立した家族として、お互いの存在を尊重しあうのが真の大人の姿です。

自分の実家にばかり帰り、そこで色々なものをおねだりして帰るあなたをもしかしたら親は嬉しいと思いつつ負担に感じているかもしれません。

それをパートナーも快くは思っていないような気がする…もし思い当たる節があるのなら、それは自分が変わるチャンスです。決して遅いことはありません・

それは新米ながらも「家族デビュー」を果たす素晴らしいキッカケです。

あなたを愛し、甘やかしてくれる親に感謝はしていますか? 心から「ありがとう」と言えていますか?

いつまでも親はいてくれません。

「当たり前」に思っていることは実は「当たり前」ではないのです。大人になっても甘やかしてくれる親は本当にありがたい存在です。

でもそんな親にいつまでも過剰に甘え過ぎないよう、感謝の気持ちを精一杯に伝えましょう。

そして、それぞれの家族のバランスが偏らないよう、自分たちでこれから作り上げていく新たな家庭と、お互いの実家とを大切に守って独立した1人の人間として心地よい関係を築いていきましょう。

この記事をシェア

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る