腕を上げて寝る「バンザイ寝」!隠された体の不調サインとは?

「腕を上げて寝たことなんてないよ」という人も、朝起きて首や肩がこっていたことや痺れていたことがありませんか?

もしかしたら、寝ている間無意識に「バンザイ寝」になってしまっている可能性があります。

無意識的にやることを治すには、原因を取り除かなくてはいけません。バンザイ寝の弊害を知って、原因を積極的に取り除いていきましょう!


腕を上げて寝る「バンザイ寝」とは?

あなたはいつもどんな姿勢で寝ていますか?寝相というのはその人の体調や心理状態を如実に表すものです。

実際には寝ているので家族に聞かないと自分の寝相の変化なんてわかりませんよね。

でも、起きた時に腕を上げていたり、異様に肩や腕が痛い場合、もしかしたら頻繁にバンザイ寝をしているかもしれません。

バンザイのポーズのように腕を上に上げて寝るなんて、むしろ寝にくくないのか?と思ってしまいますが、無意識のうちにやっているそのポーズにはいったいどんなサインが隠されているのでしょうか。まずはバンザイ寝の実態に迫ってみましょう。

バンザイ寝は意外と多い?

「バンザイ寝」という言葉を初めて聞いた人も、もしかしたら普段から意識的にも無意識的にも腕を上げて寝ている可能性があります。

実は現代人の「バンザイ寝」率は高いことが予想されるのです。

ストレートネックや猫背の人、デスクワークをする人、前傾する姿勢で1日中仕事をされる方などは、夜寝ているときに腕を上げて寝ている場合があります。

また、呼吸が浅い方や肥満体質の方の中にも腕を上げて寝てしまうという方がいらっしゃるようです。

でもどうしてそんな一見寝にくい体勢で寝てしまうのでしょうか?とっても気になりますよね。

寝て起きたときに肩や首がすごく痛いのって、もしかして自分もこれのせい?と思ったそこのあなたも、ぜひ一緒に「バンザイ寝」について詳しく見ていきましょう!

腕を上げて寝てしまう理由とは?

―腕を上げて寝る原因は実にさまざまです。

あなたの意外な生活習慣や環境が、不思議なバンザイ寝に向かわせている可能性があります。

どれくらい自分に当てはまっているかチェックしてみましょう。

呼吸の浅さが原因!

現代人は呼吸が浅い人が多いです。

なぜならスマホやパソコンに向かって前傾になるデスクワークが多かったり、猫背やストレートネックになっている人が多いためです。

背中が丸まると肺が圧迫され、息がしづらくなります。

息苦しいという感覚はなくとも、実は呼吸が十分にできていない、すなわち体に酸素が慢性的に足りていない人が意外と多いのです。

普段から呼吸が浅いと、肺の周りの筋肉が衰えたり硬直したりします。また、肋骨が下に下がっている場合もあります。

そのため寝ている間にも呼吸を満足にできず、無意識のうちにもっと息を吸おうと腕を上げてしまうのです。

腕を上げると肋骨の位置が上に戻り、肺が広がるので一瞬息はたくさん吸えるのですが、実際にはその姿勢のままだとむしろ呼吸はしづらくなります。

もっと酸素が必要で無意識にやることが、さらに息苦しく、質の悪い睡眠を作り出しているということです。

呼吸の浅さは姿勢のほかにも肥満やストレス、鼻炎などのアレルギーが原因となって引き起こされる場合も多くあります。

のちほど呼吸のトレーニング方法もご紹介しますので、たかが呼吸と思わずに、体の健康にも心の健康にもためになる「深い呼吸」をぜひ大事にしてください!

首や肩がこっていて腕を上げると楽だから

また、呼吸の問題ではなく首や肩がこっていたり四十肩や五十肩で痛みを感じているため、「腕を上げると楽」だからと意識的・無意識的にバンザイのポーズをとる場合があります。

確かに楽に感じるのですが、実際にはバンザイ寝は首肩に負担をかけるどころか、なかった四十肩や五十肩を発生させる原因にもなるので注意が必要です。

背中がガチガチに硬いから

背中の筋肉が硬直していることも原因の1つとなります。

それは呼吸に背骨の位置や肋骨の可動域が深く関係しているからです。

骨を守るように覆っている筋肉がガチガチに硬直してしまっていると、中の骨や、骨の中の肺も十分に収縮することができず、呼吸が浅くなるのです。

また、猫背やストレートネックが原因で背中の筋肉がこわばっていると、仰向けにまっすぐ寝るのが辛い場合があります。

するとバンザイのポーズをとって、背中を楽にしようと無意識に腕を上げてしまうことがあるのです。

寝ている間に無意識に腕を上げるよりも、起きているときに腕を上げたり回したり、肩甲骨をつけたり離したりして背中のこりをとってあげることが大切です。

目や頭部が疲れているから?

