最近よく聞く亜麻仁油!体にどんな嬉しい効果があるのか見てみよう

「油」と聞くと「体に悪い」「太る」など、どうしてもマイナスのイメージを持ってしまいがちですよね。

そんな油ですが、便秘解消やアレルギー改善、ダイエット効果があるとされる油があったら、ぜひ一度は試してみたいと思いませんか?

綺麗になりたい女性の味方、「亜麻仁油(あまにゆ)」。

亜麻仁油の正体とは一体何なのか、体にとってどんな効果があるのかご説明します。

「亜麻仁(あまに)」って何?どんな油なの?

最近ではスーパーでも簡単に手に入るようになった亜麻仁油。

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日本では北海道で多く見られる「亜麻」という、約2cm程の小さな薄紫の花を咲かせる植物があり、その植物から採れる茶色いゴマに似た形状をした「仁(種子のこと)」から抽出した油を「亜麻仁油」といいます。

亜麻仁油は、見た目は黄金色で美しいのですが、もともとは食用ではなく、塗料やインクの原料として使われる事が多い油でした。

古くから欧米で「健康ハーブ」として知られていた亜麻仁油について研究した結果、摂取すべきと推奨されていながらも、日本人はなかなか摂取できずいる栄養素がたくさん含まれている事がわかったのです。

亜麻仁油の効果

亜麻仁油に含まれるたくさんの栄養素により

  • 便秘の解消
  • アレルギー症状の緩和
  • 美肌効果
  • ダイエット効果
  • 抗ガン作用
  • 更年期障害の予防、改善
  • 高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防、改善
  • 認知症予防、改善

など、亜麻仁油を摂取する事で私たちの体に様々な効果がもたらされます。

バランスの良い「食物繊維」で便秘解消!お肌もツルツルに!

便秘に良いとされる食物繊維には、納豆やオクラなどのヌルヌル・ネバネバしたものに多く含まれる「水溶性食物繊維」と、ゴボウや切り干し大根などのゴワゴワ・ザラザラしたものに含まれる「不溶性食物繊維」があります。

便秘解消には、水溶性食物繊維1に対して、不溶性食物繊維を2摂取する、1:2の割合が理想とされていますが、日常の中でうまくバランスをとれていない事が多く、どちらかに偏りがちになってしまいます。

その結果、食物繊維をたくさん摂っても便秘が解消されない、便秘が悪化する、などの症状が現れてしまう事があります。

亜麻の仁(種子)には、食物繊維がなんと約28%も含まれており、さらに水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランス良く含まれています。

あれだこれだと食材から摂取する事に悩まなくても、亜麻仁油を摂取する事で解決できるのです。

亜麻仁油はアレルギーやアトピーに効くオメガ3脂肪酸がたっぷり!

花粉症やアトピーなどのアレルギーは、なかなか治らなかったり突然、発症したりと、私達の悩みの種の1つです。

そのアレルギーは、体質にもよりますが症状や原因は様々で、私達が普段、食用としている「油」がアレルギーを引き起こし、悪化させている可能性もあるのです。

食用油は、脂質を作る成分である「脂肪酸」が主成分となっており、さらにこの脂肪酸は油の性質によって「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の大きく2つに分けられます。

飽和脂肪酸とは、主に常温で固形になるものが多く、体内で固まりやすいのが特徴で、代表的なものとして、バターやラード、肉類の脂肪など動物性の脂肪があげられます。

現代人は飽和脂肪酸を摂りすぎる傾向にあるとされ、アレルギーを引き起こしたり、過剰な摂取は中性脂肪や高コレステロールなどの原因につながる事もあるので、注意が必要です。

一方の不飽和脂肪酸とは、常温で固まりにくい性質を持ち、亜麻仁油やベニバナ、コーンなど植物性の脂肪があげられます。

不飽和脂肪酸には、さらにオメガ9と呼ばれる「一価不飽和脂肪酸」とオメガ3とオメガ6に分類される「多価不飽和脂肪酸」があり、血液をサラサラにしてくれたり、アレルギー症状の緩和、脳の活性化など、私達の体にとって良い効果を与えてくれます。

その中でも今回、注目したいのは多価不飽和脂肪酸である「オメガ3脂肪酸」です。

厚生労働省により、生活習慣病の予防効果があると認められており、現代人の摂取量が不足している事からも、ぜひ、体内では作り出す事ができないオメガ3脂肪酸を、食材から取り入れて欲しいのです。

体にとって重要な働きをするオメガ3脂肪酸。なんと亜麻仁油の成分の半分以上がオメガ3脂肪酸というから驚きです。

しかも1日小さじ1杯程度で必要量を満たすとされ、毎日摂取するのにも苦にならない手軽さが魅力です。

細胞を元気にするリグナンを摂取することができる

女性ホルモンはストレスや不規則な生活で乱れやすく、乱れてしまうと生理不順、更年期障害、自律神経失調症などを始め、乳ガンや子宮ガンなど女性特有の疾患につながることもあります。

