アトピー肌はしっかり保湿が肝心!かゆみを少しでも和らげる方法

アトピー肌の保湿ケア 08216

かゆくてつらいアトピー。体質的に持っている方は、けっして少なくありません。

特に女性ですと、かゆみに耐え切れずに掻いてしまうことで、肌にキズができてしまって、それでまたつらい思いをしてしまう方は多いのではないでしょうか?

お医者さんに処方されるお薬を塗るのは、湿疹の状態やキズを治すのにとても大切です。

でも、そんなお薬での治療のほかに、日常生活でアトピーを予防するのにとても大切なことがあるのはご存知でしょうか。

それは保湿ケア。

直接アトピーを治すことはできませんが、とても心強い予防方法と言えます。どうして保湿をすることがとても大切なのでしょうか?

また、どのように保湿ケアをしてあげれば効果的なのでしょうか?今回はアトピーと保湿の関係について、見ていきたいと思います。

アトピー肌は、カサカサになりやすい

アトピーとは先天的な体質であり、赤ちゃんの頃から症状がある方が多いようです。

中には大人になってからひどくなってしまい、悩まされるという例も。そんなアトピー肌、具体的にはどういう状態なのでしょうか?

  • 皮膚が過敏である
  • バリア機能が弱く、外からの刺激に反応しやすい
  • 皮膚に水分をとどめておく力が弱く、乾燥しやすい

今回取り上げたいのは、最後の『乾燥しやすい』という部分についてです。

アトピー肌は、カサカサしていることが多いのではないでしょうか?そしてそのカサカサが、またかゆみに繋がることもあると思います。

乾燥してしまうのは、皮膚の保水力が弱いためです。肌にはある程度の水分が必要ですよね。

これは朝と夜に洗顔したときに、化粧水をつけたあと保湿をするのと同じことです。保水力が弱いので、保湿ケアをすることでそれを助けてあげることができます。

保湿はお風呂に入ったあとで

さて、その保湿ですが、基本的にはお風呂に入ったあとでおこないます。

どうしてお風呂の後かというと、お風呂のあとは肌がとても乾燥しやすい状態にな
っているからです。

肌についた水分が蒸発して、肌に必要なだけの水分まで奪ってしまいます。

なのでそれを防ぐために、皮膚にふたをしてあげるのです。

アトピー肌にとって、お風呂はとっても大切

前項でお風呂の話をしましたが、アトピーの方は「毎日お風呂に入るように」とお医者さんに指導されることも多いでしょう。

これは何故かというと、アトピーには肌の清潔がとても大切なことだからです。

風邪などを引いて数日お風呂に入れなかったりすると、体がかゆくなったりすることがあると思います。

これは皮膚に存在している『黄色ブドウ球菌』という細菌が増殖してしまうためです。

アトピーの方は、刺激に弱く、またバリア機能も弱いのでしたね。なので、増殖した細菌に過度に反応してしまうことがあるのです。

また、細菌の増殖以外にも日常生活で人間は毎日、ほこりなどの汚れが肌に付着します。汚れも刺激になりますので、汚れも毎日きちんと落とす必要があるのです。

さらにお薬を使っている方は、肌の状態をリセットして綺麗な状態の肌に改めてお薬を塗るためにも、お風呂で一度、前日に塗ったお薬を落とすのが大切です。

保湿剤は、あくまでもサポート役

ここまで保湿がとても大切だというお話をしてきて、「やってみよう!」と思ったときに、少し注意してほしいことがあります。

それは当たり前のことですが、保湿剤はお薬ではないということです。キズを治すはたらきはなく、あくまでも予防のためのものなのです。

強いかゆみがあったり、掻き壊してキズになってしまったりしているときは、保湿するのではなく、きちんとお薬を塗って治してあげましょう。

そしてそのかゆみやキズが引いたときに、また保湿ケアをして予防してあげると良いでしょう。

普段、それほどかゆみやキズがひどくないときは、保湿ケアをしてあげる。かゆみやキズがひどいときにだけ、お薬を塗る。

アトピーで悩んでいる方の中には、ステロイドのお薬に抵抗がある方もいらっしゃると思います。でも、症状がひどいときには頼らざるを得ないこともありますよね。

そんなとき、毎日の保湿ケアで予防をすることで、お薬の使用を控えることにも繋がります。

肌に優しい保湿剤といえばワセリン

ワセリンは、保湿ケアにとてもおすすめです。

ワセリンは石油からできているため、少し抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、石油は天然の物質であるので、過度に恐れる必要はありません。純度の高いものを使うのがおすすめです。

ワセリンについての詳しい内容は「ワセリンは乾燥肌・保湿・ケガにも効く!ワセリンの5つの使い方」でご紹介しています。

ただし、ワセリンは日光と非常に相性が悪いことを注意しなければなりません。

ワセリンを塗った状態で日光にあたると、肌にシミなどができてしまうという説があります。

昼間、外に出掛けるときは塗らないほうが良いでしょう。

保湿剤はしっかり落とそう

お風呂の大切さの項目で少しお話ししましたが、保湿剤はしっかり落とすことが大切です。

前項で解説したワセリンは、ベタベタしているので少し落としづらいことがあります。しっかりと石鹸の泡で洗って落としてあげましょう。

お風呂で体を洗うときは、このようなことに気を付けましょう。

硬いタオルを使わない

ナイロン製などの硬い素材のタオルは、肌を刺激してしまいます。

ときには敏感な肌を傷つけてしまうこともあります。アトピーの方にはあまりおすすめできません。

おすすめはやはり、天然素材。綿などのものがあります。その中でも、やわらかい肌触りのものを選んで、肌に与える刺激をなるべく減らすようにしましょう。

ちなみに、泡立てネットなどでしっかり泡を作ったあとに、その泡を手に取って、直接手で洗うという方法もあります。

たっぷりの泡で優しく洗ってあげるだけでも、しっかりと汚れは落とせるのです。

添加物の入ったボディソープは避ける

添加物や化学物質の入ったボディソープや石鹸は、肌を刺激してしまうことがあります。

綺麗な色や、良い香りがついている石鹸は魅力的ですが、着色料や香料として化学物質が使われていることも多いのです。

アトピーの方は、なるべく刺激を抑えられるように、できれば天然素材の石鹸などを選んだほうが良いでしょう。

また、あまりに洗浄力の強いものも避けたほうが良いでしょう。アトピーの方には刺激が強すぎ、肌を荒らしてしまうことがあります。

優しく肌を洗ってあげたら、そのあと保湿をします。

お風呂からあがったあとは、水分が蒸発しやすいのでしたね。なので、できるだけ早く全身の保湿ケアをしてあげるのが理想的です。

アトピー性皮膚炎はこまめな保湿でかゆみを軽減しよう

アトピー肌の保湿ケアについて、今回は見てきました。保湿はとても大切なのですね。

お薬のように肌を治してくれる効果はありませんが、アトピーの症状ができるだけ出てこないように予防してくれる、心強いサポーター。それが保湿ケアです。

毎晩のお風呂のあとの保湿ケアに少し気を配ることで、アトピーの症状が緩和されたという話はとても多いのです。

体全体の肌に保湿ケアをしてあげることで、自分の体のメンテナンスをしてあげることにもなります。

自分の体や体質と向き合って、優しくいたわってあげられると良いですね。

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