無意識のバンザイポーズの原因は、首や肩の不快感だけではなく、実は目の疲れや頭部のこりにもあるのです。

目の疲れ、頭のこりは首や肩のこりにつながります。

毎日同じ姿勢でスマホやパソコンで作業をしていると、目、頭、首、肩すべてに負担がかかるのです。

この生活が原因でバンザイ寝をしてしまう人が多くなっています。

ベッドや敷布団が問題?

あなたが腕を上げて寝ている原因は、ベッドにある可能性もあります。

ベッドや敷布団があまりに柔らかいと、腰が下に沈みこむので体のバランスをとるため腕を無意識に上げてしまうのです。

体は常に「一番楽な姿勢」を探して寝返りを打つのですが、ベッドが柔らかすぎて体が沈んでしまうとうまく寝返りを打てません。

そのため不自然に腕を上げてどうにか腰の負担を減らそうとするのです。

赤ちゃんのバンザイ寝との違い

赤ちゃんのバンザイ寝を見かける機会は多いですよね。赤ちゃんが寝ている画像を見ると、腕を上げて寝ている子がとても多いです。

これはなぜでしょう。

諸説ありますが、まず一つ目は体温が上昇しやすいので体温調節のために布団から手を出すようにして腕を上げる、という習性があるようです。

また、赤ちゃんの臓器はまだ未熟な状態で、どんどん成長するためにも深く呼吸して酸素をたくさん取り入れなくてはなりません。

そのために手を上げて胸を開き、できるだけ肺でもお腹でも空気を取り入れられるようにしていると言われています。

リラックスしているから腕を上げてお腹を見せている、という説もあります。どちらにしても、大人の「身体のSOS」的バンザイ寝とはわけがちがいますね。

腕を上げて寝続けるとどうなってしまうのか?

―体調不良や酸素不足からバンザイ寝になってしまう人が多いことがわかりました。

では、バンザイ寝はいいものなのでしょうか?

どうやらその反対のようです。腕を上げて寝続けると、いったいどんな悪影響が出てくるのかをチェックしていきましょう。

肩から手にかけての動脈が伸びる

動脈は心臓のポンプから送られた血液が全身に流れてゆくための通り道です。

伸縮性があるこの動脈を寝ている間中、上に上げっぱなしにしているとすると、肩から腕にかけての動脈が伸びっぱなしの状態になってしまいます。

これにより血液循環が悪くなり、手の先まで血液が十分にいきわたらず、冷え性の原因になります。

また、起きた時の手や肩の痺れや痛みの原因にもなりますし、長期間続けていると動脈を傷つけてしまう恐れもあります。

起きている間も手を上に上げ続けるなんて不可能なのに、寝ている間に無意識に上げ続けていたら、起きた時疲れ果ててしまうのは当たり前ですよね。

四十肩・五十肩になる

血流が悪くなり、筋肉も傷め、動きが固定されてしまうため骨にも負担が……と、いいことなしのバンザイ寝ですが、なんと、四十肩・五十肩を誘発する原因になるのです!

でもちょっと待ってください。さきほど四十肩・五十肩がバンザイ寝の原因であるとお話ししましたよね。

実は、どちらからも影響し合う負のスパイラルがここにありました。

四十肩や五十肩で肩が痛いからと言って腕を上げて寝てしまうと、さらに悪化させてしまうことになります。

また、ほかの理由でバンザイ寝をしている人も、気づけば五十肩……という事態にならないためにも、肩が痛ければバンザイ寝をしないでいい対策を講じなくてはなりません。

リンパが滞り、むくみやセルライトができやすくなる

血流が悪くなると体が冷えるだけでなくリンパの流れも悪くなります。

老廃物が溜まるとむくみやセルライトの原因にもなり、腕もぐったりと疲れてしまいます。

腕が伸ばれ血管が細くなるばかりか、ずっと同じ体勢でいると血液もリンパも滞ってよくありません。

肩から手の先が冷えて血行が悪くなる

赤ちゃんは布団から手を出すことによって体温調節をしていましたが、大人、特に女性は布団から手を出していると手先の冷え性を悪化させます。

手が冷えると肩こりや頭痛も誘発するのでわざわざ布団から手を出して冷やさない方がよいのです。

腕を上げて寝るのを予防する方法

―ここまで「バンザイ寝」の弊害を数多く挙げてきました。

もしかして私も、と思っているあなたはすぐにでも腕を上げて寝るのを治す方法が知りたいことでしょう。

次はバンザイ寝の予防方法について詳しくご紹介していきますので、体に悪いバンザイ寝をぜひ睡眠時間から追い出してくださいね!

