日頃のゲップは見えない病のサイン?体のサインの意味を知ろう

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「たかがゲップ、されどゲップ。」ふとした瞬間や食後にただ出てくるものとして単に捉えるのは少し危険なようです。

ゲップはもともと、胃や腸に溜まったガスが口から出るものなので身体の中にガスがちゃんと吸収できていないことを表します。

もしかしたらあなたが気付かないだけで、身体の中ではストレスや病が少しずつ成長していた!ということもあるかもしれません。

普段特に意識をすることはないゲップのメカニズムから、ゲップを少なくする方法・ゲップを病気ではなく健康に繋げる方法をご紹介します。


本当はどうなっているのか?ゲップのメカニズム

普段、何気なく生理現象で出しているゲップですが、ゲップは一体どのようにして身体中で機能を果たしているのでしょうか?

気になるメカニズムを見てみましょう。メカニズムを知るだけでも自分の身体のエチケットに繋がると思います。

ゲップのメカニズム

ゲップとは、「胃の中に溜まっている空気やガスが食道を逆流して口から外へ出る生理現象」のことです。

簡単に言うと、「口から入る空気も含めて胃の中で一定以上に空気が増える時に身体がガスを口から外に出そうとする働き」になります。

ゲップが頻繁に出るタイミングは「食後すぐ」や「炭酸飲料を一気に飲んだ時」などのイメージが多いと思いますが、実は何も食べていない時でもゲップが出る人は多いのです。

なぜかというと、通常ゲップが起こりやすい時というのは食べ物を飲み込む時に空気も一緒に飲み込むことが多いので、胃の中にいつの間にか空気も入り込んでしまいます。その為、特に満腹の時には入り込んだ空気を出そうとするのでゲップが出やすくなります。

また、私たちの胃の中にはもともと普段から空気が溜まっているのをご存知でしょうか?

これは、胃の中に入ってきた食べ物を消化する胃液の攪拌作用と食べ物が入ってこなくとも、胃の大きさを保つ役割があります。

これらの空気はいつも基本的には一定量であり、普段は胃と食道の間にある「弁」が食道からの空気の逆流を防ぐ役割を持っています。

ゲップが出る原因はどこにあるのか

では、ゲップが出てしまう原因はどこにあるのでしょうか?身近なもので主に3つ要因があることがわかってきました。ゲップの大きな要因について見ていきましょう。

1. ビールやコーラなどの炭酸飲料をがぶ飲みする

これは炭酸が胃液と混ざることによって化学反応を起こして炭酸ガスが充満するため、身体がガスを外に出すことで起きます。

そして炭酸飲料で注ぎこむようにがぶ飲みをするとそれだけ化学反応が早く起こりやすいのでゲップが気になって炭酸飲料を避ける人はゆっくり飲むとゲップは抑えられます。

2. 満腹時や長時間泳ぐこと

満腹時は食べ物と一緒に空気も胃の中へ一緒に運んでいることが原因です。

しかし、「満腹の証拠にゲップが出る」ということではなく、「少量でも食べ方によっては空気を多く胃に運んでしまうこともある」ということを覚えておくと日常の食生活に変化を付けることができますよね。

そして、意外なのが「長時間の水泳後」にも人によってはゲップが多い人もいるそうです。

これも満腹時と同じように、息継ぎをする時に口から直接空気を取っていることと同じになります。

3. 胃腸の病気など

これはもともと持病があったり日頃から胃腸の調子が良くない人はゲップの要因になります。

「呑気」と呼ばれる病気では、食事以外でも空気を飲み込んで胃の中に空気が溜まりやすくなる症状です。「拒食症」は主に過度のダイエットによる食事量は減りますが、ゲップを多く引き起こす食欲不振の症状となります。

ゲップは個別ではなく胃腸の働きと大きく関係しているので胃腸自体に病気があったり気になる人は「最近ゲップが多いな」と思ったら、身体からのサインとして意識してみてください。

そんなゲップでも、出てきそうだと思ったら止めない方が身体の為には良いのです。

ゲップは健康にどう影響しているのか?

