足の指が痛いと感じたら!指別で考えられる症状と改善方法

歩くと足指にしびれを感じる。あるいは痛みが出る。さらには歩かなくてもズキズキと足の指が痛む。

少しでも足の指に違和感を感じたら、それは足病変、もしくは重大な病気のサインです。

そのまま放っておくと将来、ひざや腰にまで痛みが広がり、歩くのが困難になってしまったり、あるいは持病を抱えてしまうかもしれません。

痛いのはどの指?痛む指によって病気がわかる

足の指が痛い、違和感がある。それはどの指ですか?痛む指によって疑われる病気が判別できる可能性があります。痛む足の指から疑われる病気を紹介します。


< 親指の痛み >

・外反母趾
足の親指の痛みは、多くの女性が抱える足病変、「外反母趾」の疑いがあります。ヒールのある靴やつま先の狭い靴が親指に負担となり、重症化すると痛みが増し、さらに親指の付け根にある関節が外側に変形してきます。
・痛風
お酒が好き、食べるのが好き、ストレスがある、そして尿酸値の高い人は「痛風」の疑いがあります。風が吹く程度のささいな刺激でも痛みを感じる病気です。靴が履けなくなるほどの激痛のあと、痛みが弱くなったりと変化があるので、医療機関を受診せずに病状が進行してしまう人もいます。

< 人差し指の痛み >

・骨折、脱臼
歩くうちに人差し指に痛みを感じ、やがて激痛になるのと同時に、指の付け根が腫れて熱を持っている場合は、「疲労骨折」、「脱臼」の疑いがあります。疲労骨折はランニングなどの運動で繰り返し同じ部位に負担をかけることにより、起こります。
・外反母趾
親指と同じように「外反母趾」でも人差し指に痛みを感じます。

< 薬指、中指の痛み >

・モートン病
ヒールの靴を普段からよく履いていて、薬指、中指が痺れるように痛むなら「モートン病」の疑いがあります。足指の付け根を手の指で上下に挟むように押すと激痛を感じます。

< 小指の痛み >

・内反小趾
小指が痛むときは「内反小趾」の疑いがあります。あまり聞き慣れない内反小趾は親指側に起こる外反母趾の症状が小指側に起こったものです。

外反母趾の改善方法

外反母趾はヒールの靴やつま先の狭い靴での指への負担が大きな原因となります。まずは足に負担とならない靴に変えることです。

症状が軽度の場合はテーピングやドラッグストアなどでの外反母趾矯正グッズなどでも改善可能です。重症の場合は整形外科などを受診しましょう。

痛風の改善方法

血液検査で尿酸値が3.5~7.0以上の方は痛風となる可能性が高いです。医療機関を受診し、適切な治療、そして食生活など生活改善が必要となります。

骨折、脱臼したときの対処方法

疲労骨折などの場合、同じ部位へかかる負担が原因となります。

治りかけたときに運動再開をしてしまうと再び負担がかかってしまい治りません。運動は1か月以上控えるようにしましょう。

モートン病の改善方法

普段ヒールの靴でよく歩く女性に多い病気です。足指の付け根で歩くことにより負担がかかり発症します。

靴を変えること、応急処置としてテーピングが有効ですが、原因を治すためには医療機関の受診が必要です。

内反小趾

サイズの合わない靴で発症することが多い足病変です。

靴を変えること、軽度の場合はテーピングや運動で改善可能です。重症の場合は手術が必要となります。

その足指の痛み、指ではなく爪が原因かも?

歩く度に足の指が痛む、それは指自体ではなく巻き爪が原因かもしれません。

巻き爪は外反母趾による要因も多いですが、間違った爪切りの仕方や足に合わない靴でも起きる疾患です

巻き爪の主な症状

爪の端が内側に巻いて足指に食い込み、ひどくなると痛みをともないます。

原因
足指が足爪の成長を妨げる深爪、靴などによる足爪への圧迫、外反母趾などの変形による圧迫が巻き爪の主な原因です。
手当
米粒ほどに丸めたコットンを爪と皮膚の間に挟むコットンパッキング法、テープで爪と皮膚の間を広げるテーピング法、フットケア専門サロンなどで施術を受けるワイヤー法やクリップ法などがあります。
予防
深爪をしないこと、足に合った靴を選ぶことで巻き爪の予防になります。

足の指が痛くてかゆみがある場合水虫の疑いあり

足指の間が痛痒い場合は、水虫の疑いがあります。足の指は靴や靴下を履くせいで、水虫になりやすく、そして治りづらい場所でもあります。

趾間型水虫の主な症状

足の水虫でもっとも多いのが趾間型水虫です。足の指の間が痒くなり、患部がジュクジュクした状態になり、痛みも伴います。

症状にはジュクジュクと湿った状態のものと乾燥しぽろぽろと皮がはがれる状態のものがあります。

原因
足が蒸れた状態で長時間いると発症しやすく、また趾間型水虫の人が素足で履いたスリッパなどでも感染します。
手当
早めの医療機関への受診がおすすめですが、軽度の場合は市販の薬でも改善できます。湿った状態の症状にはパウダータイプ、乾燥した状態の症状にはクリーム、軟膏、液状のものがよいでしょう。薬は入浴後のきれいな状態の患部に塗ってください。
予防
足が蒸れた状態を続けないことが予防となります。

エクササイズで足の指の痛みを予防する

足裏の筋力の衰えは、足の指さらには足裏や膝、腰、肩にまで負担がかかります。

一日の終わりには足指ストレッチ、足裏エクササイズで足の指の痛みを予防しましょう。

モートン病を防ぐタオルギャザー
床の上に敷いたタオルの上に立ち、指の付け根を深く曲げてタオルを引き寄せます。左右一度ずつ行います。
足のねじれを改善する足の甲ストレッチ
太ももの上に反対の足の足首を乗せます。片手で足首、もう片方の手で足裏を掴み、ぞうきんを絞るように足の甲を上下にねじります。左右5回ずつ行います。
外反母趾予防する足指ストレッチ
足指一本、一本をつまんで指先側へ伸ばします。左右一度ずつ行ったら、今度は指の間を広げていきます。こちらも左右一度ずつ行います。

足の指の痛み予防は、正しい靴選びがカギ

前述の病気の原因でも合わない靴での足への負担が多くあげられました。

靴の歴史の長いヨーロッパでは、合わない靴の身体への悪影響がよく知られフットケアが常識です。

正しい靴選びのポイントは5つあります。

  • 五本の指がうごかせる足先に余裕がある靴。
  • かかとに小指が入るくらいのゆとりがあるけれど、歩く度にかかと抜けない靴。
  • 紐やストラップ、ベルトなどで調節がきき、甲が圧迫されない靴
  • 三つの条件が揃う靴があったら必ず試し歩きをすること。
  • 靴選びに困ったときは、シューフィッターに相談すること。

しかし、靴の歴史の短い日本人は認識が薄く、ファッションとして靴をとらえている人がほとんどです。

正しい靴選びは足指の痛み予防だけではなく、あらゆる足トラブルの予防になります。

ケガをする前にしっかりと防いでおきたいものですね。

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