体の血行をよくしてあげる

血行をよくすることで肩や首のこり・痛みを改善してあげるのに有効なのが体を温めることです。

毎日寝る前にお風呂に入って体を温め、筋肉の緊張を解いてあげるだけで、首や肩のこりを楽にしバンザイ寝を予防することができます。

また、ホットタオルや市販のホットアイマスクを使って疲れ目を癒してあげることも首や肩の緊張をほぐすのに有効です。

リンパを流してこりを解消する

首や頭、顔や肩のリンパが滞っていることも肩こりや首こりの原因になります。

日頃から入浴中やスキンケア時にリンパマッサージを取り入れることによってリンパの流れのよい健康な体をつくることができます。

リンパの流れが滞り、老廃物が溜まるようになると免疫力も落ち、美容にもよくありません。

リンパマッサージはリンパの重要な中継地点である「リンパ節」の位置さえ押さえればとても簡単に取り組むことができます。

上半身であれば「耳のうしろのリンパ節」を通って首筋を降り、「鎖骨のリンパ節」へ流すという流れと、指先から「肘の裏のリンパ節」を通って肩、そして「鎖骨のリンパ節」へ流すという二つの流れを意識して優しくなでるようにマッサージをすることでリンパの流れを良くすることができます。

ローションやボディークリームを使って肌が摩擦で傷つかないようにしましょう。

寝返りを打てるようにする

寝具を変えることもバンザイ寝の予防に効果があります。

まず適切な高さの枕を使うことで首や肩のこりが改善され、腕を無意識に上げることがなくなります。

そして腰が沈み込むほど柔らかい寝具を、適度な硬さで安定感のあるものに変えるだけでも自然で快適な寝返りを打てるようになるのでおすすめです。

また毛布や布団を重ねすぎるせいで重くて身動きが取れない可能性もあります。冬はなるべく羽根布団1枚と毛布1枚だけ、もしくは体の下に毛布をもう一枚引くなどの策で防寒対策を済ませましょう。

さらに意外に思われるかもしれませんが、パジャマにも改善の余地があります。

あなたが普段パジャマにしている部屋着は動きにくい素材ではありませんか?また、フードがついているせいで首に負担がかかっていたりしませんか?

高いパジャマを買う必要はありませんが、寝るのに適した素材と動きやすさを持つ部屋着を選択することはとても大切です。

普段意識することはありませんが、冷静になって考えてみると、睡眠時間は人生の1/3をも占めているのです!

この時間に投資することの大切さをわかっていただけるかと思います。

ストレッチや軽い運動の習慣

体が凝り固まっていたり、冷えていたり、リンパが滞っている場合、ストレッチや軽めの運動がおすすめです。

運動をすることで血行がよくなり、代謝や体温も上昇するため体が「元気」になります。疲労や老廃物が溜まっていると、姿勢も悪くなりがちで、呼吸もいつの間にか浅くなってしまいます。

入浴中や入浴後、夜寝る前、そして朝起きてからほんの少しでも良いのでストレッチや散歩をすることを習慣にすれば、あなたの体調不良のほとんどは改善されることでしょう。それほど体を動かすということは人間にとって欠かせないことなのです。