生理現象としても私たちの身体の中に何かの健康サインを表現してくれているのがゲップになります。

では、ゲップの身体への影響を食生活の「見える面」と生活習慣の心の「見えない面」に分けてご紹介します。

食生活は早食い厳禁!「見える面」

お昼のランチ時に時間が無いといって日頃、早食いが常態化していませんか?実はゲップが多いことは食生活で危険サインも現してくれています。

例えば、早食いの場合消化不良などで胃に負担をかけ続けると胃酸まで食道を通って気持ち悪い状態になったり胸焼けを頻繁に起こすようになってしまうので早食いや大食いは控え、よく噛んでバランスの良い食事に切り替えることが大切です。

どうしても早食いをやめにくい環境の場合は、せめて油ものだけではなく食事メニューをヘルシーなものも1週間のうちに献立に入れると胃の負担はぐっと軽くなります。

ゲップが多い時はノンカフェインデー

自分のゲップが多いかどうかなんて基準がわかりづらいのでゲップが多いかどうか見極めが難しい時は、普段脂っこい食事や香辛料の強い食事は胃酸を多く分泌するので胃食道の逆流が起きやすくなります。

その為、それが続いている場合は「コーヒーや紅茶・チョコレート等を控える」ようにしてください。

カフェインを摂取してさらに胃に追い打ちをかけることは胸焼けや頭痛の原因になりますので気を付けてください。

心のリズムを整える重要さ「見えない面」

心のリズムとはストレスが溜まっていないかどうか、自律神経は乱れていないかという内面をしっかりケアすることが胃腸の機能を上げることにも繋がります。

運動不足になっていないかどうか

日頃忙しく運動をする時間が無い!という人が多いかもしれませんが運動不足は胃腸の働きの低下や自律神経の乱れを引き起こします。

その為、軽くても良いので室内で体操やストレッチなどを心掛けてみてください。また、スポーツジムやヨガに行ってみるのもストレスフリーに繋がります。

うつむいて下を見たままの姿勢は歯を噛みしめて唾液が増加するのでゲップの量が多くなる傾向があります。上を向いて胃腸を軽くするためにリラックスしましょう!

夜遅くまでテレビを見たり長い時間同じ姿勢はNG

睡眠不足も実は胃腸と密接に繋がっていることをご存知でしょうか?

夜遅くまでテレビやゲームに浸っていると、睡眠不足で自律神経が乱れるのでストレスを溜めやすく、胃腸の働きが鈍ってしまいます。

深呼吸や身体の緊張をほぐしてあげるだけでも、心の不安や気持ちもリセットできますので思い出した時にぜひやってみてください。

ゲップは止めない方が良い!

これまでゲップには身体の健康へのサインやメカニズムで体内に溜まったガスを排出してくれる働きがあるとお伝えしました。

まだ筋肉や細胞が未発達な赤ちゃんはゲップを促してあげなければいけないように、私たちもゲップは抑えるのではなく出していく方が健康的なのです。

しかし、実際には人の目の前でゲップをすることはマナーとして気持ち良くないことは事実なので、ここではとっさにゲップを止める方法とガスを溜めないようにする出し方をご紹介します。

