放っておいても治らない顔面痙攣!必ず病院で診察を受けましょう

疲れがたまったときなどに、瞼がピクピクと自分の意志とは関係なく動いてしまう事ってありませんか?

そんな症状もだいたいは数日から数週間で気づいたら治まっていたという事がほとんどかもしれません。

しかし、その瞼の痙攣も長引くときは要注意!もしかしたら顔面痙攣かもしれないのです。

顔がピクピク引きつる!顔面痙攣とは

顔面痙攣とは自分の意志と関係なく顔に痙攣が起こってしまうものです。

片側だけに症状が出る事が多く片側顔面痙攣ともいいます。

稀に両側に症状ができる場合もありますがその割合は0.5%程で少なく、片側だけに症状が出ることが大きな特徴といえるでしょう。

他には

  • 強く眼を閉じたあとぱっと開く
  • 口元を思い切り横に引き延ばす

これらの動作をすると下瞼が痙攣するという特徴もあります。

原因は主にストレスが多い

痙攣が長く続いてしまうと、脳の病気が心配になる人も少なくないでしょう。

しかし95%以上の人がストレスが原因で発症し、脳の病気がみつかる人は0.5%と非常に少ないのです。

ストレスと顔面痙攣の関わり

では、ストレスがどのように関わって痙攣をおこしてしまうのでしょうか。

顔の筋肉を動かす運動神経である顔面神経は、強いストレスを感じると異常に興奮してしまい、それにより必要以上に顔の筋肉を動かしてしまう事になります。

これが自分の意志とは関係なく痙攣が起こってしまう原因なのです。

脳の病気の可能性も否定できません

高血圧や、脂肪異常症などの人は、動脈硬化から、顔面神経を圧迫し、顔面痙攣の原因になる可能性もあります。

その他には、脳腫瘍や動脈瘤などが原因で、いずれも腫瘍や血管が脳を顔面神経を圧迫する事で発症します。

顔面痙攣の初期症状は眼のピクピク

誰もが一度は瞼の痙攣を経験したことがあるのではないでしょうか。

それが疲れからくるものであればゆっくり休養をとることで改善される事もあるでしょう。

しかし、顔面痙攣の場合は進行すると最終的には顔が歪んでしまう事があります。

【 顔面痙攣が進行していく過程 】 

1.最初は眼の周りがピクピクと痙攣する

↓(片方の瞼だけがピクピクする)

2.口元に広がる

↓(この時期は疲れなどからくる痙攣と区別する事が難しい)

3.一日中、眠っている間も痙攣が起こるようになる。

4.同時に眼や口周辺の痙攣が起こり、顔が歪んでくる

放置していても命に関る病気ではありません。

しかし、自分の意志とは関係なく顔が痙攣してしまう事で、

  • 対人関係にも支障がでる
  • 運転中に痙攣が起こり事故につながる

など生活に支障がでくることもあります。

顔面痙攣は完治できる?

ストレスが原因となっている場合はそのストレスを取り除くことで改善する事でしょう。

しかし、脳に原因があるなどの場合は完治するためには手術が必要となります。また、対処療法としては顔の筋肉に薬を注射するという方法もあります。

手術をする場合

顔面痙攣の手術は、全身麻酔で脳深部の手術になりますので、まったく危険はないとは言い切れません。

手術の危険性としては

  • 手術した側の聴力を失ってしまう、または低下する可能性
  • 喉を動かす神経の麻痺
  • 残った針穴から脳脊髄液が漏れてしまい脳に細菌の感染がおきてしまう髄液漏れの合併症

などがあります。

手術を行う際はこのような危険性も十分考慮しておきましょう。熟練した専門医の医師を選ぶことも大切な事です。

少し怖い危険性をお伝えしましたが、成功率も高い手術です。

ボツリヌス毒素治療

対処療法として、顔の筋肉に麻痺を起こして痙攣をおこりにくくするお薬を注射します。

一回の注射で3か月~4か月は症状が出なくなります。

根本治療ではありませんが、入院の必要がない分受けやすい治療です。

瞼がピクピクする他の病気

顔面痙攣の初期症状は瞼の痙攣からとお伝えしましたが、瞼がピクピクする病気は他にもあり症状が似ているので区別しにくいです。

・顔面ミオキミア
疲れなどからくる一過性のもので数日から数週間で症状は治まることが多い。
・眼瞼(がんけん)痙攣
瞼を閉じる筋肉が過剰に緊張し、開きにくくなる。症状は両眼にみられ、それ以上範囲が広がる事はありません。

頑張り過ぎていませんか?ストレスは万病のもと。

顔面痙攣は先にお伝えしたように、95%の割合でストレスが原因の病気です。

ですから、瞼がピクピクと動いてしまうという最初の症状を感じたら、一度自分の生活を見直してみましょう。

  • 睡眠不足になっていませんか?
  • 疲れは溜まっていませんか?
  • 人間関係に悩まされていたり、仕事の事で過剰なストレスはありませんか?
  • 自分にあった良いストレス発散法はありますか?

自分だけの力ではストレス源を取り払う事ができない、という場合は受診しましょう。

脳外科では抗痙攣薬の処方で薬での対処療法も可能です。命に関ることのない病気といっても症状が進行すれば、多少のストレスを感じることでしょう。

ストレスは万病のもと。できるだけストレスフリーな生活ができるよう心の健康を保つことも大切なことです。

この記事をシェア

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る