笑顔の習慣をつくる

笑顔にはガンさえ治す効果があると言われていますよね。

毎日パソコンと睨めっこしている現代人は、一日のうちのほとんどの時間を無表情で過ごしています。

首も肩も背中はほぼ動きません。もちろん表情筋もまったく動きません。するとどうなるでしょう。

顔を中心に首、肩、こめかみ、頭部のリンパが滞り、むくんだりたるんだりしてきます。

そして老廃物がたまることでこりを誘発したり、くすみや肌荒れの原因にもなります。

頭痛や目の疲れも悪化させるでしょう。

そんなとき、毎日定期的に、無理にでも笑う習慣をつけるとその時ばかりは顔の筋肉と皮膚が大きく動きます。自然と背筋も伸びるでしょう。

さらに、実際には楽しいことなどなくても、嫌なことがあっても、笑うことで少なからず脳みそが騙されて抗ストレス作用のあるセロトニンというホルモンが分泌されます。

「幸せホルモン」として有名ですね。しっかり口角を上げることが大切です。

ストレスによって肩や首に常に力が入っている人もバンザイ寝になりやすいと言えるでしょう。

笑うことは心にも体にもよい影響があることを認め、どんなときにも笑顔を薬代わりに使ってみてください。

笑う前よりほんのちょっと元気が出ている自分に気づくことでしょう。

ストレス解消・リラックス習慣をつくる

実は呼吸が浅くなる大きな原因に、ストレスがあります。

ストレスが溜まっていくと自律神経系が乱れ、体のいたるところに体調不良が現れます。

頭痛や冷え性、肩こりなどもその1つです。筋肉の緊張や血流の悪さもストレスが原因の場合が多くあります。

そこで、普段からストレス解消を積極的に行っていくことが大切です。

もちろん夜寝ることが身体にも心にも一番の休養になりますが、バンザイ寝の場合には寝ることで疲れてしまうというストレスが加わります。

まずは趣味や遊びに打ち込んでみたり、美味しいものを食べに行ってみたり、友達とおしゃべりをしたりしてストレスを発散する機会を定期的に持つようにしましょう。

また、お風呂やアロマ、音楽やマッサージなどでも積極的にリラックス時間をつくり、自分を労わる習慣をつくりましょう。

歳を重ねるにつれ、体力だけでなく精神力も衰えがちです。

歳をとると強くたくましくなる部分ももちろんありますが、ストレスに弱くなったり今まで耐えられていたストレスに体がまず耐えられなくなり、それにつられて心までボロボロになってしまうケースが多々あります。

女性は生理や更年期でのホルモンバランスの変化の激しさに、体力と気力がなかなかついて行かなくなってくるでしょう。

そんな加齢もしっかり受け止めながら、自分の心と体をケアしてあげることが重要です。バンザイ寝を予防するのもその1つと言えるでしょう。

仕事中にもこまめな休憩を入れる

仕事中に少し手を止めて目の運動をしたり肩や首を回すことも有効な予防策です。

目の疲れや頭のこりがバンザイ寝を誘発する原因でもありましたよね。目はこまめに休めることで疲労の蓄積をかなり減らすことができます。

遠くを見たり、自然の緑を見たり、こすり合わせて温めた両手を閉じた瞼の上に乗せるなどして目を癒してあげましょう。

呼吸法の実践で深い呼吸をする癖をつける

呼吸の浅い人は、バンザイ寝を予防するために普段から深い呼吸を練習する必要があります。

アメリカの大学教授が提唱し有名になった「4・7・8呼吸」という呼吸法は、心を鎮め、ストレスを解消し、深い眠りにもつかせてくれる魔法のような呼吸法です。

やり方はとっても簡単。4秒かけて息を吸い、7秒間息を止めます。そして8秒かけて息を吐き出す。これを繰り返すだけです。

夜ベッドに横たわって実際にやってみると1~2分で眠りに落ちてしまうほどのリラックス効果です!

日常的に強いストレスを感じた時や、イライラしたとき、不安なときなどにこの呼吸法を試してみてください。

ストレスをうまく処理し、リラックスする習慣がつくでしょう。

バンザイ寝以外の寝相の意味とは

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―バンザイ寝には体の不調のサインが隠されていることがわかりました。