『ゲップの止め方』

意図しないのにとっさに出てしまうゲップを止めるには、「胸を張ってあごを引く」という止め方が一番簡単でやりやすいです。

これは、喉を締めることで口が狭くなる為、ゲップが出なくなります。しかしこれはどうしても止めたい時に使用する裏技のようなものだと思っていてください。

ゲップを途中で止めすぎるとオナラへとガスが行ってしまうので注意が必要です。また、ゆっくり食べるとゲップは出にくくなります。

ゲップの出し方

胃腸のまわりが苦しいと感じたりお腹が張ってきたと感じたら、もしかしたらそれは「ガスが胃腸に溜まってきたサイン」かもしれません。

そんな時は気づいたら家でもストレッチをするとガスが抜けやすくなるのでガス抜き時間としてコントロールしてみてください。

一番良い方法は、「胃に空気を溜めて食道からのどに向けて空気を押し出す」ことで出すことができます。

難しく聞こえるかもしれませんが、より効率的なのは「のどに空気を一度溜めてから口を大きく開けてお腹に力を入れる」と出やすくなります。

また、胃腸を貼るようなストレッチや空気が溜まったなと思った時に定期的にお腹をぐっと押してみて刺激を与えることもガスを外に出す上で大切です。

ゲップとオナラの正しいつきあい方

同じガスを外に出す効果を持っていても、ゲップとオナラでは何が違うのでしょうか。ゲップは主に「体内に入った空気+胃の空気=化学反応」でゲップが出ます。

オナラは「体内に入った空気と腸のガスが混ざったもの」がオナラとなります。
腸内ガスは腸で消化できなかったカスや老廃物を分解する際に必要で常に腸内にあります。

上から出るのか下から出るのかということですが、ゲップをよく出しておけばオナラは少なくなるそうです。

そして、オナラを我慢しすぎると便秘の原因にもなりますので健康のためにはゲップを出すことをオススメします。

ゲップの対策方法

では、ゲップを我慢せずに出すことが大切なのはご紹介しましたが、どちらかと言えば、ゲップは少なく済む方が良いですよね。

そこで、ゲップの予防方法として食べ物の食べ方から少しずつ変えていくと、いつ出るかわからないゲップを予防してコントロールすることができるのでいくつかご紹介させていただきます。

空気を入れないこと

体内にガスを溜めない方法として有効なのが「空気を入れないように食べること」です。

これは意識していないとはじめは慣れないものですが、例えば空気を飲み込まないように日頃からゆっくりと食べることが大切です。

急いで食べることは唾液も多く分泌されるのでその唾液が意外とゲップの元になっています。

ガスを作らないこと

腸内に便が溜まっていることでガスも発生しやすい原因になります。食物繊維を日頃から摂取して腸内環境を良くしておきましょう。

食物繊維と言っても、人によって吸収率や相性がありますのでぜひ様々な食物繊維にチャレンジしてください。

そうすることで一般に多いと思われる食物繊維でも自分との相性がわかってきます。

食後にはガスを出すように意識してみること

気が付いた時と言ってもガスが溜まってしまう時は人によってわかりにくいかもしれません。

そこで、空気をよく取り込んでしまう食後に注目して自宅やトイレ等を使ってガスを我慢せずに出してみてください。

こまめなガス抜きはお腹の張りを解消したり腸の働きを助けることに繋がります。

生活スタイルのチェックリスト

ここでは毎日の生活スタイル上でゲップの予防策を8個ご紹介します。

普段、何気なくやっていたことでも案外、身体にガスを溜めこんだ生活をしているかもしれません。

美容や健康にも意識すると良いこともありますので、毎日のチェックリストとして活用してみてください。

1. 早食い・がぶ飲みはNG
早食いは大食いよりも最も胃に負担が行きやすいと言われており、胃腸に大量の空気を入れる原因になります。
2. ゲップ・オナラは我慢しない
体内で消化しきれなかったガスを体外に排出する唯一の手段なので健康の為にも我慢しないでください。
3. 食後、すぐに横にならない
食後すぐに横になるとゲップが出にくくなりガスが排出されにくくなります。
4. 自分に合った食物繊維を摂る
食物繊維はキャベツなどの青果以外でもサプリなど様々な食品に入っているのではじめから1つだけに絞らずに、自分に合った食物繊維を摂取してみてください。
5. ビフィズス菌などの善玉菌を摂る
食物繊維の働きを促進させるためにもヨーグルト等に含まれるビフィズス菌の摂取を心掛けてください。善玉菌を摂取していると、腸内で継続して増え続けるので肌や血流の源にもなります。
6. 腹式呼吸や瞑想の時間を取る
ゲップは心の不安定やストレスでも起こることがあります。1日1回は深呼吸をしたりリラックスすることでガスを溜めこまない身体作りは可能になります。
7. 睡眠時間をしっかり取る
休息を取らなければ自律神経が鈍り、うつ病や過度なストレスを感じるようになってしまいます。そのことが身体にリンクして胃腸の調子が悪くなるので最低でも約5~6時間の睡眠は確保しておきましょう。
8. 炭酸飲料は飲みすぎないこと
炭酸飲料以外にも食事のバランスは健康にも大切な項目になります。ガスを溜めやすいのは炭酸飲料が多いので毎日の炭酸飲料は控え、量も少なめにしておきましょう。

ゲップは日頃のヘルスケアサイン!

いかがでしたか?ゲップは身体の中にガスを溜めこむ危険性を教えてくれるだけでなく、日頃のダイエットなどのヘルスケアにも様々なサインを出しています。

人前以外では身体が正常に機能するようにガスの排出方法も覚えておくと良いですよね。

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