そんな仕事に家事に忙しく、ホルモンバランスが乱れがちな女性に摂って欲しいのが「リグナン」という成分です。

リグナンは、抗菌作用や体のサビを取ってくれる作用を持つ、ポリフェノールの一種なので、摂取する事で体の細胞を元気に若々しくしてくれます。

また、年齢とともに減少していく女性ホルモン「エストロゲン」と同じ作用があり、亜麻仁油に含まれるリグナンの割合が高い事から、「アマリグナン」とも呼ばれるほど、女性特有の症状や疾患に効果を発揮します。

それだけではなく、エストロゲンは脂質の代謝にも大きく関わっているので、減少し、ホルモンのバランスが乱れがちになると、太りやすく肥満傾向になる事もあります。

健康のためだけではなく、ダイエット効果を望む人にもぜひ摂取して欲しい成分です。

今日から試したい!ところで亜麻仁油ってどんな味?

女性の体にとって良い事だらけの亜麻仁油。

スーパーやネット通販でも様々な種類の亜麻仁油が購入できるようになり、味もいろいろ出てきています。

亜麻仁油を食した事のある人は、「生臭い」「なんとなく苦い」「クセが強い」など、独特な風味として表現する人が多く見受けられます。

しかし、亜麻仁油は「産地」や「製法」によって味が異なり、数多く種類があるからこそ、自分に合った亜麻仁油を探す楽しみもあります。

亜麻は比較的、寒い地域での栽培がメインの為、亜麻仁油の原料は主にカナダ、ニュージーランド、中国、アメリカなどを産地としているものが多くなっています。

日本で作られている亜麻仁油はなんと北海道のみ!

日本では北海道のみでの栽培となっているって知っていましたか?

国産の亜麻仁油となると種類も少なく、値段も高めになってしまうのですが、海外のものに比べると、これぞ亜麻仁油!といったような風味の強さと上品さを感じます。

また、亜麻仁油は人によっては、産地によって味が違うと表現する方もいます。

産地 味の乾燥
カナダ産 オリーブオイルの味に似ている
ニュージーランド産 すっきりとフルーティーな味わい
アメリカ産 ナッツ系の味

それぞれテイスティングをしてみて、長く取り入れられそうな亜麻仁油を見つけていきましょう。

ただ、体にいいと言われる亜麻仁油(アマニオイル)ですが、どうしてもあの独特の味が苦手という人もチラホラ・・・

そんな人には、こちらで亜麻仁油の美味しい食べ方をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

▼「亜麻仁油をおいしく食べる方法」についてはこちら↓

食べるだけじゃない!夜のスキンケアにも使える亜麻仁油

摂取する事で健康をもたらしてくれる亜麻仁油。実は塗る事で肌の保湿をしてくれるという美容効果もあるのです。

夜の洗顔後、乾燥がひどいようであれば仕上げに亜麻仁油を1、2滴、手のひらに伸ばしてから顔につける事で、肌の保湿力が高まります。

また、夜に足や腕を軽くマッサージする際の、マッサージオイルとしても使えます。

「夜の洗顔」「夜のマッサージ」と、「夜」を強調して使用する事をオススメしたのには訳があります。亜麻仁油だけに限りませんが、日中、太陽に当たる事で油の酸化がすすみ、変質し、肌荒れを引き起こす可能性があります。

亜麻仁油を保湿として肌に使用する際は

  • 使用する前に腕の内側に少量の亜麻仁油を塗り、1日肌の様子をみるパッチテストを行う
  • 紫外線により、酸化がすすむので日中の使用は避ける
  • 夜に少量を塗ったとしても、翌朝の洗顔で洗い流す事
  • 現在、使用している塗り薬などがあれば、医師と相談する事

これらを守り、実践してみてください。

私は口の周りなどの乾燥がひどい時に、亜麻仁油を指先にちょっと取り、寝る前に塗ってから寝ます。

シャンプー前に亜麻仁油で頭皮マッサージ!

亜麻仁油には頭皮や髪を健康にしてくれる作用もあります。

いつものシャンプーの前に頭皮を亜麻仁油でマッサージし、数分置き、いつも通りシャンプーとトリートメントをすると泡もなめらかになり、髪に潤いも感じるようになります。

頭皮が清潔になる事で、乾燥によるフケなども抑える事ができきるでしょう。

最近、髪に元気がない、頭皮の乾燥が気になる、という方は一度、試してみてください。

亜麻仁油は全身に使える万能オイル!

ここまで、亜麻仁油の使い方や食事でも取り入れやすい方法をご紹介してきました。

体にいいことばかりの亜麻仁油ですが、酸化しやすいというデメリットを持っているため、使い始めたらなるべく早めに使い切ることをおすすめします。

また、亜麻仁油を摂取しているからといって、体調がすぐに良くなるわけではありません。体調の変化・食生活のバランスを見ながら取り入れていけるといいですね。

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