では、バンザイ寝以外の寝相をしている人は安心できるのでしょうか?いろんな寝相の意味を紐解いてみましょう。

仰向けで足もまっすぐ

仰向けが一番楽な寝方!という人は、健康体だと言われています。

体にバランスよく体重が乗っかる姿勢のため、寝ている間に体がしっかりと休むことができ、起きた時爽快な気分でしょう。

横を向いて寝る

横を向いて寝ると体のどちらか片方に負担がかかってしまいます。

もし毎日同じ方向を向いて寝ているのであれば、体がゆがむ原因にもなりますので改善が必要です。

体がゆがむと肩こりや腰痛にもつながり、骨盤のゆがみは脂肪がつきやすくなる原因ともなります。

横向きで膝を抱えるようにして寝る

さらに膝を折り曲げ縮こまって眠る人は、寝ている間も背中が曲がっている状態なので、肺や内臓が圧迫され、呼吸が浅くなりがちです。

呼吸の浅さはすでにご説明した通り様々な弊害を呼び起こすため、なるべく胸を開いて眠れる方がよいのです。

うつ伏せで寝る

うつ伏せねは一番おすすめできない寝方です。

確かに体がぺたんと床についていると安心感がありますし、ストレスが溜まっているとうつ伏せ寝になりやすいですが、健康面ではよくないことの方が多いです。

バンザイのポーズや、頬の下にクッションのように手を挟む場合が多いので肩や首に負担がかかります。

さらに真下を向いて寝ることはできないのでどちらかに首を傾けます。

すると頸椎に負担がかかり、首、肩、背中、腰の方にまで悪影響が及ぶ可能性があります。うつ伏せ寝は避けた方がよいでしょう。

バンザイ寝の解消法――肩回りをほぐそう

バンザイは一瞬ならば伸びとしていいですが、長時間眠る姿勢としては危険なものです。

寝具が柔らかくてバンザイをしてしまっている人は、寝具の見直しをしましょう。柔らかいフカフカの布団は気持ちのいいものですが、あまり体にはよくありません。適度な硬さのある寝具に変えましょう。

次に、呼吸を深くできるようにし、首・肩の凝りをとる必要があります。

首・肩の凝りをとるストレッチを紹介しますので、これを続けて、バンザイ寝から卒業しましょう。

肩甲骨回し

肩回りの筋肉を緩めるには、肩甲骨を動かすことが大切です。背中の筋肉が固まっていると呼吸も浅くなりますし、猫背も治りません。

次のストレッチを、肩甲骨を動かすことをイメージしながらやってみましょう。

  1. 両手をそれぞれの肩の上に置きます。
  2. 手の位置を動かさずにひじで大きく円を描きます。
  3. 反対にも肘を回します。

大きくゆっくり何回か回して、そのあとに反対回りをするようにします。徐々に肩甲骨の可動域が広がって、筋肉が緩んでいくのを感じられるはずです。

両手を伸ばして肩回し

両手を伸ばした格好で肩を回すのも肩回りの筋肉がほぐれます。

  1. 両手をまっすぐ前に伸ばして手の指を組みます。
  2. 腕を伸ばして高さを変えずに、肩を回します。
  3. 反対回りも忘れずに行いましょう。

腕の付け根を回すように動かして、肩を動かします。コツとしては、肩をすくめるように上に上げ、肩を耳から離すように肩を下げる、というのを円を描くようにつなげて動かすことです。

初めは慣れませんが、続けていくうちに肩もほぐれてスムーズに回せるようになります。

ゆっくり首回し

シンプルですが、首を回すのも、首のストレッチには効果的です。

体の前面を通るときは息を吐いて、首を後ろに倒しながら動かすときには息を吸うようにして、呼吸に合わせてするとよいでしょう。

あまり早くぐるぐる回すのではなく、じっくりと回している時にそれぞれの筋肉が引き伸ばされているのを感じながら回してください。

特にデスクワークなどで前かがみの姿勢が長い人は、首の後ろが引き伸ばされてしまっているので後ろに倒すときに時間をかけてゆっくり動かすとよいでしょう。

サボテンの手をぱたぱた

こちらは寝転がってするストレッチです。寝る前に試してみましょう。

  1. 仰向けに横になって腕を横に伸ばし、肘を直角になるように上に曲げます。腕はベッドなどの床につけたまま、直角にします。顔の横に掌がくる形ですね。体と腕でサボテンのような形になります。
  2. その手を、肘から上のみ、肘を起点にして動かして、下向きにします。肘と肩が一直線で、掌だけ腰の横におく形です。
  3. これを何度かパタパタと繰り返します。

首から肩までがほぐされるのを感じるはずです。

凝りのひどい人は肩と肘が一直線になりにくいかと思いますが、あまり無理はせず、徐々にほぐして、余裕ができたら肘を肩より少し高い位置に置いて腕を動かしてみてもよいでしょう。

寝っ転がって腕回し

同じく横になってするストレッチです。寝る前や、朝起きてからすると気持ちがいいですよ。

  1. 仰向けに横になった状態で、腕をまっすぐ上に上げて手の指を組みます。
  2. 今度はその組んだ手を離さず、肘も曲げないように注意しながら、手で横に膨らむ楕円を描くように回します。
  3. 初めは小さな円になってしまうでしょうが、徐々に大きな円を描けるようにしていきましょう。
  4. 反対回りも同じくらいやります。

床に肩が当たってほどよくマッサージしてくれます。

腕を上げて寝る「バンザイ寝」は治した方が吉!

人間が一番楽に休めるのはどうやら「仰向け」で足を伸ばして寝る姿勢のようですね!

バンザイ寝で寝ている方は、今日からストレス解消に励んだり、肩こり解消のための努力をしてみてください。

質の良い睡眠のために頑張っていきましょう!

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